光と影の軌跡Ⅱ

つれづれなるおじさんの写真日記

緑の桜(御衣黄桜)と薄紅色の桜(染井吉野他)の共演-木更津市・長楽寺

2023年04月17日 | 日記

 五月中旬並みのの暖かさが続く今日この頃、ツレと少し遅いかと思ったのですが、木更津市請西の長楽寺にお花見に出かけました。4/4(火)の午前11時頃です。

 長楽寺の駐車場に車を停めて入り口から入ろうとすると、そこに緑の桜、御衣黄(ぎょいこう)が見事に咲いているのに気付きました。以前からここに在ったのでしょうが、開花しているのを見たのは初めて、驚きました。

 御衣黄はバラ科サクラ属の植物で、日本原産のサクラです。江戸時代に京都の仁和寺で栽培されたのが始まりと言われています。サトザクラの一つで、著名なドイツ出身のシーボルトが日本から持ち帰った標本が現存しています。

 またこの他駐車場には、枝垂桜も咲いていました。そして門を入ると染井吉野が私たちを出迎えてくれます。もう見頃は過ぎてかなり花びらが池に落ちていましたが、蓮の葉についた桜の花びらも風情があります。

 本堂の近くにも八重桜が咲きとても綺麗。また本堂横には石板が2列に建てられ、その上には八重桜が咲き、石板や石仏を守っているように見えました。

 最後に本堂裏の庭園に行きました。もうここの染井吉野は盛りを過ぎています。ただ枝垂桜が何本か咲いていて、古都の庭園を思わすような景観を演出していました。