What A Wonderful World

毎日の暮らしの中で、心惹かれたことを語ります。

TBCドラマ『TOKYO MER』最終回を観ての雑感。

2021年09月12日 22時49分44秒 | 

  TBCドラマ『TOKYO MER』最終回おめでとうございます。

いや~、故・藤原 伊織さんの『テロリストのパラソル』が思い出されて仕方なかったですよ。もしも藤原さんがご存命だったら、いまこそ社会を見据えた小説を書かれておいでだしょうに。果てしない望みでですが。

ちょっと昔の小説だからといって読まない、それが忘却されるのは、本当にもったいないくて地団太踏み踏み。 いつかこの作品に日が当たらないか、映像化されないかと思って幾星霜叶わない訳ですが、いつまでも望んでいますよ。原 寮さんの『私が殺した少女』を含む沢崎シリーズも、いつか日の目を見ないかなと、ずーーーーっと願っているんですが、叶わないままです。

 

あ、それはともかく、祝『日本沈没』実写ドラマ化! これで小松左京さんの小説を読む人が増えたら嬉しいなぁ。 

私的には『日本以外全部沈没』こそ、また映像化して欲しいんですが・・・無理?あれを今の価値観で映像化したら、猛烈にロックなのになぁ。当時映画化された時の主演は、パラリンピックの演出をした小橋君が主演なのよ、びっくりするよね。まさかこんな人生になるとは思ってもみなかったでしょう。

小松左京&筒井康隆作品コンプリートの長男は、ドラマを観るかな?文字以外興味のない人だけど、映画化された作品は観ているからいけるかな?

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本屋大賞 2020  ノンフィクション本大賞  佐々 涼子『エンド・オブ・ライフ』

2020年11月11日 16時58分51秒 | 

 佐々さんは、あの『紙つなげ』の作者さんでした。試し読みの部分だけでも、『紙つなげ』と同じく、真摯な姿勢で対象者を描こうとなさっているのが伝わりました。完成に七年かかった、とても重く、でも逃れようのない、誰もが体験しうる状況を書かれた労作だと思います。大賞受賞おめでとうございます。

↓ こちらで試し読みができます。

☆「集英社インターナショナル / エンド・オブ・ライフ 佐々 涼子」

( https://www.shueisha-int.co.jp/publish/endoflife )より引用

 ベストセラー『エンジェルフライト』『紙つなげ! 彼らが本の紙を造っている』の著者、佐々涼子が、こだわり続けてきた「理想の死の迎え方」に真っ正面から向き合った。

京都の診療所を訪れてから7年間、寄り添うように見てきた終末医療の現場を静かな筆致で綴る。私たちに、自身や家族の終末期のあり方を考えさせてくれる感動ノンフィクション。

★「佐々 涼子さんの受賞スピーチ全文」( https://news.yahoo.co.jp/newshack/inside/nonfiction_award_2020.html )

 

 

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舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』ハリーの息子&マルフォイの息子役をオーデションで募集

2020年10月29日 16時49分47秒 | 

 この劇のことは「イギリス&海外で、各賞を総なめの大傑作!」というのを、以前ネットのどこかで読んだ記憶があるのですが、とうとう日本でも演じられるのですね。しかし、ハリーとマルフォイの息子役って、準主役級ですよね?これに選ばれたら凄い事ですよね。

☆「エンタステージ / 舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』ハリーの息子&マルフォイの息子役をオーデションで募集」

( https://enterstage.jp/audition/2020/10/71809.html )より引用

 2022年夏に日本人キャストで上演されることが決定している舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』

アジア圏初となるこの上演の一部出演者について、オーデションが開催されることが分かった。対象となるのは、ハリー・ポッターの息子役とドラゴ・マルフォイの息子役。

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↑ 上記サイトに、「募集配役説明」があるのですが、そこに書かれている部分は、以前イギリスでの舞台が紹介されている時に読んだことがあります。でもお話の全てはまだ知りません。

小説化してくれればいいなとは思いますが、ネットで調べた限りでは、「海外の舞台の脚本は販売されている」のと「日本語に翻訳されているものを読まれて、感想を書かれている方がいる」のですが、あくまでも舞台の脚本であって、小説版では無いようです。

日本での公演が成功する&宣伝のために、小説化があるかもしれないので、それに期待します。

 

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寂しさを感じる話題ふたつ

2020年09月04日 09時51分01秒 | 
 最初にこのツイートを読んで、脳内に正確に意味が伝わらなくて、二度目にようやく「完結」の文字の意味がわかりました。続編をあんまり長く待ちすぎて、感情が働かなくなったみたいです。
大好きだった小説の、完結をとうとう読める!と喜べない自分の、気持ちの変化を寂しく思います。
 
 
今日の田中さん。 『創竜伝』の完結巻を書き上げたというので、取りに行った私。
田中「ようやく書き上げた」
安達「お疲れさまでした。第1巻が出たのが…」
田「1987年8月。まだ昭和」
安「で、作中時間は」
田「…一年経ってない」
安「…ですよねえ」
田「光陰矢のごとし」
安「いや、それは違う」
 
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↓ 大好きな万城目さんの作品がドラマ化だー!とテンションがあがりましたが、”関東ローカル、Huluでも配信”と書かれていて、あ~、こちらでは放映ないのね~、上手く行ったら半年後くらいこっちでも放送して貰えるかな~、と寂しい気持ちになりました。
 
☆「セクゾ菊池3年ぶり連ドラ主演“万城目ワールド”に挑む」
より引用
 Sexy Zone・菊池風磨(25)が、10月19日スタートの日本テレビ系ドラマ「バベル九朔」(月曜、深夜0・59。関東ローカル、Huluでも配信)に主演することが3日、分かった。「プリンセス・トヨトミ」などで知られる人気作家・万城目学氏(44)の同名小説が原作。ドラマ主演は3年ぶりとなる菊池が、奇想天外な“万城目ワールド”に挑む。

 菊池が演じるのは、小説家を目指すビルの管理人・九朔満大(きゅうさく・みつひろ)。ある日、地下1階の物置部屋から、すべての願いが叶うという偽りの世界“バベル”に巻き込まれる。そこで目にしたのは、現実世界でやむなく夢をあきらめてしまった監督志望の親友や、風変わりなビルのテナントたち。次々と起こる事態に立ち向かいながら、満大が“現実世界”と“バベル”を駆け巡る。
 
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伊坂幸太郎 『マリアビートル』が映画化 <追記あり>

2020年06月26日 16時18分06秒 | 

 凄いわ~、とうとう伊坂さんの作品が海外の監督さんで映画化ですよ。でも”秋には制作を開始する見込み”だから、まだ喜ぶのはやいですね。映画は完成してなんぼだもん。

伊坂作品の描く、人の心の怖さと軽妙な味わいの両立を、海外テイストで完全破壊しないで残してくれると良いんだけど、どうなるんでしょうね。キャスティングだけでも、早く公開して欲しいです。特に”王子”役が知りたいわ。

シリーズの「グラスホッパー」と「マリアビートル」は、伊坂作品管轄の長男の家にあるはずだけれど、「AX」は買ってあるのかな?

☆「ナリナリドットコム /「 デットプール2」監督が伊坂幸太郎作品を映画化」

https://www.narinari.com/Nd/20200660442.html )より引用

「デッドプール2」「ワイルド・スピード/スーパーコンボ」などで知られるデヴィッド・リーチ監督が、伊坂幸太郎の小説「マリアビートル」を映画化する。「ブレット・トレイン」とタイトルが付けられている新作で、リーチがメガホンを執ることになった。

東北新幹線内で殺し屋たちがバトルを繰り広げる同作は、キアヌ・リーブス主演の「スピード」と、リーアム・ニーソンが飛行機内で殺人犯を探そうとする主人公を演じた「フライト・ゲーム」がかけ合わさったような作風になると見られている。

新幹線という1つの舞台でシーンが展開されるため、新型コロナウイルスの影響により必要とされるキャストやクルーの検査などを含めた規制の中でも撮影が進みやすいとして、ソニーは秋にも製作を開始する見込みだ。

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<追記>

 めっちゃタイムリーなことに、「S-style(せんだいタウン情報)」7月号に、伊坂さんの特集ページがありました。

新刊『逆ソクラテス』(集英社)のお話がメインですが、作家としてデビューされてからもう20年なんですね~。

伊坂さんの”いまだからこそ読んで欲しい”ご自身の作品は、『キャプテンサンダーボルト』(文春文庫)だそうです。ハードカバーで発売された時に読みましたが、こういう展開になるんだ!と驚いたし、ぐいぐい惹き込まれていく感じがたまらん、おもしろいお話でした。

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吉川晃司主演 横溝正史『蝶々殺人事件』TVドラマ化

2020年05月14日 09時33分52秒 | 
  うわ~、よくもこんな古い作品を掘り起こしてきたもんだ!と驚きました。家にあるのはカドカワの昭和五十二年発行の十九刷です。
 
(こんな大昔の作品でも、書影をアップするとネタバレになるのかしら?と思いアップを止めました。もし、このお話を未読の方でネタバレが全て大嫌いな方は、カドカワシリーズの表紙絵をご覧にならない方が良いです)
 
巻末の大坪直行さんの解説を読むと、”昭和二十一年五月から翌年の四月まで「ロック」誌に連載”とあるので、七十四年前の作品です。
横溝さんの息子さんのエッセイ?か何かで、「疎開先の岡山の田んぼ道を、着物姿で帯がとけたのにも気づかず、アイデアを考えるのに夢中で黙々と歩く姿は鬼のようだった」というのを読んだ覚えがあるのですが、ここにも”ちょうど、横溝正史が、トリックの鬼となり、いつものになるかわからないトリックを、あれやこれやとひねってみては、ひとり悦に入っていた時期である”と書かれています。横溝作品のトリックの代名詞のように挙げられるお話ですが、それを今の時代にもってくると、どう評価されるのでしょうね。
 
私はここで”『蝶々殺人事件』はクロフツへの挑戦と見てよかろう。”と書かれているのを読んで、クロフツの『樽』を古本屋さんで探して買って読んだんじゃなかったかな?これでハヤカワの「江戸川乱歩監修 世界探偵小説全集」を集めるはめになった、思い出深い作品です。
 
 
あ~、由利先生のイメージドンピシャの吉川さんが早く観たいです! 放送が愉しみだ~。  
 
☆「吉川晃司 地上波連ドラ初主演 横溝正史ホラーミステリー 6・16から5週連続」
 
 歌手で俳優の吉川晃司(54)が地上波の連続ドラマ初主演を務めるカンテレ・フジテレビ系「探偵・由利麟太郎」(火曜、後9・00)が、6月16日から5週連続で放送されることが13日、わかった。横溝正史原作の由利麟太郎シリーズを初めて連ドラ化。元警視庁捜査一課長の経歴を持つ白髪の名探偵を演じる。助手役の志尊淳(25)とのコンビで、京都を舞台にホラーミステリーを描く。
 
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「角川つばさ文庫&角川まんが学習シリーズ、人気作200冊以上を無料公開!」

2020年03月02日 16時58分29秒 | 

 「少年ジャンプ」や「少年サンデー」他も期間限定で作品の無料公開が始まりましたが、「日出処の天子」「ベルサイユのバラ」「王家の紋章」「あさきゆめみし」等々が、歴史や社会を学ぶ始まりだった私的にはここをお勧めしたいです。

王道の「角川まんが学習シリーズ」がイチオシですが、宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」や、中島敦の「山月記」まで、丸まる一冊読めるのって素敵。

このマンガで興味が湧いたら、文字いっその本にチャレンジすればいいし、ジャンル関係なくどんどん読んで欲しいです。

 

☆「KADOKAWA児童書ポータブルサイト ヨメルバ」( https://yomeruba.com/news/entry-9838.html )より引用

【読みホーダイ】角川つばさ文庫&角川まんが学習シリーズ、人気作200冊以上を無料公開!

【3月2日(月)~4月5日(日)】

 自宅で過ごす時間が長くなるみなさんに、KADOKAWA児童図書編集部から素敵な読書体験をプレゼント!

 角川つばさ文庫と角川まんが学習シリーズから、人気作200冊以上を無料公開いたします。期間は本日3月2日(月)から4月5日(日)まで。

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筒井康隆「富豪刑事 」 アニメ化決定

2020年01月23日 21時30分25秒 | 

 筒井康隆さんの「富豪刑事」が、ノイタミナでアニメ化されるそうです。確か半世紀近く前の作品だから、いくら何でも現代版にアレンジはされるんだろうけれども楽しみです。さて、筒井作品フリークの長男はなんて言うかな?

「富豪刑事 Balance:UNLIMITED」 アニメ化決定PV

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12月12日は「十二国記」の日! <追記あり>

2019年12月12日 12時55分10秒 | 

 どのみち明日は久世番子さんの新刊『よちよち文藝部 世界文学編』(文藝春秋)を買いに本屋さんに行くつもりでしたが、「十二国記新聞」もゲットできたら嬉しいな~。

【麒麟便り】は「サプライズ」があるそうですよ、楽しみ~。 

 

☆「新潮社公式 / 小野不由美 十二国記」( https://twitter.com/12koku_shincho )より引用

明日12月12日は《「十二国記」の日》! 三つのニュースがあります。

①公式サイト【麒麟便り】にアクセスしましょう!

②「十二国記新聞」を書店にお届けしました。お近くの書店へ!(なくなり次第終了となります)。

③朝日新聞朝刊に、皆様へ感謝を込めた広告が掲載されます。


☆「麒麟便り」( https://www.shinchosha.co.jp/12kokuki/log/ )

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<追記>

 そういわれれば来年は「ねずみ年」すなわち楽俊だー!こういう発想がひらめかない残念な脳みそ。

 

<さらに追記>

 こちらのツタヤでは、十二国記新聞=号外はありませんでした。

ただ、本当のラスボスは朝日新聞だったようですね。地方によって広告のキャラクターとセリフが違うそうです。

そしてやはりというか、もうメルカリなどで売られているようです。朝日新聞に問い合わせて正当な代金&送料で手に入れられるんだから、無茶な値段をつけている転売屋から買うのは、彼らをつけあがらせるから、止めましょう。

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小野不由美『白銀の墟 玄の月』 三巻&四巻 ネタバレなしちょっとだけ感想

2019年11月10日 16時49分42秒 | 

 小野不由美さんの『白銀の墟 玄の月』の三巻・四巻を買って読みました。

これからいろんな感想や考察とかがネットで溢れかえるんでしょうけれども、未読の方の為に、いまはネタバレなしでちょっとだけ感想を書きます。

四巻のP357・二十三章まで読み終わった段階で、外道読み(最終ページから逆読みする、つまり結末を先に読んじゃう)をしようかなと思うほどに、泰麒がどうなるのかが書かれず(たぶん作者さんの思惑通り)クラクラするほど追い詰められました。でも、ここまでくると、こうなるしかないんだろうなぁという結果だったので、満足感と哀しみとが相まって、読後は全身からちからが抜けたようになりました。

本当に久々に、文庫本二冊を約二時間ほど夢中で読めて、あ~読書する喜びを感じられたわ~というお話でした。

(ネタバレなしに書けるのはこれくらいなのでお許しを)

2020年発売予定の短編集は、「小野 基本的には戴の話の落穂拾い、みたいな感じです」(新潮社公式HPインタビューより)だそうなので、あっさり書かれて終わったあの人の最期とか、あの人のその後とかが書かれると好いな~と思っています。

 

 

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「十二国記 新潮社公式 / 小野不由美インタビュー」

2019年10月28日 16時59分08秒 | 

 縁永様の読後感想を拝見して、「王がいなくなって一番得をする存在は何か」というのが、私の脳にヒットしました。

というか、この十二国記の世界そのものを揺るがしたいのが、黒幕の最大の狙いなのではないでしょうか?

私は、これまでの麒麟と王の在り方と変わってしまっても、泰麒の望みを叶えてあげたいんですが、それは許されないのかしら。たぶんあえて書かれていない、泰麒の表情の理由が何を示していたのかとか、後半の二作を読んだら、また何度も読み返す羽目になるんでしょうね~。

さっきから、TOKYOの「宙船」の歌詞が脳内リピートしまくりです。「♪お前が消えて喜ぶものに、お前のオールを任せるな」

 

さて、そんな読む喜びを読者に与えて下さっている作者さんのインタビューが掲載されました。本日より11月29日(火)17:30までの期間限定公開です。

☆「十二国記 新潮社公式 / 小野不由美インタビュー」

https://www.shinchosha.co.jp/12kokuki/author_comment/1.html )

>2020年発刊予定の書き下ろし短編集について

小野 「基本的には戴の話の落穂拾い、みたいな感じです」

おおお、これでまた愉しみが増えたー!

 

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小野 不由美『十二国記 白銀の墟 玄の月』一巻&二巻(新潮文庫)感想

2019年10月17日 16時07分03秒 | 

 結局、三巻&四巻の発売を待ちきれず、一巻&二巻を読破!『十二国記』の世界を久々に堪能しました~。

読後感想は、”泰麒の手をとって「よくぞ戴国にお帰り下さいました」とひれ伏したい”に尽きます。 

一巻&二巻では、いまだ驍宗の生死は明かされず、阿選の本意も書かれずじまいです。まぁ、そうだよね~と読む前に予想していたので、がっかりはしませんでしたが。

麒麟が、泰麒が戴国へ戻られたと喜ぶ皆さんの、これまで辛い暮らしを耐えてきた想いが、胸に刺さるようでした。偶然にも、こちらは朝晩の冷えこみが始まる季節となり、作中の厳しい冬の訪れに震える戴国の皆さんの気持ちが、手に取るように感じられました。

 

11月9日発売予定の三巻&四巻を、楽しみに待ちたいと思います。

 

 

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小野 不由美 『十二国記』 買ってきましたー!

2019年10月15日 15時44分25秒 | 

 買ってきましたー!  でも、来月発売予定の三巻&四巻を買って、全巻が揃ってから読むほうがいい気がしてきました。

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イラストレーター 和田誠さん死去

2019年10月11日 15時14分55秒 | 
 和田さんのイラストを最初に見たのは、小学生頃に読み始めた、SF作家の星新一さんの表紙絵でした。星さんの軽妙で奇妙で不思議な味わいのお話にぴったりのイラストで、大好きになりました。高校生くらになってからは、映画のうんちくと洒落た語り口のエッセイに夢中になって、映画の音楽や俳優・女優を語られた『映画に乾杯』や『お楽しみはこれからだ』などの作品を買い集めました。
 
監督された映画『麻雀放浪記』は、主演の真田さんを始めとしたキャストが抜群で、クラブのママの加賀まりこさんとか、大竹しのぶさんとか、裸一貫で転がされて終わる出目徳の高品さんまで、ほんとに原作そのままで、大好きでした。
 
心からご冥福をお祈りします。たくさんのステキな作品をありがとうございました。
 
☆「和田誠さん死去83歳肺炎のため7日に死去「週刊文春」表紙など手掛ける」
 
 イラストレーターで、エッセイスト、映画監督として活躍した和田誠さんが肺炎のため7日に都内の病院で亡くなっていたことが分かった。83歳。所属事務所が発表した。
 
 和田さんは1936年4月10日生まれ。イラストレーターとして「週刊文春」の表紙や星新一さんの著作の挿絵などを手掛けた。
映画監督としては84年に「角川映画」として真田広之主演の「麻雀放浪記」や小泉今日子主演の「快盗ルビイ」などの作品でメガホンをとった。
妻は料理愛好家・平野レミ(72)。
 
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田中 芳樹 『創竜伝』14巻が発売!

2019年10月10日 15時57分29秒 | 

 びっくり!『創竜伝』の14巻が発売になってた! 

『十二国記』の新刊は、台風が過ぎてからしか買いに行かれないなぁと思いつつ密林をチェックしていたら、田中芳樹さんの『創竜伝』の14巻が、昨日発売になっているじゃありませんか!

あああ、以前話題にはなっていたけけれども、本当に発売になったんだ~と、作家さん&講談社のスタッフさんには申し訳ありませんが、驚きました。

13巻が2006年3月に発刊されているのですが、内容がまったく記憶に無いんですよ。たぶん、その頃にはもう心折れて、読むのを止めたんですね。

ネットで読書感想をみたら、「2020年発刊予定の次号で完結」と書かれてあって、とうとうこの長い作品の終わりに立ち会えるんだという気持ちがちょっとだけ。それよりも、当時どしどしと作品が発刊されていた頃の情熱のまま止まらずに、完結まで行って欲しかったと、改めて思いました。「未完よりはまし!」と思うんだけれども、やっぱり切ない気持ちの方が勝りますね。

『アルスラーン戦記』も完結し、『創竜伝』も(たぶん)完結する。嫌でも自分の読書人生を、しみじみと振り返っちゃいますね。 

(『王家の紋章』と『ガラスの仮面』の最終巻には、果たして立ち会えるんでしょうか?)

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