竹心の魚族に乾杯

Have you ever seen mythos?
登場する団体名、河川名は実在のものとは一切関係ございません。

反射神経のゲーム…

2009年12月06日 21時32分26秒 | 番外編「河口」
朝一で別な釣り場の偵察をしてきて、ポイント到着は9時。
(某ポイントにはメバル狙いのアングラーがいましたが、釣れてない感じでした…)

ハゼポイント到着後、道具を支度していたら、品の悪いグループがダーッと荷物を並べて場所とり。これですっかりやる気が失せてしまい、あてのない放浪の旅へ…。


歩いて…

歩いて…



ようやく最初のアタリが! なんと至近距離でヒットです。目測20mほどでしょうか。サイズも「デカイ!」というほどではありませんけどまずまず楽しめるサイズです。しかも流れがあるせいか引きが強い!


それなら至近距離での魚との駆け引きを楽しもうと、いったん車に戻り8ft.6in.のエギングロッドから7ft.6in.のメバルロッドにチェンジ。オモリは重量オーバーの4号で、柔らかくそーっと投げます。
20cmオーバー狙いは今日はあきらめます…。


さて実釣開始。
感度がどうのとかは、結局釣果への寄与はそんなに大きくないと思うし、それよりもバットパワー不足によるフッキングの甘さが心配でした。ですが、ショートレングスによるメリットは、それを補って余りあるものがありました!

第一のメリットは何といっても自重が軽いということで、そのためロッドの保持にはわずかな力しか必要とせず、唐突にココーンと来た場合でも、魚の動きに追随してスッと入るという按配。

第二の点は、まさかと思ったのですが、合わせ遅れでした。これがショートロッドだと合わせが格段に楽!掛かる掛かる、自分が上手くなったのかと錯覚してしまうほど!
ん?じゃあ、今までのエギングロッドは合わせ遅れしてたのか??

ハゼ釣りは、コツコツとかモワーッとか、ガツンとか多彩なアタリがあるわけですが、このアタリのパターンに応じてどうロッドを操作するか、その場その場でパッと瞬間的に判断しなくてはなりません。判断ミスじゃもちろんダメだし、ちょっとでも遅れるともうアウト。

文字通り「頭で考えてちゃ間に合わない!」、そんな情況です。パッと瞬間的に反応するように手を鍛えなくてはなりません。それも合わせるだけではないのでテンカラよりも難しい面があります。
ナブラ撃ちでも、体がパッと反応して投げたときは釣れますけど、あっちかな~こっちかな~と考えて投げているとなかなか釣れません。
ジョギングや散歩してる人から「ハゼ釣りですか~のんびりでいいですね」と声を掛けられますけど、実際、全然のんびりじゃなく、湯気が立ち上るぐらいメラメラです。


さて、それではエギングロッドの場合ですけど、注意してみると確かに合わせの瞬間バットが一瞬微妙に曲がる感触がありました。これはさっきまで使っていたので歴然。きっとロッド自体のレングスと慣性モーメントの関係なんでしょうね~。
例えば渓流釣りで、7mの本流竿で合わせ遅れというのなら分かるんですが、たかだか3mのエギングロッドですよ…こんなに短くても影響あるんですね。

こんな訳ですからショートロッドの「遅れない」ということが大きなメリットなのですね~。ハゼ釣りといえども、通常の即合わせ、聞き、止め、送り込み、シェイクとあらゆるテクニックが要求されます。冬場のトレーニングにうってつけかもしれません。
ロッドの感度については、今までロッドごとの感度の違いってあんまり感じたことないんで、よくわかりません。まあ、安いロッドばかり使ってるんで、そのせいもあるんでしょうけど…。


さて、1尾釣れると次も当たります。連チャンです。上手に針掛かりさせて暴れさせずに寄せると、次のキャストで即ヒットです。1尾釣れたら周囲にまだ何尾かいるということ。いかにアワセミスしないかということはやっぱり釣りの基本なんですね~。


結局、ソコリまでポツポツとアタリ続け、激アツタイムを楽しんで終了。
大多数が同じ1か所のポイントで動かずに釣れ、ハゼの巣を探り当てたような一日でした。


そして、おそるべしメバルロッド。柔らかいので引きも楽しめます。
ただ、デメリットとして“立っ端ー”が低いんで、注意しないと合わせるときのラインの角度が寝てしまって、合わせても合わせてもすっぽ抜けということになりやすいですね~。こうなるとたちまち地合が止まってしまいます。できるだけ上に突き上げるように合わせた方がいいですね~。




[感想]血抜きをして天麩羅に。ふっくらと絶品でした。
[時間]9時~15時(早朝5時~8時は下見)
[釣果]ハゼ11~16cm×14尾。
[道具]ロッド:ゲームAR-C UL706、リール:06ツインパワー2500、ライン:ファイアーライン3lb、リーダー:ユニチカハイループ3号3m、PPパイプ天秤、ヘラ用クッションゴム2個、オモリ:下田Feシンカー4号レッド、モトス:トヨフロンEX 2.5号+1.2号、ハリス:トヨフロンLハード0.6号、針:投げ専用キス10号、餌:青イソメ。

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