台風もようやく去り、大した被害もなった今日この頃。天気予報はほんとに当たらないと嘆きつつ、木更津市請西にある長楽寺をツレと訪ねました。ここは彼岸花の名所でもあるのですが、台風が接近し大雨になると言うので、行くのを控えていました。その為か彼岸花の旬は過ぎており、残念でした。訪問したのは午後1時半頃、平日のせいかお参りの人は2~3人しかいませんでした。
山門を入ると少し盛りを過ぎた彼岸花が沢山咲いています。その彼岸花にアサギマダラが来ていました。彼岸花とアサギマダラのツーショットを撮りたかったのですが、落ちた赤い花に止まって動きません。
アサギマダラは旅する蝶と言われ、南国沖縄の方からやって来る珍しい蝶です。ツレも今年になって初めて見たと言っていました。本堂で参拝し、お線香の煙を浴びて裏庭に向かいました。
裏庭に向かう途中にも沢山の彼岸花が咲いていました。
彼岸花は綺麗に咲いているのですが、枯れた花も交じっていました。今年は開花が例年より早い様です。
ここ清溜山長楽寺は鎌倉時代の創建です。当初は稲荷山長国寺と称し、現在の東方約1km程の場所に在りました。しかし永禄年間(室町時代)、現在の場所に移り、長楽寺と改称しました。本堂裏手には古都を思わせる庭園が広がっていますが、彼岸花は時期が過ぎあまり見られませんでした。