chakaしげの直滑降な日々

定年後67才にしてブログデビューし現在17年目に突入
夫婦の趣味である旅行・スキー・史跡めぐりなど気ままに綴っています

奥州は奥深し

2008-05-20 09:48:35 | 国内旅行
岩手・平泉町毛越寺(もうつうじ)       
平安時代さながらの貴族衣装を身に付け歌人達の
遺水の水辺に座り和歌を詠みます。
小川のほとりは芝刈りで整備中でした。



慈覚大師円仁が開山し、藤原基衡・秀衡の時代に
多くの伽藍が造営されました。往時は堂塔40、僧坊
500を数え中尊寺をしのぐほどの規模と華麗さであった
といわれています。

 藤原氏滅亡後、度重なる災禍に遭い、建物は焼失。
現在「大泉が池」中心とする浄土庭園と平安時代の
遺構が完全な姿で保存されています。

国指定特別史跡・特別名勝の二重の指定。




仏の世界、すなわち浄土を地上に表現したと言われる
素晴らしい庭園です。800有余年を経た現在も四囲樹木
の景観は、今も変わらぬ美しさを見せてくれます。




本堂は平成元年平安様式で建立されました。

コメント
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