☆史上最強の法則-海外支局☆

☆The Unrivaled Principle in History☆

府牝の法則4~千八傾向

2009-10-18 08:08:08 | 牝馬の法則
『府中牝馬Sオカルト現象』を決め手にしようかと思ったが、該当馬が結構いて絞り切れないので、参考までに今開催の東京芝1800mの傾向を。

父SS系が3連勝中の府中牝馬Sだが、0-3-1とこれまで1勝もあげていない当該コースの傾向を見る限りでは頭では買いたくない。
コースの傾向で注目すべきは、父SS系よりも、先週2着のウオッカをはじめ、昨日の8Rで1着と3着の父に入ったBTのラインだ。また、4R全てにリボー系を保持している馬が、必ず1頭は3着以内に入っている点も見逃せない。

◎ ⑯ニシノブルームーン…タニギム×アルザオ
府中牝馬Sの血統傾向では、ロベルト系は04年3着のスティルインラブの1回のみなのは気になるものの、別定のG3なら上がり馬にもチャンスはある。また、父タニギムはウオッカの父でもあり、『オカルト現象』にも当てはまる。

相手本線は目下3連勝中のSS系×ノーザン系の馬で、且つ父がリボー系内包馬のこの馬を。
○ ⑤ブーケフレグランス…ダンスインザダーク×ノーザンテースト

そして単穴には、今開催で距離を問わずに、よくお目にかかるヌレイエフ系を持つこの馬を。
▲ ⑦チェレブリタ…ブラックホーク×アンバーシャダイ

他にも色々と気になる馬はいるが、アレコレ買っても当るのは一つなので、ここまで。

=つづく=



 



府牝の法則3~オカルト

2009-10-18 03:00:37 | 牝馬の法則
府中の杜には魔物が棲んでいる―
ことは、既に業界では常識。
そんな非科学的なオカルト現象が、この府中牝馬Sにも存在するのだ。
こちら↓

●2003年
・毎:2着母父レッドゴッド系ブラッシンググルーム⇒府:1着の母父
・毎:3着の母父リファール系⇒府:3着の父

●2004年
・毎:1着母父ノーザンテースト⇒府:2着母父
・毎:2着母父ネヴァーベンド系⇒府:2着父

●2005年
・毎:2着父グレイソブリン系⇒府;1着の父、母父

●2006年
・毎:1着、2着がSS×ノーザン系⇒府:1着と3着が父SSで、1着がSS×ノーザン系

●2007年
・毎:2・3着がSS系×ノーザン系⇒府:1着SS×ノーザン系で、1~3着が父SS系

●2008年
・毎:3着アドマイヤベガ×ノーザン系⇒府:1着が同じ血統構成

と、馬場改修となった03年以降、毎日王冠で3着以内に入った血統、しかも大系統ではなくて、その枝の小系統、あるいは同じ血統構成が、毎年必ず府中牝馬で3着以内に入っているのだ。
果たして、今年のオカルト現象は如何に?

=つづく=




府牝の法則2~相違点

2009-10-18 02:15:12 | 牝馬の法則
父SS系の活躍という共通点がある毎日王冠と府中牝馬Sだが、実は相違点もあることも見逃してはいけない。

毎日王冠では過去23年で、6枠が9-2-3と圧倒的に優勢だったのだが、データ集計期間の違いはあるにせよ、過去17年間では、府中牝馬Sでは取り立てて枠順の優劣は見当たらない。

そもそも、毎日王冠では12頭立て以下の少頭数が大半であったのに対し、府中牝馬では多頭数での施行条件が多いのだが、念のために馬番別成績も調べてみた。

一応、これまで3着以内に一度も入ったことのない、所謂デスナンバーを灰色で塗ってはいるが、他の馬番もドングリの背比べ。

別定のG2なら格がモノを言い、ハンデ戦のG3なら上り馬を狙うのが基本だが、この府中牝馬Sは別定のG3というなんとも中途半端な設定。
大橋巨泉の格言が意味する『府中の千八は強い馬が勝つ』に当てはめるなら、ここは格がモノを言うのではなかろうか。


=つづく=

府牝の法則1~共通点

2009-10-17 19:25:37 | 牝馬の法則
 あれほど『開幕週には手を出すな!』と忠告したにもかかわらず、愛馬のデビューもあって、サクッと10万両ほどやられた偶然番長をはじめ、ウオッカの頭から勝負して、仰け反ってしまったみなさん!
府中の仇は府中で―
そして、千八の仇は千八で何倍にもして取り返しましょう♪

先週行なわれた毎日王冠から1週後に同じコースで行われる府中牝馬S。
そこには、密接な関係があるはずだ、否、ないとおかしい。
まずは、改装なった03年以降の府中牝馬S血統傾向過去6年↓


で、03年以降~今年までの毎日王冠血統傾向過去7年↓

【毎日王冠と府中牝馬Sの共通点】
父SS系が中心
毎日王冠では過去7年で父SS系が3-2-3で、府中牝馬では過去6年で3-2-3。
しかし、毎日王冠では2年連続父SS系が3着なのに対し、府中牝馬では父SS系(いずれも×ノーザン系)が3連勝との違いには注意しておきたい。

また、いずれのレースでも父SS系以外では、ナスルーラ系のグレイソブリン系やネヴァーベンド系の活躍も押さえておきたい。
ちなみに毎日王冠で2年連続して人気を裏切ったウオッカに父タニギムと、昨年の府中牝馬1着のブルーメンブラッドの父アドマイヤベガは、ともに母父グレイソブリン系であることを付け加えておく。


=つづく=




デ杯の法則3~総括

2009-10-17 18:00:00 | ダービー馬を探せ!2010
○△1で馬券は当ったものの、◎が6着では本当の意味での的中とは言えない―
単なる結果オーライ。少々は儲かったものの全く面白くない。が、『デ杯の3つのキモ』が有効であることは証明されたのが、唯一の救いか。
と、ちょっぴり贅沢なことを言いつつ、デ杯の血統傾向更新。

1着はSS系×ノーザン系で、これでタキオンは2-1-1となり、タキオン産駒の1着・3着のセット馬券が成立。また、2着の父、3着の母父はダート血統が入った。

というわけで、これは立派な法則として使えそうなので、来年も忘れないようにしましょう♪
☆デ杯の法則☆
1.SS系×ノーザン系
2.ダート血統
3.セット馬券


みなさんもどこかにメモっておいた方がいいですよ。

=おしまい=

デ杯の法則2~京芝傾向

2009-10-17 01:49:20 | ダービー馬を探せ!2010
デイリー杯2歳S血統傾向再掲↓

ここは『デ杯を当てるための3つのキモ』に従って、予定通りに…
◎ ⑫タガノエリザベート…スペシャルウィーク×ストームキャット
SS×ノーザン系且つ母父がダート血統のストームバード系。

相手はセット馬券狙いで、◎の母父と同系の父を持つこちらの2頭。
△ ①エイシンアポロン…ジャイアンツコーザウェイ×サドラーズウェルズ
△ ②アグネスティンクル…ジャイアンツコーズウェイ×アファームド


だが、この2頭が本線ではなくて、勝負どころはこれ↓
○ ⑤リディル…タキオン×ダンシングブレーヴ
血統構成は、SS×ノーザン系でキモに当てはまり、当該コースはこれまで施行されていないものの、父タキオンは今開催の芝コースで1-1-3。

そして、最後に単穴としてこちらをあげておく。
▲ ⑦ダイワバーバリアン…マンカフェ×キングマンボ
父SS系は3-7-7であるが、同じく3勝を上げているキングマンボ系に注目した。ちなみにこの系統は、過去6年で父として3着2回の実績がある。

=つづく=

秋華の法則3~ヒモ専用

2009-10-16 01:26:19 | 牝馬の法則
絶対女王・ブエナビスタにとって、SS系が大活躍の秋華賞はタダ貰い!!
と誰もがそう考える。
が、血統傾向からはヒモはあっても頭はない、という何とも不気味なサインが出ていることに気付いた。

03年以降、父、母父合計で3-5-3のSS系であるが、ここ3年に限って言えば1勝を上げてはいるものの、3年連続2着の方が目立つ。
これは、ロイヤルタッチとダンスインザダークの2頭によるものだが、実はこの2頭には共通点がある。
それは、配合がSS×ニジンスキー系だということ。

ロイヤルタッチ…SS×マルゼンスキー
ダンスインザダーク…SS×ニジンスキー

このニジンスキー系というのは、字面的には02年3着のシリアスバイオの母父と04年2着のヤマニンシュクルの母父の2回のみで、もともと秋華賞とは縁のない血統なのである。

そして、ブエナの父スペシャルウィークの血統構成もまたSS×マルゼンスキー。
しかも、ブエナの母父はニジンスキー系カーリアンなので、ニジンスキーの3×4のインブリード配合なのである。
ただでさえ相性の悪いニジンスキー系なのに、ここまで強調されているブエナを頭で買う気は起こらない。
買うなら2着付け、あるいは、いっそのこと蹴飛ばしてしまう手もありそうだ。

=つづく=



秋華の法則2~昔の名前

2009-10-15 20:15:31 | 牝馬の法則
SS系を持つ馬が中心の近頃の秋華賞。


だが、そこには20世紀に活躍した懐かしの血統が、今も尚ひっそりと息づいている。注目したいのは次の2系統。

【リファール系:父3-2-0/母父1-0-1】
なかでも、3勝2着2回のダンシングブレーヴのライン。
96年2着:エリモシック…父
97年2着:キョウエイマーチ…父
01年1着:テイエムオーシャン…父
04年1着:スイープトウショウ…母父
06年1着:カワカミプレインセス…父キングヘイロー(ダンシングBの直仔)

と、21世紀になって1着馬を3頭も輩出している。
今年の出走予定馬の中で該当馬を探してみると…
☆ クーデグレイス…ホワイトマズル×トニービン
 父はDB直仔で、02年オークス馬スマイルトゥモロー、04年春天馬イングランディーレ、07年菊花賞馬アサクサキングス、そして、07年シンガポール国際を制したシャドウゲイトの計4頭のG1馬を輩出。
 一方、母父のトニービンを含むナスルーラ系全体は、以前は活躍していたが、最近では全滅状態。ただ、過去に3着以内に入ったリファール系を持つ馬7頭のうち、ナスルーラ系との組み合わせが、5頭いることは特筆ものである。
そもそもリファール系は穴血統であるのは有名で、一発があるならこの馬だ。

☆ デリキットピース…ホワイトマズル×SS
この配合からは、上述のアサクサキングス、シャドウゲイトの2頭のG1馬が出ている。



【ノーザンテースト系:父1-0-1/母父3-1-2】
97年1着:メジロドーベル…父メジロライアン
97年3着:エイシンカチータ…母父
98年2着:ナリタルナパーク…母父
98年3着:エアデジャヴー…父
99年1着:ブゼンキャンドル…母父アスワン
05年1着:エアメサイア…母父
05年3着:ニシノナースコール…母父
07年1着:ダイワスカーレット…母父

今年の該当馬は1頭のみ。
☆ ワイドサファイア…タキオン×ノーザンテースト
07年1着のダスカと同配合。よくよく見てみれば、05年はSS×ノーザンテーストのエアメサイアが1着。
となると、今年本馬が勝てば、1年おきにSS系×ノーザンテーストが1着となって、血統傾向表的には一番絵になる。

=つづく=




秋華の法則1~今昔物語

2009-10-13 12:12:12 | 牝馬の法則
今は昔―
牡馬の世界ではイケイケで売り出し中の父SS系、何するものぞと言わんばかりに、この秋華賞ではノーザン系とナスルーラ系が活躍していた。だが、それは遠い昔の20世紀の話。

そして今―

秋華賞創設以来始めてSS系が3着以内に入ったのは、21世紀になった01年。
翌年こそ旧勢力に阻まれたものの、03年以降SS系を持つ馬が、毎年必ず1頭は3着以内に入っている。

だが―

祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響あり 
沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらわす 
おごれる人も久しからず ただ春の夜の夢のごとし
たけき者もつひには滅びぬ ひとへに風の前の塵に同じ

と平家物語にあるように、未来永劫SS系の天下が続くなどと努々思うなかれ。いつかはSS系も衰退期を迎える時がくるのは必然のことなのだ。
現に過去6年の間に、ミスプロ系が2-1-1と、新興勢力として政権交代を虎視眈々と狙っている。


=つづく=


デ杯の法則1~3キモ

2009-10-13 01:12:46 | ダービー馬を探せ!2010
今週は豪華重賞3連発!!
まずは簡単なものからやっつけておきましょう。

こちら↓

デイリー杯を当てるための3つのキモ―

【キモ1~SS系×ノーザン系】
・父ヘイロー系:5-4-1
・母父ノーザン系:4-3-2
そして、ヘイロー系×ノーザン系が3-2-1。なかでも特注なのが2-0-1のヘイロー×ストームバード系だ。
押さえとして、2年連続1着のグレイソブリン系と3着専用の父ミスプロ系を。

【キモ2~ダート血統】
前出のストームバードを筆頭に、ミスプロ系、フレンチデピュティ、ゴールドアリュールなどのダート血統が活躍している。

【キモ3~セット馬券】
昨年は成立しなかったが、同系統や同配合がセットで来るケースが多い。
03年:1着、2着の父がヘイロー系で、1、3着の母父がノーザン系
04年:1着SS系ノーザン系で2着は逆パターン
05年:父SSが1、2着で、1着母父、3着母父がネイティヴダンサー系
06年:スペシャルウィーク×ストームバード系が1、3着
07年:1着母父と3着父がグレイソブリン系で、1~3着は全てSS系を持つ馬

以上を踏まえて、登録馬を眺めてみると、ドンピシャの馬を見つけた!
☆ タガノエリザベート…スペシャルウィーク×ストームキャット
母父ストームキャットは、03年と06年1着の母父だ。
しかもスペとの配合は、1-0-1である。
また、同馬のおじには、ゼンノロブロイと一時期はダート最強馬か?と騒がれたシルクビッグタイムがいる。
ただ、牝馬は過去6年で04年2着のライプラス1頭というのが気にかかるのだが、出てくれば◎に決定!!

となれば、相手は同系あるいは同配合の馬を。
まずは○外の2騎↓
☆ アグネスティンクル…ジャイアンツコーズウェイ×アファームド
☆ エイシンアポロン…ジャイアンツコーズウェイ×サドラーズウェルズ

ジャイアンツはストームキャットの直仔である。

そして、もう一頭のスペ産駒を↓
☆ グローリーステップ…スペシャルウィーク×デニーロ
母父はミスプロ系ガルチの直仔。

今のところはこんな感じ。
あとは出走馬が確定してから、ヘイロー系×ノーザン系を拾っておけば万全だ。

と言いつつも、念には念を入れてコースの血統傾向も調べようと思いましたが、ここまで芝1600mの外回りは施行されていませんでした。残念!!
ちなみに、本番前にも内回りが一鞍組まれているだけです。これまた残念!!


=つづく=