豪雪の館 長野・上高井郡山の内町上林
新潟県東頚城郡松之山町にあった豪農の屋敷を、内部と共にそのまま移築したものです。約150年前ほどに建てられた庄屋の家で、母屋が鍵形に曲がっている「厩中門」形式の民家です。
木造2階建て延べ面積200坪、役人や僧侶など、大切な客を迎える時に使う「式台玄関」のある家は、建物自体が「民俗資料館」になっています。
天井は、直径50センチもある梁が縦横にはりめぐらされています。
鍵形に曲がった「厩中門」形式の家は、別にくぐり戸のついた「大戸口」があり、使用人や働き手として家族同様に扱われた馬も、大戸口を通り厩(うまや)に入れていたと言われます。