ついさっき知って驚いたんですが、イチジクの甘露煮って宮城の郷土料理だったんですね。「全国的にはイチジクは生で食べるもので、煮て食べない」という事実にびっくりしました。
↓ ここを読むと、まず数あるイチジクの種類のなかで、青い(というか黄緑の)イチジクは加工用なんですね。
★「農林水産省 / うちの郷土料理 いちぢくの甘露煮 宮城県」
( https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/ichijiku_no_kanroni_miyagi.html )より引用
加工用の青いいちじく「ブルンスウィック」が栽培されており、この種を栽培しているのは、宮城県と福島県、山形県、秋田県の一部のみである。
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これ、東北に渋柿が多いとの同じで、この種が東北の気候にあっているからなのかしら?生で食べられるイチジクは、育てられないのかしら?最近はスーパーで紫色をした生で食べるイチジクは売っているんですが、それが庭で木になっているのを私は見た事は無いんですよね~。
主人は、イチジクであれアケビであれ、木になったまま熟したのをもいで食べるのが好きという人なんですが、あれは生で食べて良かったのかしら?
私は子どもの頃、そのまま生で食べられる柿があるのを知らなかったんですよ。
実家の庭に柿の木があるんですが、秋に実が成ると、縁側で家族総でで皮をむいて紐でつるして干し柿にしたり、お酒につけて袋に入れておく「渋抜き」をしていました。イチヂクの木はなかったんですが、どこからか頂くか買うかして、母が鍋で煮て甘露煮にしていました。
それはともかく東北人は、なんでもあれこれ工夫して、保存食にしますよね。 厳しい冬の生活にたいする長年の知恵なんでしょうね。
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