私が教わったヨガはアイアンガー・ヨガで、ブリックを使い、ひもを使い、まるで定規を使ったように足首の角度を直角、180度などと直線を意識したヨガでした。
それまで自分にはヨガが合わないと思ってきたのですが、このグループと出会ってほんとうにヨガが好きになりました。
ヨガの時間だけが救いだった時期もあったのでした。
そして、ついに自分でもグループを開催することになったのですが、
やはり直線を意識したヨガでした。
戦士のポーズでは、膝が床から直角、上半身が太ももに対して垂直、三角のポーズでは上半身のラインが床かと並行というふうにこだわってきました。
実際、私たちのメンバーのポージングはシャープで美しいです。
昨今のヨガ事情は異なるらしい。
もっとゆるくてテキトー。
しかし、終わったあとの爽快感は変わりありません。
むしろマイルドかも。
頭を切り替える必要があるかもしれません。
自分自身、これまでできていたことがやりづらくなり、あれ?と思うことがあります。
「年齢のせいなんてあきらめずガンバレ」と思う自分がいます。
できていたことができなくなるとぎょっとします。
しかしむりに使おうとすると必ず身体がNO!と拒否。
痛みが出ます。
これからは、やりにくくなったりできなくなったりする自分とどう付き合っていくのか、が課題です。