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改善を不要と錯覚させる危険性

2017-05-13 08:13:34 | 日記

健康食品は効くのか? 内臓脂肪減ったが体脂肪率は増えた

おなじみトクホマーク。取りすぎなければ体に悪いものではないトクホだが、「生活習慣の見直しや食生活の改善を不要と錯覚させる危険性がある」

 雪印メグミルクが2009年に発売した「ガセリ菌SP株ヨーグルト」。2015年に新設された「機能性表示食品」制度を適用し、現在の広告にはガセリ菌SP株により「内臓脂肪を減らす」とうたわれている。根拠の論文は消費者庁HPで公開されている。

 このヨーグルトの「機能性情報」に添付された論文を見ると、1日1個12週間食べ続けると腹部内臓脂肪は平均約6平方センチメートル減り、普通のヨーグルトを食べ続けると逆に少し増えているという結果が記載されている。内臓脂肪は生活習慣病の引き金にもなるもの。確かにありがたい話だ。

●体脂肪率は増えた

 だが不思議なことに、内臓脂肪と皮下脂肪を足した「体脂肪」の率をみると、0.7ポイント、有意(統計学的に誤差の範囲ではないこと)に増えているのだ(普通のヨーグルトだと0.9ポイント増)。すなわちこの商品は「内臓脂肪を減らすが体脂肪は増やす商品」ということにもなる。雪印メグミルクは公式サイトの「お客様センター」というページで「体脂肪率の増加はガセリ菌SP株の摂取が原因ではない」「カルシウムの摂取量が減ることで、体脂肪率が増えたという報告があり、今回の試験で(他の)乳製品の摂取を制限したことが影響したと考えられる」としている。

「ガセリ菌SP株を含むものでも含まないものでも体脂肪率は増加し有意差もないので、商品表示や広告への記載は行っておりません」(同社広報)

●トクホより緩い基準

 病気の予防や健康維持に有効とされる「機能性成分」。この機能性をアピールできる、つまり「食べるとこんないいことがあるよ」と表示できる食品は現在3種類ある。国の審査に合格すれば認められる「特定保健用食品(トクホ)」(1991年開始)、特定の成分について基準量が含まれていれば認められる「栄養機能食品」(2001年開始)、そして機能性表示食品だ。これは国の審査が必要なく、作り手側が根拠を示して形式的に整っていれば認められる。安倍政権下の「成長戦略」の一環として設けられたもので、矢野経済研究所の調べでは市場規模は初年度の446億円から16年度は1483億円(見込み)に跳ね上がっている。

『「健康食品」ウソ・ホント』などの著書がある高橋久仁子・群馬大学名誉教授は、冒頭の案件について、「インターネットを利用しない消費者もいるし、広告の同一紙面に体脂肪率について書かないのは無責任」と憤る。

トクホでは認められなかった成分や「目の調子を整える」「睡眠の質の向上」といった表現も認められている。「●●には高めの血圧を下げる機能があることが報告されています」と広告にうたっている機能性表示食品もあるが、「血圧を下げる」という表現はトクホでは認められていない。「驚きの血圧低下作用」をうたったトクホ商品は16年に消費者庁から「誇大広告」と勧告を受けた。より厳しい基準を経たトクホで許されない表現が機能性表示食品で許されていることを消費者はよく理解する必要があるだろう。今年4月には、「目のピント調節」をうたう機能性表示食品が原因と思われる薬物性肝炎が起きたという報告もされている。

●トクホは免罪符でない

 では、トクホは信頼性があるのだろうか。もちろん機能性表示食品よりは「審査」を経ているだけまともとも言えるし、基本的には表現も規制されている。だが、その効能についてはやはり過剰に伝わっている部分もありそうだ。

 例えば、近年話題のトクホ認定の炭酸飲料。食後の血中中性脂肪の上昇をおだやかにするとうたわれている。その根拠のデータを見ると、実験に参加している「健常男女」の空腹時の血中中性脂肪は120~200mg/dlで、平均値は150を少し超えている。実はこの数字、「高中性脂肪血症」と診断されるレベル。また実験の際に食べる食事の脂質46.1gは、1日に必要とされる脂質摂取量の8割近い「高脂肪食」だった。

「そこまで中性脂肪値が高くなく、1回に取る脂質の量も普通の人に、どの程度効果があるのかは疑問が残ります」(高橋氏)

 同じくトクホ成分である茶カテキンには「代謝を高める。脂肪を減らす」効能があるとうたわれている。根拠となる研究を見ると、毎日1本12週間飲み続けた結果、体重が70キロから1.7キロ減ったとある。

「1日に急ぎ足の運動を20分、お米を60グラム減らせば、12週間で同じ体重を減らせます。運動をすれば体力向上効果もあるわけです」(同)

 血糖値上昇を抑制するとうたうトクホも多いが、そもそも数ミリグラム程度の抑制がどの程度その人の健康に寄与するかは未知数だと高橋氏は言う。

「数ミリグラムの血糖値上昇抑制は、食べ合わせの工夫などで可能です。トクホさえ摂取すればあとは何をしてもいいという免罪符には使ってはいけません」

なんでも取り過ぎは良くないということですね

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チョコで脳若返り

2017-05-13 08:08:38 | 日記

「チョコで脳若返り」裏づけ不十分で発表

「チョコレートで脳若返り」は、裏づけデータが不十分だったことがわかった。
内閣府の研究チームと明治は、2017年1月に、「高カカオチョコレートを4週間食べた30人は、大脳皮質の量が増え、脳が若返る可能性が確認された」などとする、共同研究の結果を発表した。
しかし、「チョコレートを食べなかったグループ」の比較対象を設定した実験が行われていないなど、裏づけが不十分との指摘が相次いでいて、研究の統括責任者は「表記に行き過ぎた内容があった」などと話しているという。

高カカオのチョコレートで「脳の若返り」──。

 バレンタインデーを目前に控えた今年1月後半、ネットにこんな情報が流れた。

「脳にいいならチョコレートをもっと食べよう」

「毎日食べる!」

 歓迎コメントとともに、情報は瞬く間に広がった。

 情報源は内閣府「革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)」のチームと製菓大手の明治が1月18日に都内で開いた記者会見。「高カカオチョコレートの摂取が大脳皮質の量を増加させ、学習機能を高める(脳の若返り)可能性があることを確認」したという。ここでの発表が、SNSで広がったのだ。

 日本経済新聞朝刊に、明治と内閣府ImPACTのロゴ入りで「高カカオチョコレートで、脳は若返るか? 高カカオチョコレートの新しい発見」と題したカラーの全面広告が掲載された。この広告とプレスリリースをネットで見たという国立大学の講師(33)は、絶句した。

「パッと見ると、『高カカオチョコレートが脳に効く』と国が認めているように見えます。こういう広告はありなのか」

●科学的根拠なく発表

 内閣府ImPACTは安倍政権が「成長戦略」の一環として重点プログラムに位置づける研究開発事業だ。社会に変革を起こす研究を助成するとして、2014年から始まり、5年間で計550億円を投じる。

 発表では、中高年の男女30人にカカオを70%以上含むチョコレートを1日25グラムずつ、4週間食べてもらったところ、大脳皮質の量が増えたとされている。研究チームが独自開発した、磁気共鳴断層撮影(MRI)による脳画像から大脳皮質の量を数値化する手法で測定した。

 脳に詳しい米カリフォルニア工科大学の下條信輔教授(認知神経科学)は、このデータを発表すること自体、無理があると指摘する。

「論文にもなっていない仮説段階の結果です。『発表』は通常、考えられません」

 食品の健康効果を科学的に調べる場合に一般的なのは、「健康効果があるかもしれない食品」とは知らせずに「食べた人」と「食べない人」に分けて比較する方法だ。ところが、今回は「食べた人」しか調べていない。「高カカオチョコレートを食べたから大脳皮質の量が増えた」かどうかは、この方法ではわからないのだ。

 さらに、大脳皮質の量が増えると「学習機能を高める(脳の若返り)」かどうかもよくわかっていない。下條教授は言う。

「脳の大脳皮質の量が増えたと言いますが、これは『脳の若返り』の根拠にはなりません」

そうなんですか~

 
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ハワイで挙式

2017-05-13 08:02:07 | 日記

神田沙也加、村田充とハワイで挙式していた!父・正輝も出席

 先月に結婚を発表した歌手で女優、神田沙也加(30)と俳優、村田充(39)が米ハワイで挙式していたことが12日、分かった。関係者によると、沙也加の父で俳優、神田正輝(66)も参列し、前日11日に帰国。神田はこの日、東京都内で行われたNHK BSプレミアム「クロスロード-声なきに聞き形なきに見よ-」の取材会に出席し、13日に都内で開催する結婚パーティーについて「友達だけでいい」と笑顔。出席を見送るようだ。

 沙也加が、偉大な両親が新婚旅行で訪れた思い出のハワイで、運命の人と永遠の愛を誓っていた。

 複数の関係者によると、沙也加と村田のハワイ挙式に神田も参列。娘の晴れ姿を見るために、花嫁の父は5日ほど現地に滞在し、11日に帰国したという。ちなみに沙也加と村田は6日に都内で行われた人気ユニット、MAXのライブを2人で鑑賞していた。

 ハワイといえば、1985年6月24日に結婚した神田と元妻の歌手、松田聖子(55)が、同25日に出かけた新婚旅行に選んだ思い出の場所。

 沙也加は先月26日の結婚発表時、父、花婿とのスリーショット写真を公開して仲良し親子ぶりをアピールしていたが、一生の記念となる挙式も父に見届けてもらった。

 神田は帰国翌日となる12日、「クロスロード-」(28日スタート、日曜後10・0)の取材会にW主演の舘ひろし(67)と出席。会見で娘の挙式に参列したことは明かさなかったが、報道陣に「沙也加さんのご結婚おめでとうございます」と祝福されると、「アハハ! ありがとうございます」と笑い、喜びを隠さなかった。

 13日に都内で娘夫婦の結婚パーティーが開催されるが、去り際に報道陣から「パーティーに出席しますか?」と声をかけられると、出口で立ち止まり、「本人たちがやっていることなので、任せています。友達だけでいいんじゃないですか」と笑顔で返答。矢継ぎ早に「聖子さんは来る?」と質問されると、「全然、連絡をとっていないから分からないです」と柔和な表情で語っており、聖子はハワイ挙式に立ち会っていないとみられる。

 取材会ではパーティーの出欠を明言しなかったが、別の関係者によると、沙也加からパーティーの連絡を受けた際、「友達とやればいい。自分は行かない」と言っていたという。若い2人を気遣い、当日は“見守る”スタンスのようだ。

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