フラメンコ教室 大阪市住之江区 三重県名張市 『寝ても醒めてもフラメンコ』

フラメンコのこと、日々のささやかな想い、暮らしのことなどを、とりとめもなく綴っています。

メインの滞在先に到着

2018-07-23 | スペイン2018
タクシーでアルバイシン地区の上の方にやって来た。
これから3週間滞在する家の前で、鍵を差し込んでも開かなくて苦悩ガチャガチャやってたら中から、セニョーラが開けてくれた。(この家の人なのか?役割が不明)
まさかの階段

しかも部屋は3階。

スーツケースの中身を分けて運んだ。往復している間に、外からガチャガチャ!私と同じように今日到着の人が自力で入れない。スペインあるあるだ。
3階には個室が3部屋有り、長く住んでいるアメリカ人?のマークとフランス人のアナ。新参者に慣れているようで、温かく歓待してくれた。
アンダルシア独特の旧い家屋は、風情があると言えばいいが、共同で使うキッチンも風呂場も、なかなかサバイバルな生活になりそうだ。ここはキャンプ場だと思い込む作戦でいこうワイルドに!!

エアコン無しの部屋。


左上に見えるフライパンは台の上に乗って取る。
見たところ電子レンジは無い
しか〜し!この家の素晴らしいところは、屋上からの眺め。



これで全てに目を瞑れそう。


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グラナダ滞在始まったところ2

2018-07-22 | スペイン2018
日曜から滞在させてもらう家の鍵を受け取りに行った。
お世話になった日本語情報センターの現館長、石谷さん。

グアッポ(男前)です!!フラメンコで来るのは女性ばかりなので、男の人も来て欲しい〜!とのこと。とても丁寧に素早く対応して下さるので、グラナダ行きをお考えの方は頼ってみて下さい。志を持ってお仕事されてます。
(奥様はスペイン人だそうでーす)
グラナダの日本語情報センター


グラナダ大聖堂。
夜も散策(21:30頃まで明るいから、夜じゃないみたい)。
歩いていると、かなりの確率でフラメンコ・スポットに行き当たる。この日1日で、タブラオの出演者情報や、テアトロの公演情報をゲット。しかし、今夜向かうのは・・・
日本人公演だこんな時代が来るとは感無量〜。
日本とグラナダを行き来しているギタリストのエミリオ・マジャが東京でオーディションをして、選ばれし踊り手達がこちらの舞台に立つ。
関西からも2名出演すると知り、これは応援に行かねばっ、と使命を感じた。
出演者の1人に当日、「何時から?」とLINEで聞くほど、情報少なっ
公演は2回あるようで、今夜の場所はマノレーテのフラメンコ学校の中にあるチュンベーラ劇場。
地図をみたら遠そうなのだが、セントロから歩けないことも無いらしい。しかし坂道がキツイとのことで、バスに乗ることにした。
サクロモンテに行くC34の赤バスを根気強く待つ・・・待つ・・・待つ。並んでた列の殆どの人が諦めてタクシーに散った直後、バスが来た。良かったぁ!

人の波の間をぬうように走る。その後すごい坂道。
途中でカンタオールのハイメ・エレディアが乗り込んで来るのが見えた。あ!同じところで降りたらええんやー、と安心したのもつかの間、えらく手前で降りた。(←と感じた)iPhoneのGPSを頼りにしていた私、しばらくするとポーンと、目的地を通り越した。ぎゃあーーーー次のバス停で降りて歩く?!それにしては、どんどん遠ざかっていく。こんな山奥無理無理無理無理〜
運転手さんに聞きに行ったら、クールに
「ネクスト!」と英語で返ってきた。
C34のCはサークルだと思い込んでいた私は、山を一周するのかぁ、公演時間に間に合わないかも、トホホーと思っていたが、何のことは無い、すぐに終点になり、バスは向きを変えて元の道を戻った。
運転手さんに確認して降りた場所は、タブラオventa el galloの前。そこから坂道を少し上がった場所に学校があった。






本番少し前に音合わせ中

(後ろは名張の田んぼじゃない)

陽が落ちる10:00が開始時間。
公演はソロ5人と群舞(4人)が1つ。皆さんすごい熱演で、ものすごく巧くて、わたしゃ日本人として勝手に誇らしかったです。観客の反応も良かったと思う。
こんな体験をさせて貰えて有難う。
出演者に挨拶したかったけど、帰りが怖いのでダッシュで会場を後にタブラオから帰る人の波に紛れる目論見が、時間が合わないのか、人影がないっ超早足で急な坂道のところまで辿り着いたら、ようやく沢山の人が現れた。
30分くらいでホテルに着いた
感じが掴めてきた。



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グラナダ滞在始まったところ1

2018-07-21 | スペイン2018
昨夜は気を失うように眠りに落ちた。

遅い朝食。トーストにトマトを塗り広げる定番メニューをチョイス。
あぁ、なんと贅沢な時間なのだろう!
日本をバタバタと飛び出してきて、今は自分のことだけ。
一人で行って寂しくないの?と何人もに聞かれた。寂しいに決まっている!
大切な家族、好きな仕事、私は恵まれていると思う。それでもストレスは溜まって、その有り難みを忘れそうになる。
だから確認しに行くのかな?
もちろん、フラメンコが目的である事は欠かせないのだけど。


朝食の後は、特に観光もせず街を散策。

向こうに小高い丘が見えて、胸がキューっとした自分に驚いた。
昔グラナダに来た時は、あまりピンと来なかった。セビージャの突き抜けた明るさが好きだった。今、何故にグラナダ?(実は映画サクロモンテの丘も見てません)

通りがかったcorral del carbon。

フラメンコの公演が行われる場所として知っていたけど、歴史的に重要なモニュメントだったのかぁ。
馬でやってくる商人達の旅籠で、真ん中が動物の水飲み場だとか。

お昼ご飯は、昨日の店へ。

ガスパチョ。付け合わせはラタトュイユに揚げパンと卵が合わさったようなもの。
メニューの読み違いで、間違って頼んだganbon plancha。

何これ!めちゃ美味しいやんスペイン最高!
アルミホイルをリボン状に敷いて、両端にレモンを乗せているのもエエわー。
カマレロ(ウエイター)がハモンをサービスしてくれた。「これガンボン(海老)これハモン・・・うししっ」と言って。

同じフロアで食べていた老夫婦が、手を繋いで帰っていく様子に見惚れた。お婆ちゃんは白いノースリーブのコットンのワンピース。お爺ちゃんは赤いシャツに短パン。2人ともリュックを背負って、労わりあいながら歩いて行った。素敵だなぁ。

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グラナダ到着

2018-07-21 | スペイン2018

あー着いた!バスターミナルの食堂で休憩。気分はラーメンだが、叶わないのでハモン・セラーノ(生ハム)のボカディージョ(サンドイッチ)を注文。出てきたのを見て、半分サイズにするべきだったな・・・と後悔したのは一瞬、あれよあれよと完食。そういえば機内食の朝ご飯から以降、バス休憩の売店で買ったパナイージヤ(小さいパイ包み)しか食べていなかった上の17:00。生ハムの塩気が身にしみて美味しかった

タクシーでホテルへ。



やはりトイレットペーパーは、取りにくい位置に

部屋で休憩してから、周囲を散歩した。
ホテルの前の通りはバルが立ち並んでいる。

セントロの夕刻は、ミナミのひっかけ橋くらい、かなりの人手で賑わっていた。


夕飯にpimientaのサラダ(赤ピーマン)を注文。トッピングのオリーブ、めちゃ美味しかった

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バラハス空港から移動

2018-07-20 | スペイン2018
無事に着いております
以下 ↓ 道中メモより

長いフライトを終えた朝、マドリッドには一泊せず、その足で今回の目的地であるグラナダを目指す。
移動に不必要な物はスーツケースに入れてしまおうと思い、開けようとしたら鍵が言うことをきかないっ!うそやん!開かへんやん出て来るときは、そんな気配なかったぞ。
落ち着けワタシ〜!
暗証番号ダイヤルを何度か合わせ直したが、開かない何となく、ダイヤル横の小さい穴を突いてみようと思い立ち、ボールペン(←関空で海外旅行保険に入った時にもらった粗品)の先で突いてみたら・・・開いたっ胸をなでおろした。(もう、開けっ放しにしとこかなー?)

グラナダ行きのバスが出るバスステーションまで、renfe(列車)で移動。券売機の前でまごついていると、係りの人が操作をしてくれ、私が間違った方向に歩き出すと、笑いながらホームはそっちじゃないと声をかけてくれた。列車はすぐに来たので、どこ行きか確かめる間も無く、乗客の気配で「たぶん合ってる!」と飛び乗った。

すーっと若い女の子が近づいてきて、スーツケースの上に石鹸のようなものとメモを置いて行った。え?!なに?
その車両の何人かに配っていたが、誰も手に取ろうとしないから、私も警戒した。メモには、自分には一歳の子供がいて助けて欲しい、というような内容が印字されていた。そういうことか・・・物乞いには見えない若い女の子は、配ったそれを静かに回収して、次の駅で降りて行った。
続いて、切符チェックの車掌さんが回ってきた。私が鞄から出そうとするのを「いいよん」て感じで見もせず行ってしまった。あっちのオジさんは、しっかりチェックされている。
30分ほどのrenfe旅を終え、降りる時は心得ておる 開くボタンをプッシュー!!2年前の失敗から学習したこと。
バスステーションのある駅。



バスステーションの窓口には長い列が出来ていた。自動券売機が空いていたのでレッツ・チャレンジー!・・・わからない項目は、係のお兄さんを捕まえて聞き、お金の入れ方は、通りがかりのお嬢ちゃんに聞き、人の助けを借りて切符を手に入れた。なんとか並ぶより早く買えた。
その後、バス乗り場がどこにあるのか分からず?
乗り場を見つけても、そこへ出られるドアが見つけられず?(←どう見ても非常口みたいなドアだった
バスの座席番号を探すのに上ばっかり見てたら「ここですよ〜」と座席の横を指して教えてもらったり・・・右往左往の巻。

グラナダまで、30分の休憩を挟んで5時間。





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