光と影の軌跡Ⅱ

つれづれなるおじさんの写真日記

都心に1番近い国定公園・富津岬

2021年03月04日 | 日記

 2/19(金)所用で富津市に行ったついでに、ツレと東京湾に細長く突き出た富津岬に寄ってきました。この日は風がなく気温も低いためか、空気が澄んで東京湾の対岸が良く見えました。それではと意を決して、岬の先端にある明治百年記念展望台に登ってみました。



 この展望台は高さ21.8m、登るには労力がいります。しかし登ってみると素晴らしい景色に感動。横浜のランドマークタワーや町並みがクッキリとみえ、手が届きそうです。海の中には巨大な砂州のような物が出来て、まるで南国の無人島みたいです。



 海も綺麗ですね。小さな漁船が1隻漁をしていました。



 海と反対方向を見ると富津岬の形がよくわかります。この富津岬のある県立富津公園は都心に1番近い国定公園。第二次大戦までは軍事基地が在ったので民間人は立ちり禁止でした。その為手つかずの自然が残り、岬一帯は千葉県指定天然記念物の海浜植物群落地に指定されています。


 
 富津岬の前方には明治時代に造られた人工島、第一海堡と第二海堡が残っています。2つの人工島の間には富士山が見え、とても美しい景観を呈していました。



 暫く展望台にいましたが風も出てきたので下に降りました。この展望台は昭和46年(1971年)に建てられ、もう50年も経っています。五葉松をモチーフにしたそうですが、不思議な形で登るには少し勇気がいりました。