河瀬ビジネスサロン ライフワークを育てよう!

コーディネイター河瀬謙一@SOHO CITY みたかからの発信。
お金をかけない起業と経営で豊かな人生を!

実行へのヒント-253

2008年08月22日 | Weblog
これからの仕事と生活 その12

大学教授とランチを食べながら、仕事や生活の事について話しをしました。

「資本主義の権化というのをこのごろ耳にします」
「老練な民族の金融市場での優位性でしょう」

「そうです。何しろ世界はパワーゲーム」
「ところで製造業をはじめとする勤勉勤労、という倫理は産業革命以降に作られた倫理だそうです」

「誰が作ったのですか」
「会社のオーナー(プチブル)、教会、学校です」

「それで優秀な学校へ、良い会社へという文化が出来た」
「文化でなく世界倫理観を作った。生きる希望の倫理観です。素晴らしく輝くはずだった」

「でも子供はその倫理の物差しで計られて、もう3センチ伸びろ、10センチ伸びろと」
「子供だけでなくお父さんもやられました」

「その結果?」
「その結果、生活の喜びを犠牲にしたわけです。工場ではより効率的になりますから」

「人間性も発揮できませんね」
「だいたいが不要です。全部数値化で効率。そうすると資本家は利益が出て幸せになる」

「あまりやりすぎてマルクスが出ました」
「でも、いまやその当時に戻ってしまった感があります」

「上場企業は3ヶ月に一回、PL、BSを公表します。だから成長を止められない」
「株主のために働いている」

「あと5年か10年したらもっとそうなっています」
「エリートと言われても実は労働者」

「はい。自覚のない労働者です」
「さびしいね」

「これからの若い人にはどういう働き方がお勧めでしょうか」
「生活や人生を充実させるには、やはり独立自営業でしょう」

「ではあなたも大学を辞めるのですか」
「辞めたい、辞めたい。出来るだけ早く辞めたい(笑)」

「なるほどぉ・・・」
コメント
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