光と影の軌跡Ⅱ

つれづれなるおじさんの写真日記

シルクロードの敦煌窟を思わせる磨崖仏群②-富津のパワースポット

2021年06月18日 | 日記
 
  この岩谷観音堂の壁面には、中世から江戸時代にかけて彫られた磨崖仏や五輪塔が多数あります。全14窟を巡れば全国の霊場を巡礼したのと同じ御利益があると言われている、パワースポットです。トップの写真は小さな仏像が乗った石柱で岩谷観音堂の由来が刻まれていました。



 上の写真は廻廊窟に刻まれた仁王様と言われる磨崖仏。下は仁王様の反対側の磨崖仏群。そして下は廻廊窟の入り口です。

     

  廻廊窟の右上には、階段が設けられ広い横穴に行けるようになっています。急な階段なので、上るには注意が必要でした。




         
 この上下の2窟にも五輪塔等が刻まれていますが風化して非常に見にくいです。

            

 右上の階段を昇ると広い横穴。ここが一番磨崖仏を見るには良い場所です。直接太陽光が入らないので、写真も撮りやすいですね。ただ風化が進み影絵のような磨崖仏が多いです。下の3枚がそれらの写真です。

 岩屋観音堂には平日のせいか誰もいませんでした。人知れず佇むこのような歴史的スポットは、あまり注目されずに地元の方が大切に守っていくのが良いのかもしれません。









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