第24回神奈川県ウェイト制大会2021年9月18日(土)県立武道館にて開催されました。
型でフミヤ、組手でジン、セナ、コトネ、タクミ、カイトが優勝しました。
型特別入賞部門、フミヤはリュウセイとの同門決勝。リュウセイのスピードのある動きに対して力強い動きでフミヤが制します。フミヤは次からはドリーム部門への挑戦となります。これをドリームフェスティバルへの足掛かりとしてもらいたいと思っています。
カイトは道場では入って来た手の力がまた抜けて2:3で敗退。しっかり握りましょう。
シオリはとても上手でしたが相手の方が少しだけ上手くてこれも2:3の惜敗。次はいけるぞ。
タクミは後ろの膝を伸ばして引き手は胸の高さに引きましょう。
ソウタ、ヤマト、リュウジは力が入りすぎたり勢いがありすぎて、決められた形やバランスから「はみ出て?」います。これを改善するのは反復練習あるのみです。
組手部門。
コトネがついに初優勝を果たします。梅澤彩音初段の妹で道場では大人しい印象。大器の片鱗は覗かせるも、「そろそろ審査受ける?」「そろそろ試合出る?」と聞いても首を横に振るばかり。お姉ちゃんの偉大さと、間近でその大変さを見てきたからこそ一歩を踏み出せずにいたのでしょう。そして4年。
コトネとシオリの同門決勝でコトネの下段連続蹴りで見事優勝。足掛け5年の初優勝。嬉し泣きしているコトネの頭を負けたシオリが「泣かないで。」とポンポンしたそうです。何と可愛いふたり。良いライバル関係で成長して欲しいです。
もう一つの同門決勝、ジンとフミヤ。余りの体重差(30kg対44kg)に出場について打診したところ「やりたいです。」とジン。それからの二人は稽古の中でお互いを良い意味で意識しあいとてもよい稽古を積みました。パワーで攻めたいフミヤを上段蹴りで牽制して、早いパンチで攻めるジン。隙を突いてのジンの上段の蹴りが決まり技あり。しかしながら、終了間際、フミヤの上段蹴りがジンの顔面を捉えます。充分な威力はあったと思いますが、同時にジンがインローを合わせてフミヤを崩したため技有りならず。ジンが勝利します。
素晴らしい戦いでした。
その一歩を踏み出してくれたからこその素晴らしい瞬間。皆に感謝したいと思います。またその一歩を道場と共に待ってくれたご家族の皆様にも感謝致します。
型で負けた悔しさからか、組手ではしっかり握った正拳の連打で前に出て初優勝を飾ったカイト。やればできるぞ
前回の涙から笑顔になったタクミの初優勝。アニキ、やったね。
とんでもなく強い2人を退けて優勝。とんでもない男、セナ。ドリーム新人戦3位は伊達じゃ無い。こんどは全関東だ。
リュウセイ、今回は悔し涙。泣けるのは頑張った証拠。一品増やしてもらったおがずででっかくなれ。
ソウタ、ヤマト、リュウジ。皆決勝での敗退だったのだけど、勝ち切る集中力を身につけるには稽古の詰めの部分が大事になってきます。力はついてきているのだから頑張ろう。
投函が遅くなってごめんなさい。今日新潟で行われる北陸大会に向かう新幹線の中で書いています。
昨日同様素晴らしい戦いを見せてくれるでしょう。
「BUNKO STORONG(文庫道場よ 強くあれ)」
押忍。
吉岡