☆史上最強の法則-海外支局☆

☆The Unrivaled Principle in History☆

お詫びと訂正~小倉第8R芝2000m!

2007-07-21 11:34:12 | 競馬
昨夜、とういうか本日未明、意識が朦朧となりながら記事を書いたせいで、
あろうことか超イケテル企画
わっしょい百万 夏まつり!
夏のG1第2弾!~小倉第8R
芝1800mと勘違いしてしまい、2回小倉芝1800mの傾向を掲載してしまいます。

ここに心よりお詫びすると共に、2回小倉芝2000mの傾向を掲載し、
また、公開予想も訂正の上、掲載いたします。
訂正と言っても、◎オープンセサミに変更はなく、連下である△の1頭である
スペシャルウィーク産駒の⑭ウィンバーディクトを
芝2000mで傾向の出ているロベルト系の①トミケンラビッドに変更したのみです。

2回小倉芝2000mの血統傾向↓


2回小倉3日第8Rの出走馬↓


え?何も謝らなくてもいいですって?
いや、いや、こういうのはきちんと・・・・・

へ?誰も私の印など当てにしてないから、気にするなですって?・・・・・・

おあとがよろしいようで。



<了>



最強新聞Vol.9~函館記念~大楽勝特別号!

2007-07-21 05:46:17 | 競馬
さあて、この記事で今週の公開予想は全て終わりとなります。
明日、明後日は社員旅行で離島に行きますので、ブログは更新できません。

おそらく次回のブログ更新は月曜日の夜になりますが、
まあ、その頃は、きっとみなさんは大儲けしているのは間違いなく、
遅ればせながらワイハー旅行の計画を立てていると思いますが。

今週のラストを飾るのは函館記念です!
これまた大楽勝です!

まずは、函館記念の過去の血統傾向から↓

■SS系は買ってはいけない。

■父側はND系を中心に。
中でも、NJ系、DZ系、SW系。
父NJ系:2-1-0(05年&06年は今年も出走しているエリモハリアー)
父DZ系:2-1-0
父SW系:1-1-0(00年1着、01年2着の馬はクラフトマンシップ)

■母父側はNR系を中心に。
中でもNB系。
母父NB系:4-2-0(父側の注意書きに準じる)

以上を踏まえ、最強新聞Vol.9をご覧下さい↓

なんともまあ、見事にSS系が揃いましたね。
でも、みーーーーーんな用無しです。
買ってはダメですよ!

■①ナムラマース:DZ系×SW系。
これ以上の説明は入りません。

■相手は母父側の主流であるNB系を持つ馬にしました。
が、④エリモハリアーが今回は一枚割り引きました。
そう、毎年毎年函館記念に連対させるほど世の中は甘くはありません。

■⑪シルクネクサスの父ロベルト系は昨年3着の父に来ていることもあり、
こちらを上位に取りました。

■大穴の★は、ここでは実績№1の⑦マイソウルサウンドを抜擢。
やはりハンディキャッパーは各馬の事をよく知っているようで、前2走2桁着順の同馬のハンデを56kgに設定しています。
これは、同馬の実力はまだまだ衰えていないとハンディキャッパーが見ている証拠です。

■私と全く相性の悪い1番人気確実の②アドマイヤフジですが、
ただでさえ追い込んで届かない、じれったい競馬を繰り返しているのに、
トップハンデの57.5kg。
ますます追い込んで届かなくなっちゃいますね。
一銭も要りません。

と、私が買わないときに限って来るのです。この馬は・・・・・・
だから、みなさんは買ったほうがいいと思いますよ!
私は我が道を行きます。

☆函館記念の勝負馬券☆
単勝:①10000円
馬単:①⇒⑪8000円
馬単;①⇒④、⑦各1000円

合計20000円


みなさまのご健闘をお祈りしながら、私は離島に行ってきます!

おやすみなさい。


<了>


わっしょい百万夏まつり~夏のG1第2弾!+音無君

2007-07-21 05:10:56 | 競馬
いよいよ、夏本番。
我が地元の黒崎で今日から祇園が始まっている。
しかも、北九州市3大夏祭りに数えられる
黒崎祇園山笠小倉祇園太鼓の2大祭りが同時開催されるのである!
まさに夏祭りにふさわしい演出だ。

当初は日曜日の小倉第11Rの足立山特別を
夏のGI5連発!第2弾に指定していましたが、
なかなか傾向が掴めずに苦労していたので、他の小倉芝中距離戦に変更しようかと思い、出走表を眺めていた所・・・

見つけちゃいました!
史上最強の私の法則『休養明けの音無君は2戦目まで狙える』に該当する馬を!

というか、先日『今週の音無君』(読んでない方は過去記事を漁ってみてください)でリストアップをしていた音無君ちの勝負馬が1頭いたのです。
残念ながら、私が最も期待している被疑者スマイルフォライフではありませんが。

『休養明けの音無君』も加わり、祭りはまさに最高潮!といった感じになってきました。

あ!本番の祇園祭りのクライマックスは日曜日ですので、お間違いなく。
これから公開する土曜日のレースで勝負すれば、ラクラク新幹線あるいは飛行機代は稼げますから、祭りには充分間に合います。
みなさん!是非、一度、黒崎&小倉のW祇園を体験してみてください。

だが、これだけでは終わらないのが、私が発案した超イケテル企画
北九州市復興支援企画
『わっしょい百万 夏まつり』の真骨頂!

まずは2回小倉芝1800m戦の血統傾向から↓

先週は台風の影響で馬場が悪化してしまい、今週の傾向には役に立たないと思いがちですが、心配無用です!

思い出してください。小倉芝中長距離に関する史上最強の法則を。

史上最強の法則~小倉芝中距離編~
『小倉芝中距離戦は欧州だ!』

『エルコンは小倉がお好き!』

です。思い出しましたか?

元々小倉の芝は欧州だ!なので、馬場が渋れば渋るほど欧州だ!の傾向が強まるだけなので、心配はご無用なのです。

さあ、いきますよ!心の準備はいいですか?

わっしょい百万 夏祭り!
~黒崎&小倉W山笠記念~
夏のGI第2弾!の威力をとくとご覧あれ↓



おおおおおおお!そのまんまです!
これぞ北九州市が誇る、W祇園の威力、否、パワーなのです!

■⑫オープンセサミ
説明は入りませんね。
約8ヶ月の休養明け初戦を一叩きし、今回は2戦目です。
最近、一体何処へ行ったのやら全く居所が分からない見習い小僧は、前走で勝負して痛い目にあったようですが、勝負は今回なのです。

■③ギオンパワー
これまた説明不要ですね。

■残りの△は、血統傾向を見て押さえました。
⑦ビーオブザバン:父キングスベスト=キングマンボ系。
◎の『開け!ゴマ!』の父もエルコンドルパサー=キングマンボ系です。
同系を押さえるのは血統馬券の基本です。

⑩ダンツサクラと⑪ノッティグサン
共に父が先週猛威を奮ったNJ系です。
仮に今週、良馬場でも大丈夫です。NJ系は欧州系なのですから。
また、谷繁厩舎の2頭出しというのも勝負気配がプンプンしていてイイ感じです。

⑭ウインバーディクト
父スペシャルウィークは先週1着に来ています。
そう、小倉中距離戦の史上最強の法則の3つ目
『スペシャルウィークも小倉がお好き!』をお忘れなく。

☆勝負馬券☆
単勝:⑫10000円 ③10000円
馬連:③=⑫10000円
馬単:③⇒⑦、⑩、⑪、⑭ 各2000円
   ⑦⇒③2000円

そして、これは絶対に買わなければいけない
馬単:③⇒総流し 各1000円
馬連:③⇒総流し 各1000円

合計 66000円!

興奮しすぎて、1レースに使う予算2万円をはるかにオーバーしてしまいました^^;
ま、お祭りだからヨシとしましょう!

なんせ、黒崎&小倉のW祇園祭りなのですから!

わっしょい百万円!




<了>


PS ☆真面目なお願い☆
   被疑者スマイルフォライフは一体どうなったんでしょうか?
   こんな時に、見習い小僧がいれば丸投げするのですが、行方不明の今となっては、どうしようもありません。
   どなたかご存知の方がいらっしゃれば、コメント投稿して下い。
   よろしくお願いします。
   あ!見習い小僧の行方ではなく、スマイルフォライフの行方です。
   勘違いしないでくださいね。
  

サマー2600GP~横津岳特別~超カンタン!

2007-07-21 04:07:19 | 競馬
明日から1泊2日で社員旅行のため、日曜日のレースを枠順確定を待って予想する事ができません。
また、本来であれば土曜日の結果を踏まえて傾向を読まないと意味がないのですが、
まさか、可愛い従業員に向かって『競馬の予想するから俺は行かない!』とは口が裂けても言えません。

よって、
日曜日に行われる
サマー2600GP~函館Bブロック第3戦第10R横津岳特別は、
枠順確定前の段階で予想を公開します。

前回は、思わず長考してしまった私ですが、今回は超早差しでいきます!
なにしろ簡単すぎますから^^v
みなさんも、過去記事にある『サマー2600GPシリーズ~途中経過発表』を参考にしながらお読み下さい。
笑っちゃうくらいに簡単ですから。

では、いきます!

ね、なーーーんも考えんでヨカでしょうが?

■団体の部~父で目下1位のロベルト系を父に持ち、同じく団体戦~母父の部で1位のNJ系を母父に持つ
レスト
で本命は決まりです!
ここまで僅か1秒です。

■相手は、これまたカンタン、カンタン。
団体戦総合1位のNJ系を父か母父に持つ馬を連下に選べば、ハイ出来上がり^^v


よって、
☆サマー2600GP函館Bブロック第3戦の勝負馬券☆
単勝:レスト 11000円
馬単:レスト⇒サンデーコバン、ヒルクライム、ラストベガ 各1000円
馬連:馬単と同じ相手に各2000円

合計 2万円

いやあ、これでこの企画も報われるってなもんです。
この企画やってよかったなあ。いやマジで!


楽勝!


<了>

サマー2600GP~函館Bブロック第2戦~第8R松前特別

2007-07-21 03:39:20 | 競馬
前回、沈思黙考した結果、私がはじき出した結果はこちら↓

以下、私の沈思黙考を長々と。

■このレースは1000万下である。
その賞金は
1着:1480万
2着:590万
3着:370万
4着:220万
5着:148万

5着でも148万円も!貰える。しかも、このレースは7頭立て。殆どタダ貰い同然である。

■血統面に魅力を感じないのはスピード重視の配合の④エキゾーストノート。

■サマー2600GPシリーズ総合1位のニジンスキー系を母父に持つ⑥ネヴァートルネードであるが、父ミスプロ系が気に入らない。

■①ラッキーリップス
前々回発表したように、『サマー2600GPジョッキーズシリーズ』の1位独走中の柴山騎手なのは魅力。もちろん血統面も○だ。
が、この馬、500万下を2勝している。
500万下に出走した前4走を見てみると、2着⇒1着⇒4着⇒1着。で今回が昇級初戦。
もし、この馬が上のクラスでも通用するのであれば、最初の500万を勝ったあとは、1000万下に挑戦するのが王道だろう。
が、そうしなかった。これは明らかに賞金稼ぎの馬である。
1000万下に挑戦しても将来は目に見えているので、チマチマと賞金を稼ごうという魂胆がミエミエである。前走も柴山騎手を配している。そう、前走こそが勝負駆けだったのである。
今回は『出がらし』状態での出走である。この馬を頭にはしてはダメだ。まあ、柴山君ならヒモには持ってくるかもしれんけどね。

■②エプソムアルテマ
函館帝王の異名を取る藤田が騎乗するが、その藤田は芝2600mでは芝山には勝てていない。
ここは、必ずや柴山マークで動くハズだ。
1枠を引いた柴山は、前走と同じくスローの逃げ。何度も何度も同じ手は食うものか!とばかりの隣枠の藤田が柴山のハナを叩く。
藤田が逃げを打てば、競りかけるヤツはそういない。横山ノリを除いては。
だが、この馬もまた賞金稼ぎの馬である。
これまでの通算成績【3-4-5-23】。これ以上、出世した所で重賞には手が届くまい。
よって、この馬も軸には出来ない。が、最強師匠の法則『内枠の藤田は買い!』があるので無視する訳にはいかない。まあ、7頭立て、しかも長距離戦で内枠も外枠もあったもんではないと思うが。

■③アドマイヤカイト
函館帝王・藤田に唯一喧嘩を売る事ができる横山騎乗。私が、長距離戦で最も信頼を寄せているノリであるが、サマー2600GPジョッキーズシリーズでは、全くダメだ。ここらで一発欲しい所だが。
騎手は魅力でも、血統面がどうもピンと来ない。
だが、この馬には他の魅力がある。この馬はまだ3歳だ。しかもデビュー戦が5月19日と、超遅いデビューだ。これでは、ダービーに間に合うはずもなく、3歳クラッシク最後の菊花賞を目指すのは当然である。そう、ここを勝てば菊花賞が見えてくるのだ。
あるいは、長距離を試してみて、もしダメなら中距離路線へ変更という手もある。何しろ未だ3戦しかしていない未知の魅力が、この馬にはある。

同じく3歳馬は他にも2頭いる。

■⑤エルソルダード。
これは私が、『今年の夏休みはワイハーで!の法則』を企画し、最後のフィナーレを飾るべく、渾身の◎を打ったにもかかわらず、7頭立ての6着!しかも勝ち馬から4.5秒差、約30馬身差を付けられての惨敗という、今世紀最大のオチを見せてくれたアノ馬だ。
が、よく見てみると、前走は休み明けで、馬体重が+18kg!これじゃあ惨敗してもしかたない。
だって、ちょっと小太りのマラソンランナーって見たことありますか?ないですよねえ?
マラソンランナーは、みな痩せてます。でないとスタミナが持ちません。
ということは、今回はキッチリと馬体を絞ってくることが予測されますが・・・・・
鞍上が前走と同じ勝浦というのがねえ。ジョッキーズシリーズでは、3着2回の11位タイに位置しています。
ここを勝てば菊花賞も見えてくるのに、鞍上強化してきていないのが、④に比べれば一枚割り引かざるを得ません。

■最後に残った⑦マンハッタンスカイですが、この馬は血統が凄く気になります。
父マンハッタンカフェの母父は、リボー系です。そのリボー系を母にも持っているのです。
調べたら、リボーの7×5でした。まあ、クロスとは言いませんが、重厚なリボーの7×5というのが、明らかに長距離を目指して配合された馬に思えて仕方ありません。
鞍上も先週、2600m戦で1勝を上げた岩田君ですので、心配ないでしょう。

と、ここまでの所の1着候補は③と⑦に絞られてきたのですが・・・・・・・・・・・・・・

ん?岩田君?

アドマイヤムーンをG1馬に導き、ダービーではアドマイヤオーラを武から降ろして岩田君にスイッチまでした程、近藤リーチオーナーと蜜月時代を築きつつある岩田が、なぜアドマイヤカイトに乗らないんだ?????

しかも、③のデビュー戦は岩田君ではありませんか!
まあ、その後の2勝は都合がつかなかったので、代打ノリに頼んだのでしょうが、ポンポンと2連勝してしまい、ここでスイッチしようにも出来ない状況になってしまったのは分かりますが。

それよりも、私は沈思黙考のお陰で、大変な事に気づいてしまいました。

こうです↓

リ『おい!岩田!分かってんだろうな!』

岩『ハイ!頑張ります!』

ボコッ!(←メットの上から殴られた音)

リ『アホ!頑張らなくていいんだよ、頑張らなくて!』

岩『はあ・・・・・・』

リ『いいか、俺はダービー馬主だけど、菊花賞は獲った事がねえんだよ!菊が!
  菊が欲しいんだよ!』

岩『はぁ・・・・』

リ『俺はなあ、菊はカイトでと思ってるんだ!カイトで菊を獲りてえんだよ!
  いいか!分かったな!』

岩『でも・・・・・』

ボコッ!ボコッ!(←今度は2発殴られました)

リ『っんとに、お前は頭悪いなあ!いいからカイトの邪魔だけはするんじゃねえぞ!』

岩『・・・・・・・・』

リ『じゃないと、これからは俺の馬にはもう乗せねえ!!!!

ここで岩田は勇気を振り絞り、恐る恐るリーチ様に聞いてみた。

岩『で、で、でも、他の馬はどうするんですか?』

リ『がははははは!心配するな、大丈夫、大丈夫!
  他のジョッキーにも同じように言ってあるから!
  何たって競馬で一番偉いのは馬主なんだからよ!
  俺が一言、もう乗せねえぞ!って言ったら、みんな快く引き受けてくれたよ!  これだよこれ、馬主の楽しみは!がはははは・・・・』

岩『そ、そ、そうなんですか・・・・・』

リ『な、ここは素直に俺の言うこと聞いておいた方がお前の身のためだぞ。
  なあに心配するな。ここを勝って菊に出れれば、そのときはまた、
  ダービーの時のようにノリを降ろして、お前を乗せてやるから。
  な、分かったか!』

岩田君、涙声で・・・・・

岩『オ、オ、オーナー!ありがとうございます!』

とまあ、沈思黙考すれば、こんな会話まで見事に再現できるわけです。
ということで、勝負馬券は、

③アドマイヤカイトの単勝に2万円!




<サマー2600GP~函館Bブロック第3戦につづく>


沈思黙考

2007-07-21 02:10:29 | 競馬
サマー2600GP函館Bブロック第2戦である、2回函館3日第8R松前特別をお届けします。
出走馬はたったの7頭。よく『少頭数は荒れないので面白くない』と耳にしますが、それは単なる錯覚です。
フルゲートであろうが、7頭立てであろうが、荒れるときは荒れるし、堅く収まるときは堅くおさまるのです。ただそれだけのことです。
忘れもしません。サイレンススズカの宝塚記念の時、私は確か7頭立ての中山のレースだったと思いますが、万馬券を射止めたことがあります。
私は、万馬券とはユメユメ思わず普通に馬券を買ったのですが、配当を聞いてビックリしたのを覚えてます。
私の記憶の中では、むしろ少頭数の方が荒れるようなイメージがあります。
おそらくそれは、みなさんが勝手に『少頭数のレースは荒れない』と思い込んでいて、知らず知らずのうちに、人気あるいはオッズを頼りに購入していて、所謂、馬の実力とか展開などが無視されている結果、『え!そんなにつくの?』となるのではないでしょうか。

また、私は多頭数よりも少頭数の方を好みます。なぜなら、血統構成はもちろんの事、各馬のローテ、厩舎の思惑、レース展開など色々な角度から、じっくり推理することができるからです。フルゲート18頭ともなると、とてもじゃないけでそんなことは不可能です。

以前、私が赴任していたN.J.で、ある外資系金融メジャーに勤める方から聞いた実話です。
将来の幹部候補生であるスーパーエリートの新入社員達は、ファーストクラスで本社のあるN.Y.に招待され、いきなり課題を与えられます。
その課題とは『カジノに行き、資金を増やして帰ってくること』です。設定金額はありませんが、元金は1万ドルです。1セントでもいいから増やして帰ってくればいいのです。

さて、みなさんならどうしますか?

このスーパーエリート達は、丸1日をかけ、アレやコレやと分析を始めます。
まずは、どのゲームが勝つ確率が高いのか?バカラにするのか、ルーレットか?はたまたブラックジャックか?
そしてゲームを決めると、次はどうすれば勝てるのか?について、また分析を始めます。
一番勝つ確率の高いゲームを選択し、一番勝つ確率の高い賭け方を研究するのです。

そうしてはじき出した結論を元にカジノへ向かうのです。
N.Y.から一番近いカジノは、N.J.州にあるアトランティックシティーですが、車で行くと4時間もかかってしまいます。
ですが、金融メジャーはやる事が違います。今度はヘリコプターをチャーターし、カジノまで新入社員を
連れて行きます。
そして、皆で決めた通りに1万ドルを賭けるのです。
私が聞いた方の場合は、見事に勝利したとの事ですが、負けても採用取り消しなどにはならないそうです。

このオリエンテーションで、経営トップが新入社員に叩き込みたかったのは、
『90%の戦略と9%の行動力が大切である。あとの1%は神のみぞ知る。』と言うことだったようです。
日本語で言う所の『人事を尽くして天命を待つ』と同じ意味です。

1秒の間で巨額が動くマネーマーケットの世界では、一瞬の判断が命取りとなります。
『即座に戦略を立て、実行に移す。あとはマーケットに聞け!』というスタイルを植えつけるための訓練との事です。

私が帰任する時に、ユダヤ系アメリカ人の営業部長から同じ言葉を贈られました。
『99% of strategy and just do it ! It is the life. Good Luck ! 』
今でも覚えています。

ということで、行動に移す前にジックリと戦略を練る事のできる少頭数のレースが私は大好きです。
マネーマーケットと競馬じゃあ、スケールが違い過ぎますけどね^^;
まあ、同じお金を賭けているのだから、ヨシとしましょう。

沈思黙考。
とかく時間の流れが速くなった現代でも、ジックリと考える時間は生きていくうえで必要不可欠なことだと思います。

なんだか、長くなったので次回へ続きます。