埼玉・児玉三十三霊場第一番札所 成身院 百体観音堂
お堂の外観は二階だが、内部は三層の回廊造りになっています。
1階に秩父34霊場、2階に板東33霊場、3階に西国33霊場合わせて
日本百霊場の観音像が祀られています。
回廊がさざえのつぼのように、ぐるぐると登って行くところから
「さざえ堂」とも呼ばれています。
日本一の大わにぐちは、直径180センチ、厚さ60センチ、重さ750キロ。
音色は深く、心に重くひびく思いをしました。
百体観音堂や大日如来像など浅間山大爆発の折、多数の人名が
失われため万霊供養のため建立されたものです。
明治43年に再建されました。(資料より)
会津のさざえ堂、太田のさざえ堂、児玉のさざえ堂をお参りが出来ましたが、
残念なことに、児玉のさざえ堂は内部の拝観が出来ませんでした。3月~5月
の限られた期間のみ、拝観が出来るようです。
参道には萩が咲いて、一足早い秋の風情を感じて帰りました。