公園の大ケヤキから蝉の鳴き声が、わーんと響き出し、またゆっくりと消えていきます。
波のように打ち寄せては引き、打ち寄せては引き、瞑想体験にぴったりの音環境です。
毎年、この音を聴きながら、遠い過去へ、そして大いなる宇宙へと浮遊します。
先週お休みしたメンバーが、どうしても身体を左右にねじって仕事をしているようだ、熱中するとどんどん身体が傾いてくる、いけないと思って反対側にねじろうとするのだけど、と。
身体にはくせがあります。
野口整体では体癖(たいへき)と呼びます。
頭でなんとかしようと、足を組み替えたり、自分の癖と直そうと反対側を多く使ったり、としてもよけいに体壁は強くなります。
頭で考える合理性と、身体の必然は違います。
身体の必然とは、無意識の次元からくるので、ふつう私たちは理解することができません。
前世とか、因縁とかにかかわってくる領域です。
では、どうすればいいのか?
首に蒸しタオルをしたり、仕事の途中でリラックスしたり、ということでしょう。
微調整をしながら、身体の方向を邪魔しないように努めます。
講師紹介
IHI認定Basicヒプノセラピスト(催眠療法士資格)ソマティック・ヒーリング(体細胞療法)コース終了。野口整体講座終了。