28日、29日あたりはうっかり監督さんが言ってくる可能性はありますが、来週でほぼ今年の仕事はおしまいですね。
来週の月曜日は今年最後の大変過酷な一日になりました。
もう、今から入れてくれと言っても無理なだけ入りました。
竣工検査ばかりなので、手持ち物件がどんどん減ってきます。

「 介護者の気持ち 」
でも、今の手持ち物件、物件が少ない時期より多いので、まだ当分仕事を引っ張ります。
春になる頃には無くなると思うのですけど、今はお昼を食べさせに帰らなくてはならなくなったので、どうしても仕事をしていると無理が出ます。
話には良く聞いていますけど、
単独在宅介護は厳しいですね。
まさにアル中になるか鬱になるかの二択。
介護も介護される人が明るいとずいぶん違うと思います。
母の場合、毎朝 「 入院したい 」 とか 「 どこかに入れてくれるとあんたが楽になる 」 などと、せっかくそれまで、今日も楽しく、と料理して母の部屋に運ぶとそこで気持ちを地獄に突き落とされます。
食事もまず最初に、多い こんなに食べられない から始まります。
栄養状態が悪くなると褥瘡になる危険も大きくなるのでいろんな食材を使って考えているのに、最初にこう言われると、そこでも気持ちが地獄に落ちます。
地獄があるとすればこの世のことだな と思います。
その後、 おいしい などと言われても全然うれしくないし。
ただ、私の場合自分を客観視してポジティブな性格なのでまだ救われていますけど。

「 ペットロス について 」
紫苑さんが亡くなって5日間ほど食欲が全くありませんでしたが、今は立ち直っています。
仏壇スペースもちゃんとできて朝晩水とお線香をあげています。
紫苑さんにそっくりのオブジェも香箱坐りのものと寝ている姿のものを買って、坐っているものは良く外を眺めていたコピーの上に、寝ているのは彼が良くいた食器棚の上に置いて、毎日話しかけています。
お骨はそれを納めるようにできているペット用の仏壇に納めて、位牌もそれに並べています。
どうせ一生忘れることなどできないのですから、いつも一緒にいることにしました。
いろいろなグッズを置くとかえって辛いかなと思いましたけど、どうやら私の場合これは良かったと思います。
帰って、玄関に出てくることは無いし、2階にいるのを呼んでトコトコ降りてくることはありませんけど、いつも一緒にいる気がしています。
15年一緒に暮らしたのですから、とうぶん寂しさも一緒ですけど、これは仕方ありません。
やがて時間が彼との思い出を整理してくれて心の波を鎮めてくれることでしょう。

平成27年、私にとっていろいろな転機の年でした。
振り返ってみるといつもの年とは全く違った年になりました。
私が高齢者になった。
母が90歳の誕生日を境にほぼ寝たきりになった。
仕事をリタイアする決心をした。
紫苑さんが亡くなった。
車を手放した。
いろいろな転機の一年となりました。

でも、紫苑さんの供養、心の整理も何とかなりそう。
そして母も何とか年を無事に越せそうです。
今日は 訪問リハビリと入浴 ま、平和かなと。