5/11(水)午前6時半頃、ツレと木更津市郊外の自宅近くを散歩中の事でした。何時もの田んぼ道に通りかかり、畔にいるカルガモを撮影していると、もう少し小型の野鳥の群れが目に入りました。中には胸と頭が黒い鳥もいます。ダイゼンかムナグロのようです。
ムナグロは体上面が黄色みがかった白黒模様なので、この鳥はダイゼンの様です。丁度羽ばたいている所を撮れたのですが、羽の上部は白黒の模様がはっきりしていました。ダイゼンは全長が29~29.5㎝、夏季にカナダ北部やアラスカの北極海沿岸で繁殖し、冬季になると太平洋、大西洋、インド洋の沿岸部で越冬。日本には渡りの途中で飛来する旅鳥です。
近くにジャーマンアイリスの花がさいていました。もう春も終わり、梅雨の季節が近づいているようです。
田んぼの畔の側にダイゼン2~3羽が並んでいました。黒い夏羽と薄茶の冬羽のダイゼンがいますが、その割合は半々と言ったところです。
目では確認できなかったのですが、写真で見ると畔にいたダイゼンだけでなく、田んぼの中にも4~5羽いたようです。全部で10羽位の群れでした。
この野鳥は昨年も同じ場所で目撃しました。2021年4月26日午前7時20分に撮影しています。それがこの上の写真ですが、来年も見る事が出来れば最高です。帰り際に農業用水際を通ると、少し濁った水の中に2~3匹の錦鯉が泳いでいました。巾が1~2m位の用水路にこんな鯉がいるなんて信じられません。誰かが放したのでしょうか?不思議です。