お休みの日に、今季4回目の十三湖へ行きました。
今回はオオワシやオジロワシ目的ではなく、
(もしかすると北へ帰ったかもしれないので。)
陸の小鳥たちやハジロ類を見に行きました。
ここは十三湖に繋がる大きな川。
たくさんの風力発電機が立ち並びます。
いつも西から強風が吹き付ける地域ならではの光景です。
残念ながらこの日は曇りで、時には小雨が降りました。
なんとなく霧に煙ったように見えますよね。
十三湖の氷は随分溶けましたが、
所によっては流氷のような、ユニークな模様に見えます。
ワシたちはもう居ないと思っていたのに、遙か遠くには
なんとオジロワシが1羽。
十三湖の氷の上に佇んでいました。
あら、まだ居たんだね。
君は尾がまだ白くないから、若君かな?
さて、十三湖の近くには数か所の大きな沼がありますが、
その沼の陸地には松林があって、
陸の小鳥たちが何種類かいました。
かわいいエナガちゃん
他には、マヒワ、アトリ、ヒヨドリ、カラ類がいて、
沼にはキンクロハジロ、ウミアイサ、ホシハジロなどいました。
さて、そんな中、初めての小鳥に会いました。
この子、オオジュリンでしょうか??
何しろ初めて会った子なので、わかりにくいです。
同じ個体です。
少しの群れで来ていたようです。
オオジュリン、シベリアオオジュリン、コジュリンを比べたり、
ここに居そうな小鳥を調べたり、
冬羽、夏羽、オスとメス、比べること数十分、
結局、この子はオオジュリン(冬羽)かと。
でも、雌雄の別まではっきりしませんでした。
少し暗い場所なので、ISOを高めに設定しすぎて、
画像がかなり粗くなりました。笑
今度は木の枝から枯れた葦に移りました。
もしオオジュリンだとしたら、私には初見・初撮りです。
もし間違えていたら、教えて下さいね。
オスかメスかも教えて頂けたら嬉しいです。
私の地域では、オオジュリン、コジュリン、セッカなどは
非常に少なくて、こうして特定の場所に行かないと
見る事のできない小鳥です。
(オオセッカは太平洋側にある仏沼が棲息地として有名です)
ホオジロ系の鳥は一見して難しいですね。
特に冬羽は困難です。
***
昨日から寒さが戻りましたね。
十三湖の近くの田んぼには、たくさんの白鳥たちが
餌を食べて、栄養補給していましたよ。
こちらの白鳥たちも、北へ帰る準備が始まったようです。
みんな口と体が、泥で真っ黒になっていましたよ。
これもこの季節独特の風景です。