朝、ダンナを送りだしてから、仙台駅の観光案内所に向かいました。
「日帰りで女性一人でも行かれて、紅葉がきれいで、できたら日帰り温泉に入れるところを教えてください」
と、相談したら「作並温泉か秋保温泉」と教えてくれました。
秋保温泉はバス1本で行かれるとのことで、路線バスに揺られること1時間ちょっと。
「こんな街中に温泉があるの?」 フツウの住宅街です。
バス停を降りてすぐの立派なホテル「瑞鳳」でトイレを借り、「見どころ」や「日帰り温泉」の情報をもらいました。
施設も立派だし、スタッフもとても親切でした。
拝借したホテル「瑞鳳」のトイレです(笑)
案内された通り、遊歩道を下ると、すぐそこに車が走る道路があるとは思えない別世界になります。
『磊々峡』です。渓流と巨岩が織りなす迫力ある景色です。正直、コワイです。
いきなり山中に一人だし、怖かったです。巨岩は不気味でした。
3~40分の行程と教えてもらいましたが、早足で歩いたので25分ぐらいでした。
覗き橋から、まだ渓谷沿いに歩くこともできたのですが、車道に戻りました。
秋保里センターでは「菊とひな人形」が飾られていました。
足湯もありましたが、後でゆっくり温泉につかるつもりなのでパス。
里センターから「湯元」までは温泉旅館もあまりなく、普通の田舎道(舗装してある車道)を歩きました。
湯元の公共浴場に入ろうかと思いましたが、狭そうでやめました。
せっかくだから気持ちのよい温泉に入りたいもん。
また、のんびり歩きました。だいぶ疲れてきました。めぼしい「日帰り温泉」はありません。
いえ、沢山あるのですが、判断に迷ってしまい・・・
結局1時過ぎるころ、疲れたしお腹もすいたしで「木の家」というところでランチにしました。
川原では「いも煮会」をしている人たちもいましたが、おひとり様の私は「いも煮定食」1100円也。
初めて「いも煮」を食べましたが、白菜、里芋、こんにゃく、キノコ類、お豆腐、豚肉などが入った味噌仕立てで美味しかったです。
ボリューム満点。この「木の家」ではコーヒーがおススメだったようですが、お腹に隙間がありませんでした。
「湯元」からずいぶん歩いて来たこのあたりは紅葉がすばらしく、「来た甲斐あったなあ!」と、思いました。
これが、dewさんの言ってらした「紫陽花の紅葉」でしょうか?
遠景の山のモミジは携帯のカメラではあまりよく撮れません。
さて、いよいよ待望の日帰り温泉と、思いましたが大変な混雑。
それにお風呂に入って、また歩いて、バスに乗ってという気力がなくなり、温泉は次回にしました。
湯元のバス停に着いたら、次のバスまで1時間弱あります。
お風呂に入るにはチト時間不足、仕方なく、バス停の前の大きなホテル「佐勘」でお茶を飲みました。
鎧が飾ってあったり、博物館の様な由緒正しいホテルのようです。
紅茶も美味しく(お値段も良いけど)、お土産にダージリンを2つ買いました。
お茶を頂きながら案内を見たら「仙台駅までの無料送迎バスが30分後にある」とのこと。
お茶やお土産購入だけでも利用できるとのこと、乗せていただくことにしました。
このホテルもスタッフが親切で行き届いていました。
が、肝心の「若女将」?が感じ悪いです。
ちょうど3時頃のチェックインタイムで和服姿の女性が、玄関でお客様のお出迎えをしていたのですが
チェックアウトする人には「ありがとうございました」もなし。
この時間にチェックアウトするのは「日帰り客」ですからね。「上客」ではないとみたのでしょうか?
にこりともせず、知らんぷりして立っているだけでした。アレでは、ダメですね!
大女将が文化の日に叙勲したそうですが、若女将の教育は行き届いていないようです。
いささか憮然としながらバスに乗りましたが、無料で仙台駅まで直行してくれて、こりゃ快適。
行きの路線バスは街中を走りますが、帰りは観光道路の様な道路でノンストップ。
さて、朝9時にダンナのマンションを出て、仙台駅に戻ったのが午後4時。
読んでくださっている方もお疲れですよね。
続きはまた明日にします。長々読んでくださってありがとうございました。