8/29(土)県道87号線を木更津駅方面に走行中、木更津中里地区に差し掛かったところ、小さな国有地の看板が立っているの発見。空き地に駐車し行ってみました。7月末頃にも近くで同じ国有地の看板を見付け撮影した覚えがあります。この国有地の幅は2m位で、先は陸上自衛隊のかまぼこ型の格納庫方面に伸びていました。そして後方はJR内房線に続いています。
上が陸上自衛隊の基地。下は看板の後方で内房線の線路に向かっています。
8月の上旬に市中央公民館で開催された「2020年平和のための戦争展」をツレと見にいきましたが、その中に「戦前・戦中・戦後の木更津」という展示がありました。その展示の中に旧い地図があり、木更津駅から巌根駅近くの詳細な情報が描かれていました。写真撮影の許可をとり複写しましたが、地図には撮影した国有地の看板がある場所もでていたのです。(国有地と言う文字と赤い線は私が後から入れたもの。)
赤い線を引いた場所です。その場所の下に「軍用道路①(仮称)」と書かれていました。この道路の側に国有地と言う字を貼ってみましたが、実際にはもっとたくさんの看板が置かれています。トップの写真はこの地図の1番左の国有地と貼られた場所の写真。
地図の真中を走るのは内房線で上が巌根駅方面です。内房線で分けられた右半分にも国有地の看板があります。上の写真は国有地側の「いろりの森工房」に建てられた看板。 この道を奥の方に進むと細い水路があり、そこにも国有地の看板がありました。
この軍用道路跡と思われる国有地は、西山大日堂というお堂付近まで続いており、何か所かに国有地の看板が立てられていました。下2点がその写真です。いつ頃の軍用道路か分かりませんが、まだこんな道路跡が残っているのですね。時々依頼をされた業者がこの国有地の草を刈りに来ていると、出会ったおばさんが教えてくれました。
撮影を終えて帰ろうとした時、いろりの森工房の方が出てこられ、この国有地の下は昔基地で使った水道管が埋められているという話をしてくれました。土地の人に話を聞くと色々珍しい話が出てきます。そして西の方を見ると鉄塔の側に虹が薄っすらと見えてきました。綺麗な光景でした。