9/12(日)木更津も朝晩の気温が下がり、この日の気温は平均で23.8度。そろそろ金田漁港の海苔の種付け(陸上採苗)の準備が始まると思いツレと金田漁港を訪問しました。
金田漁港に着いたのは午前6時頃。何組かのグループが準備を始めていました。昨年1度見学しているので顔見知りの方ばかりです。右端のグループではもう大きな水槽に水が張られ、中に海苔の種が付いた蛎殻が綺麗に並べられていました。
海苔をはじめ海藻類の多くは「冬の生き物」です。この温度を下げた水槽の中に海苔の種を入れ、人工的に秋を感じさせます。そして海苔の胞子を育て、頃合いを見て水車を回し海苔の網に胞子を付着させるのです。
いくつかのグループの人が来てテントを張ったり、水槽を組み立て水を中に入れたりしていました。この作業は一家総出の仕事、女性たちも忙しそうです。
発泡スチロールに入れられた種の付いた蛎殻が、ドンドン運び込まれてきます。周りでは光を通さない黒いテントが張られ、準備が進行中。あと数日で水車が回る海苔の種付けが始まります。