奥沢・東玉川のヨガ教室

Vanda Scaravellli に学ぶヨガ
奥沢・田園調布・東玉川・雪が谷大塚・石川台・洗足池・自由が丘

木から学ぶこと

2020-09-21 17:44:24 | ヨガ

ツリー・ポーズは、たいへん効果のあるヨガのポーズといわれていますが、なかなかつかめません。

バランスをとることは心にも良いとか、片方の足に全体重を乗せることが脳トレにもなる、とのことですが。

公園の大木に向かってポーズをしていると、湿った風にゆらゆら揺さぶられて、木がまるで息をしているように感じます。

ああ、挑戦してはいけないんだ、と感じました。

ヨガは挑戦的であってはならないのです。

何をするのも人より遅く、不器用だった自分が、何かできたとき、何かしようとするとき、どうしても挑戦的になって、周囲を見渡していたと思うのです。

ねえ、みて!

わたしにだってできたよ!

と。

残念ながらだれもほめてくれませんでしたが・・。

いまだ、その態度がしみついているのです。

そういう態度って、他人は敏感に感じるものです。

そして、自分に跳ね返って来るのです。

 

ヨガの「戦士のポーズ」は、一見挑戦的なポーズのようですが、じつはあのポーズの真髄は自分軸だと思います。

戦う対象にも、背後にもとらわれず、垂直に地面とつながった自己の中心に意味があるのだと思います。

木に挑戦するのではなくツリー・ポーズをする。

向かい合うことを知らないで生きてきた、そんな気になりました。

 


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リバース

2020-09-21 13:54:33 | ヨガ

私たちのヨガは、顔面の緊張をゆるめるところから入り、ねじり、ドッグ、コブラと進んでからスタンディング・ポーズに入ります。

三角のポーズの前に必ず腸骨に指を当てて腰をゆるめます。

ホーズのための事前の一手間は、面倒に感じることもありますが、やっておくと、ぐっとちがってくるのです。

まず整えてから、ゆるめてからポーズに入ることがムリなくヨガをすることだと思います。

 

久しぶりに三角のポーズのリバースを行いました。

「きつー」と声が上がります。

ポージングしている最中ではなく、終わってリラクセーションに入ってからじわじわと伸びた筋が効いてきます。

この時期、腎系に負担がかかります。

暑い間は汗で流していた排泄を、腎臓の力だけで行うためです。

ねじりは腎の力を養います。

せっせとねじって本格的な秋冬に備えていきたいと思います。


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