3/31(金)ツレと百地蔵のある袖ヶ浦市の延命寺を参拝しました。ここは春と秋の彼岸の時に百地蔵参りと呼ばれる行事があり、お地蔵様や石板に小さな地蔵札を貼って新仏や先祖を供養します。
延命寺は奈良時代の神亀元年(724年)行基上人によって創建された古刹。豊臣秀吉発行の文書が残り、幕末には旧幕府軍が駐留し官軍の攻撃を受けた場所でもあります。
裏山に登ってお地蔵様を参拝して行くと、至る所にウラシマ草を見る事が出来ます。
ウラシマ草はサトイモ科テンナンショウ属の多年草。花の先端には付属体があり、釣り糸状に長く伸長しこれが浦島太郎の釣り竿の釣り糸に見立てられ、この和名がついたとされています。
変わった形の植物なので、ちょっと見ると不気味です。同じ種類の植物にマムシグサがありますが、よく似ていてヘビを想像させます。
裏山の終わりには、お地蔵様の上に椿の木があり、沢山の花が落ちていました。まるで赤い絨毯をしいたように神秘的で、とても綺麗です。
この百地蔵のある裏山を登り始めたのは午前11時。降りて最後のお地蔵様を撮影したのは午前11時40分でした。最初は途中で登るのを止めて引き返そうかと思ったのですが、徐々に元気になり最後まで行くことが出来ました。やはりここは袖ヶ浦のパワースポットです。