chuo1976

心のたねを言の葉として

パリパリの私のきもち春キャベツ

2023-04-20 05:49:25 | 俳句
パリパリの私のきもち春キャベツ
                           紀本直美

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花びらをながして水のとどまれる

2023-04-19 04:54:16 | 俳句
花びらをながして水のとどまれる
                        大木あまり
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オメデタウレイコヘサクラホクジヤウス

2023-04-18 04:54:57 | 俳句
オメデタウレイコヘサクラホクジヤウス
                           川崎展宏

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恋猫の酒樽を飛び跳ねてゆく

2023-04-17 04:12:40 | 俳句
恋猫の酒樽を飛び跳ねてゆく
                           高橋とも子

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CⅩⅩⅡ「燃える平原児」を見る聴く、  『エイガニッキ』 SASHI-ハラダ  2023/4/16

2023-04-16 17:23:06 | 映画
CⅩⅩⅡ「燃える平原児」を見る聴く、  『エイガニッキ』 SASHI-ハラダ  2023/4/16


西郡の小屋、二人のカウボーイ、小屋の中に、闇、一体何が、二人は何もの、忍んだのか、強盗か、灯りが灯って、誕生祝、戻った主人公と兄、母と父と、仲間たち、彼らの仕業、皆が歌い、踊、飲んで、そんな語らいの最中に、医師の男が、何気なく、母の料理を褒める、白人の料理と一緒だと、母のアップ、不審、不安、直ぐに、気を取り直して、笑みで語らい、だが、兄も、弟も、いい顔はしない、全て、判っている父親は、笑みで語らう、母はインディアンの出身、だが、父親と結婚して、連れ子の兄と母の子の弟が、腹違いの兄弟として、育って今に、実の兄弟のごとくに、二人とも父を母を慕い愛するのだ、しかも、妻を、一番に愛しているのは、父親、世間の差別を理解しながらも、娶ったのだ、覚悟して、やってきた母もまた、こんな苦悩など、乗り越えられると、これまで、見事に熟してきたのだ、宴が終わり、帰っていく、仲間たち、その帰り、一家族が襲われて、皆殺し、母の出身部落の酋長が変わり、今の若い酋長は、白人対して、戦いを辞さない戦士、こうして、町でも、主人公一家に、八つ当たり、それでも、母も弟も、兄も、父も、これまで通りだと、父は、私は家族を守るのだと、白人だろうと、先住民だろうと、家族に襲い掛かる者は、誰だも許しはしないと、家族を守るのが、私の仕事だと、兄も、弟も、父の言葉を信じ、母もまた、そんな最中に、家族の牛が奪われる、先住民の仕業か、兄と父は、牛を求め、探しに、旅に、残された母と主人公、そこに通りすがりの旅の浪人二人、食事をと、母は招き入れて、不安な主人公、やはり、彼らは、美貌の先住民の母に、言い寄り、キスしようと、拒む母、そこに戻った主人公、母に遣いに出されていたが、戻った怒りの主人公は、二人を追いたてて、外に出るや、さんざんに殴りつけるのだ、走り去る二人、母の困惑、主人公の怒り、先住民ばかりでは無く、白人たちも、何所か、荒んで、先住民の土地を白人が奪えば、今度は、先住民が白人を襲う、こうして、逸れた白人は、強盗に、奪い盗み、町は荒んでいく、これまで、収まって来たのだが、それは、先住民が、与えられた、居住地に我慢していたから、新しい酋長が、夜、屋敷の前に、話があると、話ならば、昼に来いと、主人公、一人で来いと、窓辺から主人公、去っていく酋長たち、昼に一人現れる酋長、母も主人公も、同じ部族の者だと、ともに白人と戦おうと、母に相談すると、母は、長老の姻戚の者たちと話をすると、こうして、酋長と仲間と連れ立って、村に、酋長の誘い、優しさ、彼の言葉の意味は理解している主人公、だが、父の言葉もまた、母の思いも、酋長は理解する、今はまだその時ではないと、帰って考えろと、その時が来たら、ともに戦おうと、その帰り道、母が丘からの銃弾に撃たれて、送って来た、主人公の友人の先住民もまた、撃たれて、撃ったのは、始まりの襲撃で、殺されたと思っていた友人の男、これまでにも、母が今人を見たと、高みに、だが、何も見えないと、理解しなかった主人公、その彼が、彼は襲われた後、這いつくばって先住民に復讐しようと、執念で、やってきた、今、主人公らの馬車を見出して、撃った、主人公は反撃して、男を撃つ、まさか、友人とは思わずに、瀕死の母、燃え上がる星を見たと、先住民の伝説、祈りの世界、死して、召される世界、己の死を自覚している母、それでも、主人公が助けて屋敷に、父と兄の待つ屋敷に、父は直ぐに医師を呼べと、助かるかもしれないと、二人は馬を走らせて、町に、だが、誰もが、受け付けない、先住民の命など、こうして二人は、まずは、帰るふりして、兄は、主人公に、医師の娘の少女を連れ出せと、屋敷裏から近づいて、遊んでいる顔見知りの少女を連れて、主人公は馬に、町に戻り、医師に直ぐに来いと、理解した医師、二人は少女を戻して、医師を連れ出す、兄の恋人の娘も、後を追う、こうして、四人が馬を走らせる、小屋では、母が、やはり、伝説の死の招きに誘われて、外に、一人、死に向かって歩き出す、父の小屋を出た間を抜けて、気付いて追う父、スカーフが落ちている、風に舞うスカーフ、そして、大木の影に、母が倒れているのを見つけ出して、医師が、やって来た時には、母は死して、怒りの主人公、医師が、直ぐに来なかったからだと、兄は止める、医師は去っていく、母の墓、十字架、だが、この弔いで、良いのだろうか、父は母との経緯を語る、先住民に出会って、母の美しさに惹かれて、銃と引き換えに娘をもらい受けたのだと、金で買ったようなもの、全ては、白人と先住民は、こんな関係の中に、中から、父は、何が在るか分からない、銃弾を買って来いと、だが、雑貨屋は蛻の殻、既に襲われている、母も死して、兄には、先住民を守る当てもない、まさに、白人として生きるばかりとも、それでも、主人公を労わってはいるが、何所か、主人公ばかりが、両者に引き裂かれて、二人が出かけた最中に、父は牛を求めて、そこに先住民たちが、襲撃、父は撃たれて、戻った二人は、父を捜すが、既に、死して、こうして、二人の墓が、白人と先住民の和解の印の二人が、殺されてしまった、兄には、恋する娘が、あくまで、主人公を想っている兄だが、どこまでも、引き裂かれている主人公は、己の居場所失って、先住民のもとに走るのだ、酋長のもとに、共に戦うのだと、戦士なのだと、かくて、白人たちと、先住民の闘い、馬を走らせ、撃ち合い、格闘、その最中に、兄を、巻き込まれた兄、その兄を見いだす主人公、だが、兄は撃たれてしまった、何とか巧みに、もぐりこみ、兄を助け、木々の裏に隠す、先住民の戦士の筈が、兄を助けて、家族を助けて、主人公一家の思いを一人引き受けて、が、誰にも助けを求められずに、兄の恋する娘のもとに、預けて、去る、仲間の許へ、瀕死の兄は手当てを受けて、目を覚ました兄、主人公を助けるために、出向こうと、そこに、今や、先住民に取っては、裏切り者の主人公、血まみれで、現れる、兄の前に、誰のために戦ったのだ、母と同様に、先住民の伝説の燃え上がる、星を見に行くのだと、馬を走らせる、きっと、こんな愚かな、戦いの無くなる、俺たちのような、悲しみの家族の居なくなる日がやってくると、色彩の素晴らしさ、何所か、どんよりとした、映像世界、歌、音楽、顔のアップ、表情、闇、夕闇、空、母の死への、歩み、神話の如くに、まさに、神話だ、アメリカの、先住民、白人、ビジネス、銃で、武器で娘を買う、そして、結婚、生まれる白人と先住民の子、父の連れ子の兄、家族、この葛藤と、和解の反復こそが、アメリカなのだ、西部の大地、風、牛、馬、高地、空、雲、土の色、空の青、白い雲、赤い太陽、歌と踊りと、アメリカの地に舞い降りた白人男の、主人公の父親の、アメリカの第一部の終わり、ここから、この地獄から、現代、アメリカが、始まるのだ、この痛ましさとともに、そして、映画を見つめる、今もって、この痛みの中に私たちは、有る、先住民は同化されて、純粋な先住民は、消えていく、ばかり、だが、主人公の去って行く、後ろ姿を見つめる兄と白人達、そして、私たちは、血まみれの大地に残されてある、どこまでも、

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ぶらんこの立ち漕ぎ明日の見ゆるまで

2023-04-16 06:11:26 | 俳句
ぶらんこの立ち漕ぎ明日の見ゆるまで
                                              杉山久子
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ひばり揚がり世は面白きこともなし

2023-04-15 04:05:13 | 俳句
ひばり揚がり世は面白きこともなし
                           筑紫磐井

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揚雲雀二本松少年隊ありき

2023-04-14 05:40:50 | 俳句
揚雲雀二本松少年隊ありき
                           川崎展宏

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『春夜』    蘇軾

2023-04-13 04:20:20 | 文学

『春夜』は、「春宵一刻値千金」の句が有名な蘇軾の七言絶句です。

『春夜』       蘇軾
春宵一刻値千金
花有清香月有陰
歌管楼台声細細
鞦韆院落夜沈沈


『春夜』の書き下し文
春宵(しゅんしょう)一刻 値千金
花に清香有り月に陰有り
歌管(かかん)楼台声細細(さいさい)
鞦韆(しゅうせん)院落夜沈沈


『春夜』の現代語訳
春の宵は一刻に千金の価値がある
花は清らかに香り、月はおぼろに霞みがかかる
歌や笛がにぎやかだった高殿も今は音もかすかになり
ブランコのある中庭では静かに夜が更けていく


『春夜』の解説
第1句…「一刻」は「わずかな時間」。「千金」は「非常に価値がある」。
第2句…「清香」は「清らかな香り」。「月有陰」は「月に雲がかかっている」。
第3句…「歌管」は「歌と笛の音色」。「楼台」は「高い建物」。「細細」は「かすかである」。
第4句…「鞦韆」は「ブランコ」。「院落」は「中庭」。「夜沈沈」は「夜が更けていく様子」。
「春宵一刻値千金」…日本では第1句だけが独り歩きしている詩です。どこに入っている文なのかと思ったら、蘇軾・蘇東坡の詩なのでした。心地よく気だるく、眠りに誘われそうな詩です。

鞦韆…難しい字ですが、現代中国語では「秋千」と書きます。日本語では「ブランコ」ですが、この日本語は擬態語なのか外来語なのか諸説あります。
古代中国の優雅な詩になぜブランコが…と思ってしまいますが、ブランコ、つまり秋千は中国では紀元前の春秋時代からあるのでした。元は北方少数民族のスポーツ用具だということです。体を鍛錬するためだったのでしょうか。
鞦韆(秋千・ブランコ)。
これが中原…つまり黄河流域の中華文明の中心地に来ると、女性の遊具になったというのです。古代中国では子供たちの遊具ではなかったのですね。
特に宮廷で官女たちが好んで遊んだそうで、美しい官女たちが優雅な裳裾(もすそ)を翻してブランコを楽しむ姿は、一幅の絵のようだったことでしょう。そういえば日本でも放映された中国ドラマ『宮廷の諍い女』では、清朝の雍正帝とヒロインの出会いの場が庭園のブランコでした。
その後お金持ちの家でも女性たちのために中庭に秋千を置くことが多かったとか。当時格式ある家の奥方や令嬢が外を出歩くなどはみっともないこととして許されず、せめてブランコをこいで、高くなったところでいっとき外の世界を垣間見て楽しんだというのです。
ともあれこの詩の世界でも中庭に秋千が置いてあったのですね。今は夜更け、誰も乗っていませんが、昼間これをこいで笑い声をたてていたのは、きっと年若く美しい女性でしょう。
月もおぼろ、にぎやかな管弦の音も消えようとし、清らかな花の香りと乗り手のいないブランコがあるのみ。それでいて美しい月の光や楽の音、美女の姿は幻想として残っているのです。夢の中にいるようなこのぼんやりとした華やかさは、まさに値千金の春の宵です。

http://chugokugo-script.net/kanshi/shunya.html



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この世にも少し慣れたかやよ子猫

2023-04-12 06:02:57 | 俳句
この世にも少し慣れたかやよ子猫
                      照屋眞理子 
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札幌国際芸術祭

 札幌市では、文化芸術が市民に親しまれ、心豊かな暮らしを支えるとともに、札幌の歴史・文化、自然環境、IT、デザインなど様々な資源をフルに活かした次代の新たな産業やライフスタイルを創出し、その魅力を世界へ強く発信していくために、「創造都市さっぽろ」の象徴的な事業として、2014年7月~9月に札幌国際芸術祭を開催いたします。 http://www.sapporo-internationalartfestival.jp/about-siaf