chakaしげの直滑降な日々

定年後67才にしてブログ開設。現在18年目に突入
夫婦の趣味である旅行・スキー・史跡めぐりなど気ままに綴っています

縁切寺とは・・・

2007-07-13 12:02:44 | 国内旅行




群馬・太田市徳川町 縁切寺満徳寺遺跡公園

江戸時代、満徳寺は鎌倉の東慶寺とともに、日本で2つしか存在しない縁切寺です。
満徳寺は浄念尼の開山による尼寺です。

江戸時代、離婚を求めて駆け込んだ妻を救済し、夫との離婚を達成させたのが
縁切寺でした。入寺後25ヶ月間寺で生活すると、夫に三行半(離縁状)を書く
よう要求できました。         
      
満徳寺が縁切寺の特権を持つようになったのは、徳川家康の孫娘「千姫」に
かかわる由緒によると言われてます。             




資料館内には、三行半や縁切り文書、縁切りと縁結び厠(トイレ)、
開山した浄念尼像、徳川歴代将軍の位牌などが展示されていました。







遺跡公園には、満徳寺本堂、駆込門など、寺役場や隠居所、客殿など
よく分かるように復元されていました。
整備された園内は、四季折々の樹木が植えられ、清々しい気持ちにな
りました。
                         
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群馬の東照宮

2007-07-12 17:09:26 | 国内旅行


群馬・太田市世良田 世良田東照宮は徳川氏発祥の地。
寛永16年、日光輪王寺と長楽寺の住職、天海僧正は徳川家康が
生前に命じた徳川義季が開基したと言われています。臨済宗から
天台宗に改宗を行い、長楽寺の境内に東照宮の古殿を移し創建した
と言われています。
         「お江戸みたけりゃ世良田へござれ・・・」

と言う詠も残されています。



本殿  国指定重要文化財・国指定史跡



御黒門 (縁結びの門)



上番所 火消し棒を置いて見張りをしていた。




境内入り口には歴史資料館があり、新田義貞公の銅像がありました。
新田の庄だけあり、由緒ある神社仏閣が点在しています。 
                         
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三蔵法師と慈恩寺

2007-07-11 10:44:48 | 国内旅行


埼玉・岩槻の慈恩寺に出かけました。
板東札所33ヶ所の第12番札所として知られています。
慈覚大師円仁が開山したと伝えられています。
江戸時代徳川家康から寺領百石を拝領した格式高いお寺です。






本堂から少し離れた所に、十三重霊骨塔があります。(玄奘三蔵霊骨塔)

西遊記で知られる三蔵法師(玄奘)は、西暦602年中国に生まれ、経典を
求め、天竺(インド)を志し、幾多の辛苦を克服して17年に渡って仏典の
蒐集研鑽に励み、63歳で遷化されるまでに大般若経(600巻)など1300余巻
の経典を訳した。

日本仏教史上に、不滅の光を放つ不世出の高僧でありました。
不明であった霊骨が昭和17年に南京において発見され、日本にも分骨贈与
されました。法師有縁の地として、昭和25年十三重霊骨塔を建立した。
(境内入り口の資料より)





三蔵法師玄奘にまつわる高僧の生い立ちの1部を知ることができました。
                                 
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蔵の街散策

2007-07-10 10:38:52 | 国内旅行


福島・喜多方市の蔵の街を散策しました。
変わった蔵を見つけたので寄り道をしました。

お寺が蔵です。「安勝寺」こちらは明治3年大火後、
土蔵のみ残ったので、その為土蔵のお寺としたそうです。
仏様を火から守るために蔵座敷が、3層になっています。






街を歩いていると、ふと目に着きました。酒造屋さんの入り口には
飯豊山からの湧水が流れていました。地元の人はペットボトルに水を
入れて持ち帰る人も見受けました。  






特別公開中で、7/1~9/30(土日祝のみ)無料。蔵の中をボランティア
の方に案内していただきました。           

珍しい「塀蔵」と言って、火事の時に延焼を防ぐために、建築された
蔵も見ることができました。

こちらのお宅でも湧水があり、美味しい水をご馳走になりました。
また、観光協会の案内が親切なのが嬉しかったです。
メインストリートよりも路地裏の方が蔵を見ることができました。




山々に囲まれ、猪苗代湖を横目に見ながら、国道49号線で郡山に
向かい、途中思いも寄らぬコスモスに見送られて帰路に着きました。
                       
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奥の細道~山寺へ

2007-07-09 11:38:25 | 国内旅行


山形・山寺、宝珠山立石寺(ほうじゅさんりっしゃくじ)  

根本中堂は東北唯一の宗門修行道場。ブナ材の建造物としては
日本最古とも言われています。
比叡山延暦寺の別寺として慈覚大師により1100年以上前に開山
したお寺です。

比叡山より移した「不滅の法灯」は1100年あまりも消えたことが
ないと言われています。





芭蕉と曽良は奥の細道行脚中、天童を経て山寺に立ち寄りました。

そこで一句
      閑さや 岩にしみ入蝉の声        
 

 蒸し暑い天気でしたが、蝉の声を聞くことはできませんでした。 



仁王門は1848年再建され、ケヤキ材の優美な門で左右に安置された
仁王像は邪心を持つ人は登っては行けないと睨み付けています。
後方の閻魔王が、この門を通る人たちの過去の行いを記録したと言われています。



弥陀洞(みだほら)長い歳月の風雨が直立した岩を削り阿弥陀如来を作り出しました。






五大堂は宝珠山を守る五大明王が安置され、天下泰平を祈る道場であります。
堂の舞台からの景色は、汗かいた苦労が、一気に吹き飛びました。

1015段を登りきった後は、「煩悩」を取り除くと言われていますが、
その気持ちになり、心身共に晴々できました。     

拝観料:300円 駐車場:500円


                          
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栃木・佐野市郊外に良いところがありました

2007-07-05 10:18:06 | 国内旅行


栃木・佐野市 富士町にある唐澤山神社に出かけました。

唐澤山神社は今から千年の昔、
「むかで退治」の伝説や天慶の乱、
平将門を滅ぼした藤原秀郷の居城址で、
神社には秀郷公の霊が祀られています。 








神橋=昔は外敵に備え、
使わないときは引き上げてしまう曳橋でした。
四つ目堀=神橋の下の堀のことで、
水のない「から堀」で昔はもっと深いそうです。




大炊井は築城の時、
厳島大明神が祈願をし、
その霊夢により掘ると
水がこんこんと湧き出たとそうです。

深さ9メートル、直径8メートルあり、
今日まで水がかれたことがないそうです。
その他武士が馬の訓練した所、
こけむした石垣などが現存しています。







神社近くには天狗岩展望台がありました。
境内の静寂な感じとは一変して関東平野が一望できます。
あいにくの雨模様のため眺望は悪く残念でした。
                             
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