アラフィフのバイブルコミックと言えば、
キャンディ・キャンディ、エースをねらえ、
ガラスの仮面、生徒諸君など・・
少女の成長を描いた自己啓発要素の強い内容だ。
とくにキャンディ・キャンディは苦難をのりこえて
幸せを掴む珠玉のシンデレラストーリーとなっている。
そんなキャンディ・キャンディに続編の小説があったなんて!!
中古で買って読もうかと思ったが、絶版になっているらしく
めっちゃ値段が釣り上がっている。
あきらめていたところ、図書検索システム「カーリル」で
検索してみると、地元の図書館に置いてあった。
すぐに借りに行って読んだ。
内容はほぼコミックと同じ。
っつーか、コミックを読んだ前提で書かれている。
最初からストーリーはすべてキャンディの思い出話として
語られている。
しかもキャンディが看護師になるあたりからは
キャンディが書く手紙の内容で報告されているにとどまっている。
その合間に現在のキャンディが最愛の人と幸せに暮らしていることを、
ほのめかしている。
そしてキャンディは最愛の人を「あのひと」としか表現しない。
作者はあとがきであえて、アルバートさんかテリィかあるいは別の誰か
特定されないようぼかしていると説明している。
私は小説でも映画でもラストを自分の想像にまかせられるのが
一番きらいなのだ。
ハッピーエンドで終わった大好きなコミックなのに
あえて不透明にして読者を混乱させている。
なんかやるせなくなった。
ただ「キャンディ・キャンディその後」については
色々と考察しているサイトがあり、
それを読むと、最愛の人のヒントは小説にちりばめられている、
と言うのだ。
うん、うん私もなんとなく気付いていた。
たぶん・・・ニールだね・・・。ふふふ。
そう言うパターンってゼロではないよ。
(↑ごめん、真に受けないでね)
ま、興味があったらコミックと小説、両方呼んでみてね。
やっぱり、ニールだ!!