三角のポーズから、次のポーズへ移行する際のリラックゼーションとして、上体を折り曲げて脱力する方法があります。
かかとから頭のてっぺんまでの究極のストレッチです。
このとき、床に落とした頭の頭頂部を意識します。
血が登るという表現がありますが、血を登らせてください。
頭頂部の感覚が感じられるようになったら、その部分を「開ける」とこころで思います。
この部分は、この世とあの世を分かつ門で、その門を「開ける」のです。
赤ん坊は、生後まもなくは、頭頂部が開いています。
新生児の頭は、心臓のようにぴくぴく動いています。
まもなく閉じてしまうのですが、そもそもは開いていたという説があります。
「閉じる」ではなく「開く」がヨガの真髄です。