闘え!文庫魂

空手を愛する熱い仲間たち
金沢文庫木元道場生におくるメッセージ

小林正樹初段誕生

2020年06月13日 | 道場日記
今週の月曜日に木元師範より、黒帯と昇段状を授与していただき、晴れて今日から黒帯を締められた小林正樹初段。

先週、今週と伊部指導員のご事情により、メインで指導をしていただきました。

朝、道場に着くと、この日を待ちわびた小林初段が道場の前に。。。
緊張と喜びに満ちた後ろ姿。

稽古に来てくださった皆さんも素晴らしい面々でした。ありがとうございました。

今回の昇段審査は、コロナの影響で、一切、応援、見学者もなく、木元師範と審査対象のいる指導員の先生方の見守りの中、組手は昇段者同士のみという制約の中行われました。

共に稽古をしてきた先輩や仲間達、応援、支えて来てくださったご家族の皆さんにはきっと生で見て欲しかっただろうと思います。
いろんなことを飲み込んだ上で、共に審査を受ける皆さんと夢であったその日を乗り越えられたんだと思います。

小林さんは、渡辺道場時代も稽古生でいらしたことがあり、昔の極真時代を知る方でもあります。一度は空手から離れたこともありましたが、吉岡が文庫道場を出させていただいたことに深い縁を感じて再び空手を始め、茅ヶ崎から稽古に通ってきてくれています。
昔バイクで大怪我をして、その後遺症を抱え、時には注射を打ったり、治療しながらも試合に出場、お仕事場所の変更や痛み止めが効かない中でも、稽古を続け、合宿や北山田道場で師範からのご指導も賜り、晴れて昇段審査を受審する資格を得ることができました。

きっと私達の知らないことも沢山あったのだろうと思います。
それでも自分を信じて諦めず、センセーの指導や言葉や思いを信じて、念願の黒帯を取得されました。

少年部のみんなにとっては、毎年お楽しみ会や大掃除を手伝ってくださっているので、顔なじみでもあると思います。全関東のスタッフも欠かすことなく手伝ってくださってきました。

私が小林初段に感じるのは、空手や道場やセンセーや仲間に対する変わることのないピュアな思いです。

よく、センセーが「畏敬の念」という言葉を使いますが、どんなに辛いことや諦めそうなことがあっても変わらぬ、空手を大切に思う気持ちを忘れないという行動にあると思います。

黒帯さんは道場の宝であり、初段はさらに黒帯さんとしての始まりでもあります。
どうか、これからも文庫道場を宜しくお願いいたします。

本当におめでとうございました。
押忍










みんなで昇段をお祝いする日が、1日でも早くやってきますよーに。