夏祭り。
毎年この時期になるとTVは、夏来る!ということで京都の祇園さんの様子を放送する。
だが、博多っ子は、夏!と言えば山笠。祭りと言えば山笠なのだ!
祇園は京都だけではない。博多祇園山笠を忘れて貰っちゃ困るったい。
『京都のコンチキチキ、コンチキチなどと、ふーたんぬるいごとやっとるのは、いっちょん祭りやなか!』
標準語の字幕はこちら↓
『のんびり、のんびりやっているのは、全然祭りではない!』。
少なくとも博多っこに言わせるとそうなる。
こっちは『オッショイ!』の掛け声と共に命がけで山を昇(か)いているのだ!
博多と言えば山笠で、山笠と言えば博多なのである。
『山笠があるけん博多たい!』とまで言い切ってしまうほどだ。なんだかカッコいい。
それほど、博多っ子にとって一大イベントの山笠がいよいよ始まる。
いや、正確には既に山笠は始まっている。
そういえば、九州地方は大雨とニュースでやっていたが大丈夫だろうか。
博多を含めて福岡市内は、結構雨に弱い。
クライマックスは今度の日曜日に行われる『追い山』で、博多は興奮のるつぼと化す。
だが、残念ながら私は福岡出身だが博多っ子ではない。
かといって、博多っ子が羨ましいのかというと全くそんな事はない。
日本3大祇園は、京都、博多、そして小倉。そう我が地元にも祇園はある!
無法松の一生で有名な小倉祇園太鼓があるのだ!
京都が『コンコンチキチキ』、博多が『オッショイ!』なら、小倉は『やっさやれやれ!』だ。
なんだか、いい感じだ^^v
さらには、何も博多山笠だけが山笠ではない。
これまた、我が地元北九州にも、山笠はある!そんなに有名ではないが。
人呼んで北九州市 夏の3大山笠!があるのだ!
私も、夏と言えば山笠でなのは博多っ子とは変わりませんが、
私のとっての山笠は3大山笠全部なのです!
ご紹介しましょう!『北九州市 夏の3大山笠』を!
まずは黒崎祇園山笠! 別名『喧嘩山笠』
岸和田の『だんじり』も、その荒っぽさで有名だが、黒崎祇園も負けちゃいない!
こういう山を↓

コマのようにその場でクルクル回す↓
☆黒崎祇園『回り練り』☆
(サイト最下部の『黒崎祇園山笠 祇園劇場』をクリック。)
ちなみに、この「回り練り」はマジでキツイです。
つづいては小倉祇園山笠!
そう、日本3大祇園の一つ小倉祇園太鼓は、別名太鼓山笠とも呼ばれ、
正式名は小倉祇園太鼓山笠というのです!
無法松の銅像はこちら↓

JR小倉駅北口にあります。
でも、これでは音が聞こえませんね。
よって、無法松の暴れ打ちはこちら↓
☆秘技!無法松の暴れ打ち☆
暴れ打ちもいいですが、山車打ちも私は大好きです。
最後は、戸畑大提灯大山笠!
「光のピラミッド」で有名。別名『提灯山笠』とも呼ばれる。
戸畑提灯大山笠の最大の見せ場は、
幟山笠↓が、

たちまち提灯山笠↓に

たちまち様変わりする場面です↓
☆変身!戸畑提灯山笠☆
そしてこれが『光のピラミッド』↓

どうですか?どれもこれも最高ですね!
まさに史上最強の3大山笠です
先程、地元と書いてしまいましたが、正確には準地元です。
私の田舎は、古くは五木寛之の『青春の門』、
最近ではリリーフランキーの『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』で有名になった
バリバリの筑豊です。いわゆる川筋モンです。
だから、北九州市は地元ではありません。
ですが、産まれは小倉だし、高校は八幡西区に通っていたので、北九州市は準地元と言えます。
現に私は、3大山笠のうち、小倉祇園太鼓と、黒崎祇園は制覇しています。
観戦したことを言っているのではありません。観戦だけならとっくに完全制覇しています。
私は、ちゃんと祭りに参加し、小倉では太鼓を叩き、黒崎では山車をグルグル回していたのです。
これは地元のモンしか参加できないのですから、私は地元のモンということになります。
戸畑提灯山笠を制覇すれば、前人未踏の北九3大山笠完全制覇!の偉業を達成できたのですが。
残念ながら、もうこの先チャンスはないでしょう。
そんな私の準地元である北九州市は、新日鉄八幡が景気の良い頃は財政も潤っていたのですが、
鉄鋼産業が斜陽を迎えると共に、衰退の一途を辿っていきました。
何とか復興の糸口をと、製鉄所の跡地にNASAと提携までして、
スペースワールドという宇宙体験をコンセプトとしたテーマパークをぶっ建てました。
開園当初は、国内と言わず、お隣さんの韓国、中国から大挙して観光客が訪れていたのですが、
今ではすっかり閑古鳥が鳴いています。
ちなみにスペースワールド駅前で下りれば、JRAウィンズ八幡まで歩いて5分です。
このウィンズも閑古鳥が鳴いていますけどね。
まあ、あと30分電車に乗れば小倉競馬場に行けるし、
北九は元々、馬よりもボートを得意種目とするオヤジが多いので、しょうがないのかもしれませんね。
で、景気の良かった頃の夢よ再び!というわけで北九州市が起死回生の勝負手を放ちました。
それは、上で紹介した3大山笠を一気にまとめてやってしまおう!という何とも豪気な企画なのです。
ご紹介しましょう!これぞ起死回生の一発逆転大企画!
その名は・・・・・・・・
『わっしょい百万!夏まつり!』
でも、もう少し気の効いたネーミングを付けられなかったのでしょうか?
地元の私も書いてて少し恥かしくなりました^^;
百万というのは、政令指定都市の条件である人口百万人の事を指しています。
まあ、百万人の力を合わせて、北九州を盛り上げていこうではないかという意味です。
阪神大震災の復興の時に神戸が掲げた『がんばろう!神戸!』に比べると、やはりネーミングがなあ。
この企画が始まった当初の20年前は、知名度も低く観光客もそれほど集まらなかったように記憶してます。
が、最近では、高知県とタイアップしたようで、日本全国の『よさこい』好き(こんな言葉あるのかなあ?)を集めて大会をやっちゃおうという、これまた大胆な企画を思いついたようです。
その名も・・・・・・
『わっしょい YOSAKOI 北九州』!
って、今度はどこのお祭りなのか分からなくなりました^^;
ま、浅草がリオとタイアップして『浅草サンバカーニバル』を企画し、
なかなか盛り上がっているのを見て思いついたのでしょうね。たぶん。
またまたネーミングはイマイチですが、今ではすっかり地元に定着し、他県からの観光客も来るようになり、結構な観光資源となっているようです。
めでたしめでたし。
すみません。
長くなったので、次回へつづきます。
毎年この時期になるとTVは、夏来る!ということで京都の祇園さんの様子を放送する。
だが、博多っ子は、夏!と言えば山笠。祭りと言えば山笠なのだ!
祇園は京都だけではない。博多祇園山笠を忘れて貰っちゃ困るったい。
『京都のコンチキチキ、コンチキチなどと、ふーたんぬるいごとやっとるのは、いっちょん祭りやなか!』
標準語の字幕はこちら↓
『のんびり、のんびりやっているのは、全然祭りではない!』。
少なくとも博多っこに言わせるとそうなる。
こっちは『オッショイ!』の掛け声と共に命がけで山を昇(か)いているのだ!
博多と言えば山笠で、山笠と言えば博多なのである。
『山笠があるけん博多たい!』とまで言い切ってしまうほどだ。なんだかカッコいい。
それほど、博多っ子にとって一大イベントの山笠がいよいよ始まる。
いや、正確には既に山笠は始まっている。
そういえば、九州地方は大雨とニュースでやっていたが大丈夫だろうか。
博多を含めて福岡市内は、結構雨に弱い。
クライマックスは今度の日曜日に行われる『追い山』で、博多は興奮のるつぼと化す。
だが、残念ながら私は福岡出身だが博多っ子ではない。
かといって、博多っ子が羨ましいのかというと全くそんな事はない。
日本3大祇園は、京都、博多、そして小倉。そう我が地元にも祇園はある!
無法松の一生で有名な小倉祇園太鼓があるのだ!
京都が『コンコンチキチキ』、博多が『オッショイ!』なら、小倉は『やっさやれやれ!』だ。
なんだか、いい感じだ^^v
さらには、何も博多山笠だけが山笠ではない。
これまた、我が地元北九州にも、山笠はある!そんなに有名ではないが。
人呼んで北九州市 夏の3大山笠!があるのだ!
私も、夏と言えば山笠でなのは博多っ子とは変わりませんが、
私のとっての山笠は3大山笠全部なのです!
ご紹介しましょう!『北九州市 夏の3大山笠』を!
まずは黒崎祇園山笠! 別名『喧嘩山笠』
岸和田の『だんじり』も、その荒っぽさで有名だが、黒崎祇園も負けちゃいない!
こういう山を↓

コマのようにその場でクルクル回す↓
☆黒崎祇園『回り練り』☆
(サイト最下部の『黒崎祇園山笠 祇園劇場』をクリック。)
ちなみに、この「回り練り」はマジでキツイです。
つづいては小倉祇園山笠!
そう、日本3大祇園の一つ小倉祇園太鼓は、別名太鼓山笠とも呼ばれ、
正式名は小倉祇園太鼓山笠というのです!
無法松の銅像はこちら↓

JR小倉駅北口にあります。
でも、これでは音が聞こえませんね。
よって、無法松の暴れ打ちはこちら↓
☆秘技!無法松の暴れ打ち☆
暴れ打ちもいいですが、山車打ちも私は大好きです。
最後は、戸畑大提灯大山笠!
「光のピラミッド」で有名。別名『提灯山笠』とも呼ばれる。
戸畑提灯大山笠の最大の見せ場は、
幟山笠↓が、

たちまち提灯山笠↓に

たちまち様変わりする場面です↓
☆変身!戸畑提灯山笠☆
そしてこれが『光のピラミッド』↓

どうですか?どれもこれも最高ですね!
まさに史上最強の3大山笠です
先程、地元と書いてしまいましたが、正確には準地元です。
私の田舎は、古くは五木寛之の『青春の門』、
最近ではリリーフランキーの『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』で有名になった
バリバリの筑豊です。いわゆる川筋モンです。
だから、北九州市は地元ではありません。
ですが、産まれは小倉だし、高校は八幡西区に通っていたので、北九州市は準地元と言えます。
現に私は、3大山笠のうち、小倉祇園太鼓と、黒崎祇園は制覇しています。
観戦したことを言っているのではありません。観戦だけならとっくに完全制覇しています。
私は、ちゃんと祭りに参加し、小倉では太鼓を叩き、黒崎では山車をグルグル回していたのです。
これは地元のモンしか参加できないのですから、私は地元のモンということになります。
戸畑提灯山笠を制覇すれば、前人未踏の北九3大山笠完全制覇!の偉業を達成できたのですが。
残念ながら、もうこの先チャンスはないでしょう。
そんな私の準地元である北九州市は、新日鉄八幡が景気の良い頃は財政も潤っていたのですが、
鉄鋼産業が斜陽を迎えると共に、衰退の一途を辿っていきました。
何とか復興の糸口をと、製鉄所の跡地にNASAと提携までして、
スペースワールドという宇宙体験をコンセプトとしたテーマパークをぶっ建てました。
開園当初は、国内と言わず、お隣さんの韓国、中国から大挙して観光客が訪れていたのですが、
今ではすっかり閑古鳥が鳴いています。
ちなみにスペースワールド駅前で下りれば、JRAウィンズ八幡まで歩いて5分です。
このウィンズも閑古鳥が鳴いていますけどね。
まあ、あと30分電車に乗れば小倉競馬場に行けるし、
北九は元々、馬よりもボートを得意種目とするオヤジが多いので、しょうがないのかもしれませんね。
で、景気の良かった頃の夢よ再び!というわけで北九州市が起死回生の勝負手を放ちました。
それは、上で紹介した3大山笠を一気にまとめてやってしまおう!という何とも豪気な企画なのです。
ご紹介しましょう!これぞ起死回生の一発逆転大企画!
その名は・・・・・・・・
『わっしょい百万!夏まつり!』
でも、もう少し気の効いたネーミングを付けられなかったのでしょうか?
地元の私も書いてて少し恥かしくなりました^^;
百万というのは、政令指定都市の条件である人口百万人の事を指しています。
まあ、百万人の力を合わせて、北九州を盛り上げていこうではないかという意味です。
阪神大震災の復興の時に神戸が掲げた『がんばろう!神戸!』に比べると、やはりネーミングがなあ。
この企画が始まった当初の20年前は、知名度も低く観光客もそれほど集まらなかったように記憶してます。
が、最近では、高知県とタイアップしたようで、日本全国の『よさこい』好き(こんな言葉あるのかなあ?)を集めて大会をやっちゃおうという、これまた大胆な企画を思いついたようです。
その名も・・・・・・
『わっしょい YOSAKOI 北九州』!
って、今度はどこのお祭りなのか分からなくなりました^^;
ま、浅草がリオとタイアップして『浅草サンバカーニバル』を企画し、
なかなか盛り上がっているのを見て思いついたのでしょうね。たぶん。
またまたネーミングはイマイチですが、今ではすっかり地元に定着し、他県からの観光客も来るようになり、結構な観光資源となっているようです。
めでたしめでたし。
すみません。
長くなったので、次回へつづきます。