先の金麦キャンペーン「あいあい皿」の2回目の応募(3口)から2ヶ月経って、なかなか来ないな〜と思っていたら、
1口分(1組)だけ届きました。
それと、遅延のお詫びハガキが2通届きました。
残りの2口分(3+1組、ランチョンマットと小皿)は9月後半になりますと。
なかなかお披露目できませんね。
「夏皿」も夏のうちに来ないと、なんか料理の季節感と合わなくなってしまうなぁ。
まあ、応募ハガキはちゃんとサントリーに届いていたことが確認できたのでヨシとしよう。
さて、先日、郷土博物館に行って、大田区内の遺跡や発掘土器に関する展示は充実しているものの、大森貝塚に関する展示少ないな〜、と思ってWebで”大森貝塚”を検索したら、品川区の「大森貝塚遺跡庭園」がヒットし、”大森”なのに実は品川区か!?
となれば、行くしかありませんね。
夏休みの自由研究第三弾!
大森貝塚遺跡庭園と、その紹介が品川歴史館のHPであったので、そちらも。
さて、大森貝塚に関するあれこれは、こっちに充実しているのでしょうか?
既に30℃を超えている中、品川歴史館の9:00開館に合わせて、池上通りを歩いていきます。
大森駅を過ぎて、NTTデータのビルの脇にある貝塚碑のレプリカを過ぎて(帰りに寄ろうと)、
門の閉まった大森貝塚遺跡庭園(9:00開園)も通り過ぎると、
品川歴史館があります。
まず、品川宿の石垣石が出迎えますが、その脇に麦茶(無料)が置いてあり、超ありがたい♪
QRコードを読み込ませると、スマホで展示の解説文を読むことができます(音声ではない)。
スマホがなくても、解説シートは紙でたくさん置いてありましたけどね。
じっくり読もうと、軒並み貰ってきましたが、HPにPDFで貼ってありました(苦)。
入館料は100円。
まずは、常設展示の品川の歴史です(歴史館ですからね)
まず、目を惹いたのが、中央にある、品川宿の模型。
私って、ジオラマに弱い(好きな)んですよね。
イメージしやすいというか、ジオラマや模型から、想像が膨らむのです。
スーパーカーから始まって、ミリタリーものや、ガンプラも作って、ジオラマに仕立てていたプラモマニアのバックグラウンドと言うのもあります。
ともかく、この品川歴史館は、ジオラマが充実していました。
小ぶりなものもあれば、
大物も色々。
これは現在の戸越公園のあたり、細川家の戸越屋敷と御鷹場(将軍が鷹狩りをするところ)です。
こちらは、現在の聖蹟公園にあった品川宿の本陣。
家紋から、滞在しているのは長州(ちょっと、イラッ(苦))
これも良くできていますね。左下が東海寺、右上が三代将軍家光の別荘として建てた品川御殿。
品川は江戸湾に面していますので、漁業も盛んだったこともあり、底引き網漁をする桁船の模型もあります。
それと、展示室が旅籠をイメージして作られていて、泊まり客と女中さんに見下ろされています。
2Fに行くと、彼らを後ろから覗けます。
ちょっと模型とジオラマに心を奪われていましたが、
掛け軸や絵巻でも、当時の様子を知ることができます。
妙国寺(現在の天妙国寺)の五重の塔。現在は、礎石だけ残っているようです。
先にジオラマの写真を載せましたが、花見の様子は絵巻物(浮世絵)でもよく伝わってきます。
と、根っからの歴史好きなので、うっかりスルーしていましたが、
大森貝塚の貝層です。
って、これだけ?
これは、、、常滑焼の大甕で、御殿山にあったものなので、、、発掘されたものではないと。
なんだか、大森貝塚の香りがあまりしないのですが、、、
隣の展示室に行くと、近代、現在の品川についてで、
なんかレトロなモノが展示されていました。
それと、講堂(と呼ぶには小さい会議室かな)では、企画展「暮らしの中の灯り」がやっていて、灯りに関する道具(行灯とか龕灯とか)が展示されていました。
ん〜っ、大森貝塚のコーナーもあるとHPには書かれてあったが、、、2Fに行きます。
中央のパネルが、大森貝塚に関するもので、ちょっとだけ発掘された土器などが展示されていました。
再びジオラマですが、大森貝塚の発掘を行ったエリアです。広域ですね。
ジオラマ好きにはグッとくる大作ですが、都立大崎高校の生徒が作った江戸時代の大崎・五反田の模型だそうです。
土蔵相模の模型。御殿山英国公使館焼き討ちのために高杉晋作ら攘夷志士が集まったという、のは知りませんでした。
品川駅の模型です。
先の大崎高校は、全国高校鉄道模型コンテストで最優秀賞をとったということなので、こっちを作ってもらえばよかったのに。
ということで、生憎、大森貝塚とか古代の感じは薄いです。
こんなものは置いてあるのですが(苦)
あとは、庭園をまわってみます。
元々は安田財閥の邸宅、茶室、庭園のあった場所のようです。(もちろん”俺の空”の安田財閥ではない)
中央の立派に剪定された木は桜ですね。花見の季節に来たいところです。
松滴庵(しょうてきあん)という茶室。
書院造りの邸宅。歴史館にくっついているけど、現在何かに使われているのだろうか?
水琴窟がありました。ちゃんと鳴ります。ちょっと暑さが和らぎました。
竪穴式住居跡。
歴史館の建設時、大井鹿島遺跡という、古墳時代後期から奈良・平安時代の遺跡が見つかったというので、遺構を残しているのかと思ったら、復元でした。
以上が品川歴史館でした。
品川の歴史という点においては、特に江戸時代に栄えた品川宿に関しては興味深いものがありました。
こんな姿で旅をしたのかな。
ただ、こちらも大森貝塚についての展示はあまりありませんでした。
しかし、貝塚についての説明文が「貝塚とは大昔のゴミ捨て場で、貝以外にも動物の骨・土器・石器など様々なものが見つかっています。」とあるように、この規模で見つかったことは価値があるとしても、ゴミ捨て場なので、展示するとしても、貝の層と、土器の破片とかになってしまうのかもしれません。
これはきっと私の思い違いでしたね。
大森貝塚遺跡庭園に寄って帰ることにしますが、その模様は、明日にします。
ではでは