一の宮貫前神社 群馬・富岡市一の宮
(いちのみやぬきさきじんじゃ)
石段を下った所に社殿がある変わった造りの神社。
江戸時代徳川家光により再建され、
五代将軍綱吉が改修工事を行いました。
古くから式年遷宮が行われていることで知られています。
申年の12月12日の真夜中、参道の広場に建立された仮宮殿に遷座され、
酉年の3月に元の本殿に戻る神事が繰り返されています。
楼門をくぐると拝殿と本殿があります。 「国指定重要文化財」
社殿が低い所にあるのは、雷を避けるためとも言われています。
静寂な境内には、「蛙の木」が出迎えてくれます。
太平洋戦争の頃、タブの木に蛙の形をした茸(サルノコシカケ)が現れ、
人々はこの茸を「勝ち蛙」と呼び、参拝者が多く訪れました。
現在は「無事帰る」と呼ばれています。