chakaしげの直滑降な日々

定年後67才にしてブログデビューし現在17年目に突入
夫婦の趣味である旅行・スキー・史跡めぐりなど気ままに綴っています

奥州と言えば平泉

2008-05-21 09:56:58 | 国内旅行
岩手・西磐井郡平泉町 中尊寺        
 
天台宗の高僧慈覚大師円仁によって開山。その後長治2(1105)
藤原氏初代清衡公によって堂塔や伽藍が建立されました。
清衡公は合戦によって父や妻子を失う波乱をかえりみて
戦争で失った敵・味方の人々から動物から草木に至るまで
等しく供養し、戦争のない平和な社会づくりに励みました。




中尊寺の寺号は、東北地方の中心という意味とも、
また、たとえ辺境とされる地にあっても今立っている
その場所こそが自分にとって法界(仏さまの世界)の
中心であるという意味が込められているとも言われています。




藤原清衡・基衡・泰衡3代のゆかりの寺として著名で
あり、平安時代の美術、工芸、建築の枠を集めた
金色堂をはじめ多くの文化財があります。
国の史跡及び名勝に指定されています。




金色堂の途中には、松尾芭蕉も足を止め1句詠みました。
北上川は今も時代の流れを見つめています。

    夏草や 兵どもが 夢の跡


                   
                     
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