光と影の軌跡Ⅱ

つれづれなるおじさんの写真日記

まるでシルクロードの遺跡の様です-富津市・岩谷観音堂やぐら群

2020年06月09日 | 日記
 
 同県内の観光が奨励されている昨今。自宅のある木更津市から近隣、富津市の老舗醤油醸造所・宮醤油店で醤油を購入。ここから車で20分位のところにある富津市数馬区の岩谷観音堂を訪問しました。

 14の横穴に無数の磨崖仏が彫られているというこの観音堂やぐら群は、JR上総湊駅近く湊川沿いの高台にあります。



 

 三密とは縁遠く駐車場には1台も車が停まっていません。広い場所でバスも停まれます。





この岩谷観音堂やぐら群は、古墳時代の横穴墓を使用して奈良時代の行基上人が一夜にして造ったという伝説の地。





 14の横穴があるそうですが、まず観音堂の右うしろの洞窟に入って見ました。



 洞窟入り口には、石板が開かれています。中は暗く照明器具がありますが、点灯していません。壁には風化した磨崖仏が何体も掘られ、まるで敦煌の遺跡の様です。驚きました。