実家で飼っていた猫が死にました。多頭飼いしていた最後の一匹でした。たぶん15、6年は生きていたはずですが、両親と兄が良い飼い方をしていなかったので、私からすればかわいそうな猫でした。夜に眠ったままの姿でした、苦しまなかった様子なのが救いです。
庭に埋めやり、手を合わせてながら、二十年以上もの頭痛の種から、ようやく解放されたという気持ちが強くて、涙はでませんでした。
これからは、兄が入院したり入所したりしても、猫の心配をせずに済むのだなと、ほっとしました。自分の世話もできない人が、ペットを飼っちゃいけません。
買い置きしていた猫缶やパウチやペットシーツは、うちの近所で猫を飼っている人に差し上げました。同じくシニア猫たちを飼っている人なので、喜んでもらえました。
先日から続けて’実家がらみの、まるで胸の上に乗った重い石のような悩み’の二つから解放されました。なにか、自分の過ごしてきた結果がでたように感じました。