早いもので今年も残すところ6カ月と少し。気が付けば宝塚記念の時期がやってきた。
一体、今年は幾ら負けているのかは分からないが、マーメイドSを引っ掛けたくらいでは追いつくはずもなく、例年以上に負けが込んでいるのは確か。
新聞や雑誌代、交通費、飲食代。特に府中開催の時は、勝っても負けても帰りに「ゆたか亭」で一杯引っ掛けてから帰るし、勝ったら勝ったで、おねえちゃんのいる店に行って散財。そこに予想に費やした時間をお金に換算すると、一体幾らになるのやら。怖すぎて確かめる気もおきない。まさに現実逃避。
上半期の負け分を一気に取り戻すのは到底無理だが、せめて有終の美を飾って、夏競馬の旅打ち資金を捻り出したいものだ。と、思うのは毎年のことなのだが、未だ一度も実現したことがない。
■人気■
90年以降の過去22年で、1番人気は【9-8-1-4】と、馬券圏外に消えたのは4頭(95年サクラチトセオー7着・シンボリクリスエス5着・タップダンスシチー7着・ウォッカ8着)で、勝率40.9%、連対率77.3%、複勝率81.3%と、抜群の安定感を誇る。が、近年では06年のディープインパクトを最後に優勝馬は出ておらず、目下5連敗中である。
また、1~3番人気が揃って馬券圏外に消えたのは、ヒシミラクルが勝った03年の1回のみで、馬券に軸は1~3番人気から選んだ方がよさそうだ。
ちなみに12番人気以下は【0-0-0-62】と、一度も馬券になったことがない。
■ファン投票1位■
過去22年でファン投票1位に選出された馬が出走しなかったのは、5回(92年メジロマックイーン、96年ナリタブライアン、02年ジャングルポケット、08年・09年ウオッカ)。出走した場合の成績は【5-7-3-2/17】と、勝率29.4%、連対率70.6%、複勝率88.2%と、1番人気のそれと比べて複勝率では上回るものの、勝率で約10ポイント、連対率で約7ポイント下回り、信頼感は若干落ちてしまう。
しかし、ここに「本番でも1番人気」という縛りをかけてみると、【5-6-0-1/12】(唯一の着外は03年シンボリクリスエスの5着)となり、勝率41.7%に回復し、連対率・複勝率は91.7%と、ほぼ鉄板級の堅軸となる。
一方、ファン投票1位に選出されながらも、本番ではファンに見切りをつけられた2番、3番人気の馬は、2番人気【0-1-1-0/2】(05年ゼンノロブロイ3着、07年メイショウサムソン2着)、3番人気は【0-0-2-1/3】(95年ライスシャワー競争中止、98年エアグルーヴ、04年リンカーン3着)と、ライスシャワーを除けば全て馬券対象になっているが、一度も勝ったことがない。
馬券とファン投票は別ということか。まことファンというのは現金でもあり、そして賢い。
今年のファン投票1位はオルフェーヴル。阪神大賞典で「逸走しなければ」とか「まともに走っていたら」とタラ・レバ理論を振りかざし、オレフェーヴルで何もなし!と、煽りに煽った各メディアであるが、今回は手の平返しで、体調面あるいは内面的な不安要素を喧伝している。
果たして本番での人気は如何に?データ的には、オルフェを勝たせるのも負けさせるのも、あなたの一票次第ということだ。
一体、今年は幾ら負けているのかは分からないが、マーメイドSを引っ掛けたくらいでは追いつくはずもなく、例年以上に負けが込んでいるのは確か。
新聞や雑誌代、交通費、飲食代。特に府中開催の時は、勝っても負けても帰りに「ゆたか亭」で一杯引っ掛けてから帰るし、勝ったら勝ったで、おねえちゃんのいる店に行って散財。そこに予想に費やした時間をお金に換算すると、一体幾らになるのやら。怖すぎて確かめる気もおきない。まさに現実逃避。
上半期の負け分を一気に取り戻すのは到底無理だが、せめて有終の美を飾って、夏競馬の旅打ち資金を捻り出したいものだ。と、思うのは毎年のことなのだが、未だ一度も実現したことがない。
■人気■
90年以降の過去22年で、1番人気は【9-8-1-4】と、馬券圏外に消えたのは4頭(95年サクラチトセオー7着・シンボリクリスエス5着・タップダンスシチー7着・ウォッカ8着)で、勝率40.9%、連対率77.3%、複勝率81.3%と、抜群の安定感を誇る。が、近年では06年のディープインパクトを最後に優勝馬は出ておらず、目下5連敗中である。
また、1~3番人気が揃って馬券圏外に消えたのは、ヒシミラクルが勝った03年の1回のみで、馬券に軸は1~3番人気から選んだ方がよさそうだ。
ちなみに12番人気以下は【0-0-0-62】と、一度も馬券になったことがない。
■ファン投票1位■
過去22年でファン投票1位に選出された馬が出走しなかったのは、5回(92年メジロマックイーン、96年ナリタブライアン、02年ジャングルポケット、08年・09年ウオッカ)。出走した場合の成績は【5-7-3-2/17】と、勝率29.4%、連対率70.6%、複勝率88.2%と、1番人気のそれと比べて複勝率では上回るものの、勝率で約10ポイント、連対率で約7ポイント下回り、信頼感は若干落ちてしまう。
しかし、ここに「本番でも1番人気」という縛りをかけてみると、【5-6-0-1/12】(唯一の着外は03年シンボリクリスエスの5着)となり、勝率41.7%に回復し、連対率・複勝率は91.7%と、ほぼ鉄板級の堅軸となる。
一方、ファン投票1位に選出されながらも、本番ではファンに見切りをつけられた2番、3番人気の馬は、2番人気【0-1-1-0/2】(05年ゼンノロブロイ3着、07年メイショウサムソン2着)、3番人気は【0-0-2-1/3】(95年ライスシャワー競争中止、98年エアグルーヴ、04年リンカーン3着)と、ライスシャワーを除けば全て馬券対象になっているが、一度も勝ったことがない。
馬券とファン投票は別ということか。まことファンというのは現金でもあり、そして賢い。
今年のファン投票1位はオルフェーヴル。阪神大賞典で「逸走しなければ」とか「まともに走っていたら」とタラ・レバ理論を振りかざし、オレフェーヴルで何もなし!と、煽りに煽った各メディアであるが、今回は手の平返しで、体調面あるいは内面的な不安要素を喧伝している。
果たして本番での人気は如何に?データ的には、オルフェを勝たせるのも負けさせるのも、あなたの一票次第ということだ。