朝方は、昨夜の雨で地面は濡れていましたし、曇っていましたが、
午後からは、梅雨明けてた、んじゃないですかね。
外出していましたが、暑かった。。。
道すがら、一株でこんないい感じにゴーヤの緑のカーテンができるんだな、というお手本を見ました。
見事に、一株から。素晴らしい。
さて、昨日ですが、
おおた区民大学「地域でいきいきと暮らしていくための知恵」の第3回、「元気に暮らす食事術〜現代栄養学と薬膳から〜」を受講して参りました。
過去2回の講師であった、東京衛生学園専門学校の光畑さんの東洋医学の話はとても興味深かったですし、緑のカーテン講習会の後半、薬膳の話は、食物の持つ「五性」で(先週習った)「寒熱」を調節するとか、「五味」で(先々週習った)「五臓」の働きを促進するなど、東洋医学と密接に関わっているものなので、第3回もとても期待していました。
場所は変わらず、東京衛生学園専門学校ですが、講師は鍼灸按摩マッサージの光畑さんから替わって、東京衛生学園専門学校の看護師、稲田恵子さん。
(人間の骨格標本が移動されていました)
概要は「東洋医学と西洋医学(現代医学)の両面から食生活を見直します。食事と各種生活習慣病との関係を知り、体質別の食事指導の考え方からバランスのとれた健康によい食事について学びましょう。」です。
今回は、生涯学習担当の方の挨拶もそこそこに講座スタートです。
稲田さんは看護科で、准看護師を正看護師にする授業を行っていて、中国に留学して薬膳を勉強したことがあり、以前はメタボ予防の保健指導を行なっていたので、今回、現代栄養学と薬膳の両面から健康をお話します、と。
前半は、現代栄養学から見た健康な食事で、後半は中医学での体質別の食事指導です。
現代栄養学から見た健康な食事
健康によい食事とは?
- 以前は、肥満防止を謳っていたが、最近は、痩せ過ぎも良くないと、「バランスの良い食事」がよいとされている。
- 血管の老化が進む、高い血糖値は良くない言うが、従来、日本は長寿国なので(ご飯が)全く悪い訳ではない。ただ、バランスが悪いと、60代、70代で身体が衰弱して死んでします。90、100歳でも元気な人は、食欲があるし、バランスよく動物性たんぱく質を摂って、健康寿命も長い。
- BMIで適正体重の維持。18.5で痩せ、25で肥満、30で高度肥満。25を超えると、血糖値と血圧が上がる。脂肪の割合が多くならないよう、エクササイズを。病院の実習生には階段を使わせる。人間の筋肉の70%は下半身。痩せている人は、美味しいものを食べてください。
- BMIとその後10年間における死亡率との関係を見ると、少しぽっちゃりしている方が、高齢でも身体の調子が良い。歳をとって食欲がなく、あっさりしたものを食べがちな人は栄養不足に陥りがち。
- 肥満が身体に良くない理由は、
- 肥満になる食生活、運動(活動)不足が、将来寝たきりになる病気の原因
- 肥満は認知症の発生リスクを高める
- 膝や腰に負担がかかり、活動できなくなって生活に支障が出やすい
- TV番組で、女性の漫才コンビの日常が紹介されていたが、同じものを同じ量食べているのに、片方痩せていて、片方太っている(ハリセンボン?アジアン?)。ただ、痩せている方が、食べ終わったら直ぐに片ずけて、お茶を入れるとか世話を焼いていた。つまり、活動量に差がある。食後10分以内に片付けをすると血糖値が下がる。
- では、生活習慣病が怖いのは、不健康な生活習慣(不規則な食生活、運動不足、ストレス、喫煙、過度の飲酒など)から、生活習慣病(肥満症、糖尿病、高血圧症など)が、自覚なくゆっくり進んで、重症化・合併症を起こす(虚血性心疾患、脳卒中、糖尿病の合併症(失明、人工透析)など)
- しかし、予防はできる。生活の状況をちょっと変えるだけでも。
- お酒を飲むと喉が乾くので、さらに飲んでしまうところ、水かお茶を一杯挟むことで飲み過ぎを防ぐ。
- おやつはつい食べ過ぎてしまう(袋を開けたら、全部)が、一皿出したら、残りの袋は閉じてしまってしまう。お菓子はカロリーが高いが、何日かに分けて食べればそれほどではない。
なんですが、全体的に長くなりそうなのと、本日、ブログを書くのが時間切れで、ここで一旦切って、多分、全3回としたいと思います。
ではでは
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