新井白石居宅跡を見学した後、そこから横に続く細い道を国道410号線方面に進みました。暫くこの道を行くと、緩い坂道と交差しました。ここを春の光を浴びながらお婆さんが上がってきました。坂道の先は真勝寺というお寺です。
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細い道には椿の花が沢山落ちていて、その所々に陽の光が当たりとても綺麗です。私とツレもお婆さんに続き真勝寺に入りました。
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真勝寺は天文9年(1540年)武田一族の勝真勝(すぐろ・まさかつ)が開基。禅宗・曹洞系の古刹で、境内には久留里藩最後の藩主・黒田直養の墓があります。本堂入り口や手水舎には重厚な彫刻が施されており、有名な波の伊八の流れをくむ職人の作と伝えられています。
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社殿横には大きな池があります。昔この池に沢山のカエルがいたそうで、そのせいか境内には大きなカエルの彫刻が置かれています。
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池の右奥の斜面には横に掘られた井戸があります。まだ水が湧き出していますが、これは7代藩主黒田直静の時代(嘉永4年1851年)に造られた井戸です。この湧水を集めて竹樋で久留里上町8か所の余水桶に給水し共同で使用したと伝えられています。
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久留里藩最後の藩主の墓を見学した後、境内を国道410号線方面に進み、山門をくぐりました。この門は元々この近くに在った久留里城の城門を模して造られた物だそうです。門の左手にも大きなカエルの像が置かれていました。この後久留里駅に向かい銘水の里の散策を終了しました。帰りも久留里線に乗り木更津に帰りました。
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