河瀬ビジネスサロン ライフワークを育てよう!

コーディネイター河瀬謙一@SOHO CITY みたかからの発信。
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実行へのヒント-269

2008年09月28日 | Weblog
知らず知らずのうちに-3

知らず知らずのうちに、「言葉だけの人」になっていないかどうか注意した方がいい。

ただ、これは種類がまったく違うものが混在している場合がある。
ちょっと説明しよう。

なるほどもっとも、の常識とか理想を大声で言う人がいる。
そもそも理想は誰にでもあり、結構思っていることは同じである(ご本人は別として)。
しかし残念ながら理想である故に永遠に実現しない。

試しに、
「それじゃあ、自分でやってみたら」
と言うと、足がピタッと止まる。

別のタイプでは枠組み思考だけの人などの場合である。
外見は立派だが、内容が空洞化しているケースである。

「こういうことを、ここのところでやりましょう」
という枠組み提案は立派なのを出してくるが、中に入れるコンテンツが空なのである。

「誰が、何をやるのか。そこをはっきりしてほしい」
と言うと黙ってしまう。
で、つまりは実践できない。

言いたいのは現実に沿った考え方ができる人は案外少ないという事だ。
(だから、ここで膝を叩いた人にはチャンスである!)

現実に沿った考え方、提案ができるとうのは

・理想も理屈もわかっており
・現場を歩いて感覚を知っている
という要素が必要だ。

空虚な頭で考えるだけの人には現場感覚がない。
現場感覚だけの人では、全体の地図が描けない。

だから現実的な企画立案の要素とは案外少ないものである(想像力で中心近くを射抜くかどうか、が大切)。

これはつまり
・ 新しい事業企画というのは案外卑近なところに転がっていて
  (現場感覚がわかり)
・ 必要要素は少ない

のだから、やる気になればできる、と発展的に理解していただきたい。