chakaしげの直滑降な日々

定年後67才にしてブログデビューし現在17年目に突入
夫婦の趣味である旅行・スキー・史跡めぐりなど気ままに綴っています

奥の細道~山寺へ

2007-07-09 11:38:25 | 国内旅行


山形・山寺、宝珠山立石寺(ほうじゅさんりっしゃくじ)  

根本中堂は東北唯一の宗門修行道場。ブナ材の建造物としては
日本最古とも言われています。
比叡山延暦寺の別寺として慈覚大師により1100年以上前に開山
したお寺です。

比叡山より移した「不滅の法灯」は1100年あまりも消えたことが
ないと言われています。





芭蕉と曽良は奥の細道行脚中、天童を経て山寺に立ち寄りました。

そこで一句
      閑さや 岩にしみ入蝉の声        
 

 蒸し暑い天気でしたが、蝉の声を聞くことはできませんでした。 



仁王門は1848年再建され、ケヤキ材の優美な門で左右に安置された
仁王像は邪心を持つ人は登っては行けないと睨み付けています。
後方の閻魔王が、この門を通る人たちの過去の行いを記録したと言われています。



弥陀洞(みだほら)長い歳月の風雨が直立した岩を削り阿弥陀如来を作り出しました。






五大堂は宝珠山を守る五大明王が安置され、天下泰平を祈る道場であります。
堂の舞台からの景色は、汗かいた苦労が、一気に吹き飛びました。

1015段を登りきった後は、「煩悩」を取り除くと言われていますが、
その気持ちになり、心身共に晴々できました。     

拝観料:300円 駐車場:500円


                          
コメント
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