朝から雨でしたが、終日降られるとなると、結局どこかでは歩きに行かないと気持ちが落ち着かないので、朝のうちに歩きます。
鬱病がひどかった頃、産業医には、その生真面目さが危ない、と言われましたが、さりとて、日課(一日の歩数目標)をこなさないと、余計不安感が増して、薬で抑えねばならなくなるので、まあ、台風がきている訳でもないので傘をさして出かけちゃいました。
とはいえ、多摩川の土手では、風雨の直撃を受けるので、住宅街を生垣を鑑賞しつつ歩いていたところ、
何とも理想的な緑のカーテンが。このぐらいの感じで作りたいんですよね。簾もいい感じです。窓も開けられるでしょうし。
しっかり窓を覆った頃、また見てみたいですね。
さて、土曜日のキッチンガーデン講座の後半です。
休憩明けの後半は、実習が入ります。
3人ずつ、このセットが渡されます。
早速いじくり始めるおばさま方に、講師、進行係の人達が「説明してから!」「開けないで、タネをこぼすから!」と。
ハーブ講座の時も、「幼稚園児じゃないんだから、(シーっと)やらせないで」と言われていましたが、いやはや。。。
で、何をするかというと、キッチンスポンジで種を植える培地を作ります。
講師がやり方を説明しますが、ここでも、何色がいいとか喋るおばさま方の暴走に
「どの色でも、切って交換するので一緒ですから!!!」と。
このように、1個を6当分して、3人で分けるので、自分が何色を取ろうと一緒なんですけど。。。
6等分したら、ガサガサした面に、ハサミで十字の切れ目(ここにタネを植える)を入れます。
講師(再三)「ハサミで指切らないで!!!」
会場の騒々しさから察するに、聞いちゃいませんね。
- スポンジで培地を作るのは、乾けばタネが呼吸できるから。「スポンジは、先生のところで売っているのを買えばいいんですか」と聞かれるが、どこででも売っているものです(会場笑)
- 新しい、キレイなものを使ってください。「一回、掃除に使ってからでは駄目かしら」は駄目です(会場笑)
- 不織布(硬い面)を上に、ウレタン(柔らかい面)を下に。なお、不織布は、ソフトと書いてあるものを買うように。ハードは、研磨剤と薬品が付着しているので。
- 暗いと発芽するタネが多いが(ほうれん草など)、好光性種子というものがあり、光を好むので土をかけなくて良い(シソ、セリ、キク)。
- 今回配布したスイートバジルはシソ科、ベビーリーフはキク科。
- バジルは、小さなタネだが、すぐに乾燥することがないよう、水をゲル状にまとって、カエルの卵のようになる。以前、お腹の中で膨らむと、ダイエットフードとして流行ったが、配ったタネは食用ではないので、食べないように。
- まずスポンジに水を含ませ、タネを植えていくが、コツは、濡らした楊枝に一粒くっつけて、切れ込みのとこで挟んで、楊枝を引き抜くと良い。
- この後配る、お弁当箱のような入れ物に並べて、1cmの高さに水を張る。
- バジルは一週間くらい。レタスは早ければ一日で芽を出す。
- 根(根毛)が張ったら、ペットボトルで作った容器(サンプル)にスポンジを移して、根を伸ばす。
これは、昨日、自分でペットボトルを切って、作ってみたものです。切るべき場所は、もっと上でしたね。
- スポンジと、下の水の間を空けること。根が呼吸できるように。
- 肥料を与えると、葉が硬くなる。あげるとしても水耕用のものを。土用の場合、倍に希釈すること。
- 失敗か?成功か?(写真で紹介があって)
- 曲がってもキュウリはキュウリ。出荷している訳ではない。曲がるのは育つ途中で障害物。水が途切れると瓢箪型になる。
- 双子なすは肥料過多。
- 番組で、トウモロコシを育てたら、ヒゲ(一本が実一つに繋がっている)を、ばっさりカラスに食べられた。
- 毎日、発見として楽しむ。ハプニングはラッキー。トラブルは”おいしい”。
- 植物が育つためのサポート
- てんとう虫は益虫。肉食性でアブラムシを食べる(2、30匹をむしゃむしゃ食べちゃう)。どうやって連れてくるか?アブラムシを発生させればやってくる(笑)
- 二十八星てんとう虫(14個ずつ、両側に星がある)は、虫を食べるが、葉も食べてしまう害虫。特に茄子。葉に階段状に穴が空いて、葉脈だけになる。
- 蜂は受粉を助ける。カマキリは縄張り意識があり、プランターに一匹いれば、虫を食べてくれる。黄色てんとう虫は、うどん粉病菌が好物。でも、薬剤に弱い。どうやったらくる?うどん粉病を発生させればすぐにやってくる。
- 要するに、自然にはバランスがある。植物だけでなく、虫など周囲の環境を知ることも重要。
- アブラムシとアリは仲がよい。アブラムシの排泄する甘露が欲しいので、アブラムシを食べる虫を追い払う。クサバカゲロウの幼虫は、アブラムシを食べるが、アブラムシの死骸や脱皮した抜け殻を体にまとわりつける。それによって、アリに自分をアブラムシと思わせる益虫である。
- 園芸家であるので、育て方を教えろと言われるが、よく観察していると声が聞こえてくるものである。
- 人の心にタネをまき、素敵な花を咲かせよう。
そして、今日の話をどう聞いていたのかな?と思わせる、瑣末な育て方に関する質問がいくつかあって講座は終わりました。
終わってから、参加者に囲まれた講師から「タネは何粒蒔けばいいかという質問が多発しています。何粒でもいいから色々やってみればいいと思うんですけど。5粒にしましょ。」と言う声には、少しイラっとした感じが(苦)
さて、自宅作業です。
18色の緑づくりでは、ひまわりと日々草の種の他、花壇(またはプランター)に、花の名前を書いて刺す紙プレートもあったのでいただいてきました。
キッチンガーデン用のタネは、バジルとベビーリーフミックスがありますが、バジルはベランダでモコモコ育っているので、先日食べてしまったベビーリーフで。
芽がでるか出ないかのジャッジも早そうだし、前回と違って、ベビーのうちに食べるには、水耕がいいかな。
で、講師に教わった通り、楊枝で5粒ぐらいずつ埋め込み、容器に水を張りました。
根を張ったら、こんな感じで。
でも、使っていない細身のグラスとかもあるので、いろいろ試してみるのもいいですね。
要は、スポンジが挟まって、グラスの底に張った水とスポンジの間に、空間があればいいのですから。
さあ、こんな風(お手本)にできるかな?
最後に、最近悩んでいたこの花の名前がわかりました。
偶然、友人がFBのカバー写真に、この花を載せていたので、名前を聞いたら教えてくれました。
スノーフレークという品種ではないでしょうか。
葉の形が、カシワに似ていることからと言うことですが、確かに、柏餅の葉っぱだ。
ちょっとスッキリ。
ではでは
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