Lee's Diary

ドラマが好き。
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咲くやこの花 第7回 *感想*

2010-02-27 | 冬ドラマ(2010)感想
はな先生(松坂慶子)が残した「むすめふさほせ」と書かれた手紙。
この言葉が こい(成海璃子)としの(寺田有希)には 訳の分からないものにしか見えないのは
二人が 百人一首のコトを知り尽くしていないという意味なのかしら?
それとも この時代には「むすめふさほせ」は知られていなかったのかなぁ?
などと 前回ちょっと不思議に思っていたのだけれど・・・ 
決まり字は明治時代に発見されたものなのねぇ。 
そうだとすると おこいちゃんは とてつもなく強い力を手に入れたことになるわけなのね。
やっと納得できて ちょっとスッキリ。
 
空腹で倒れてしまった由良を家に連れて帰るおそめさん(余貴美子)。
こいが「気が済めば終わります。」とサラリと言ってのける 信助(佐野史郎)との喧嘩で
信助の足に噛み付く様子が とても勇ましくって笑ってしまったわぁ。
「命懸けでせしめた」と自慢げに 鰻を由良にご馳走する様子からも 
逞しくって情の深い女性といった雰囲気が感じられるのが とてもいい。
それにしても こいとそめの二人っきりの時には いつもどこか淋しげだった「ただみ屋」が
由良が一人加わるだけで 急に明るくどっしりとした雰囲気に変わる様子は とても印象的。

「何から何までお前の世話になって情けないのだ。このままでは私の立つ瀬がないではないか。」
という由良に 「由良様に立つ瀬が無いのは当たり前です。」と言ってのけるこい。
強気のこいの発言に しどろもどろの由良様が 何だか急に可愛らしく見えてくるのが面白い。
「志があるのはあなただけじゃないのよ。あたしだって志があるんだし あなたの心配ばっかりしてらんないの。
だから大人しく言うことを聞いてちょうだい。(・・・現代語訳)」
こんなコトを言うようになった おこいちゃんの急激な成長ぶりが素晴らしくって とても可愛らしかったなぁ。
今までは由良に言われっぱなしだったこいだったけど
二人の立場が逆転してしまったようなこのシーンは とても良かった。
母親ゆずりの逞しさを見せ始めるおこいちゃん。 恋は女の子を大きく成長させるものなのね~。

こいに片思いの順軒(内田滋)に向かって意を決して励ます おしのちゃんの様子もよかった。
あんなに我儘な女の子だったのにねぇ・・・。おしのちゃんの頑張りぶりも見ていて微笑ましかったなぁ。
いつまでたっても順軒から名前も顔も覚えてもらえないおしのちゃん。
いつか しのもこいのように想いを伝えられる日がくるといいわねぇ。

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