河瀬ビジネスサロン ライフワークを育てよう!

コーディネイター河瀬謙一@SOHO CITY みたかからの発信。
お金をかけない起業と経営で豊かな人生を!

実行へのヒント-244

2008年08月05日 | Weblog
これからの仕事と生活 その3

正当な会社員の仕事を勧めないのはSOHOをやっているからか?
とお叱りを受けるかもしれない。

しかし上場企業の社員生活は今以上に大変になっていく。

この中で幸せを描くとしたら、
・ 上昇志向で最後には社長になる
・ へぼ社員と割り切って万年ヒラで通す
・ 会社をダシにして自分のステップアップの糧と割り切る
  (将来は独立するか転職)
くらししか思い浮かばない。

なぜならグローバルスタンダードとやらで、3か月ごとの決算、利益の株主返還、すなわちさらなる利益の要求に応えていかなくてはならない。

それらの会社員の生活は専門家の間で”非人間的な生活”と判断されている。
一言でいえば、会社で息をつく時がない生活になる。

利益追求はいいけれど、その流れは自分一人で止められる濁流ではない。
今までにないとんでもない濁流である。
飲み込まれないためには必死で定年まで泳ぎ切らなくてはならない。

あなたには資本主義の権化に逆う力はない。
残念ながら。

それはわが子に勧められる人生だろうか。

おそらく多くの就職した若者は30代くらいで何か大きな壁にぶち当たるだろう。
私はその時は”独立してみろ”という考えでいる。

だから会社員生活はほどほどにした方がいい。
もし自分らしい人生を生きたいのなら。

もう少し他の言い方をすれば、最初から独立した気持で社会人になれ、である。

実行へのヒント-243

2008年08月05日 | Weblog
これからの仕事と生活 その2

収入確保の参考には3ステップ方式ある。

1.SOHO事業者の個人事業からのスタート。
2.その次は、実践力のあるメンバーで”チーム仕事”にステップアップ。
3.全体で会社のように動き出すサードステップ(ネットワークカンパニー群)。

個人で仕事をする場合、300万円-500万円の利益を稼ぐことは確率が高く実行できるレベルと言える。

しかしかなり専門的で社会に評価される仕事以外は1,000万円以上の収入を上げることは難しい。
そこでアルバイトを使ってみるが、これでもコア事業が強化されるわけではないから限界が見えてくる。

結局は、力全体をぐっと持ち上げる-各主要部を自律的にハンドルするコアメンバーが必要になってくる。
(これは既存の会社でも行っていることだ。しかしこれからは正規雇用でなくSOHO事業者がお互いに契約や約束で組むケースが増える)

これがチーム仕事である。
しかし経験則でいえば、すぐさま本格チームを組むことには大きな危険性が潜んでいる。つまり相互の理解不足のまま本格ビジネスがスタートしてしまうからだ。

・ 一人で終わりたいならそれもよし。
・ 年収を増やすには、強力なメンバーが率いるチーム仕事にかかわらなければならない(やや忍耐が必要になる)。

そこまで来てある時間を経れば、その後はあたかも会社組織のように動くことが可能である。

会社組織運営の段階で必要なのは

・ 具体的事業テーマ(標的)
・ 小資本

である。

まず、コアになるSOHOカンパニーがプロジェクトを引っ張る。
その周りに優秀な(あるいは努力を怠らない)メンバーが有機的に掛け算的に組み合わされ、意見を出しながら実践を重ねて売り上げを伸ばす。
これが相乗効果になっている、というハナシである。

コアになるSOHO会社の資本は、どうしても一時的な経費負担をする立場になるので不可欠である。

コアメンバーの力が不足している場合は新しいメンバーを迎える。
(これは最初自分の収入を削る形で進む。利益が出ればバックされる)

ざっと書くと以上となる。

ここで私が想定しているのは、初期投下資本の少ないサービス業、ITを活用した仕事を言っている。

また最新の世間があっと驚くような話ではない。
しかしこういう基礎があれば思っているよりも未来は明るく感じられる。

ひとつは年収が確実にアップしてゆく楽しみが心理的にそうさせる。
もうひとつは、次により面白い仕事を仕掛けてみよう、というワクワク感が得られること、があげられる。

実行へのヒント-242

2008年08月03日 | Weblog
これからの仕事と生活 その1

福田新内閣がどうなるか、中国でのオリンピックで日本勢の活躍は、などの話題でここしばらくはマスコミと世間が盛り上がるが、それが終わると現実が帰ってくる。

理想や夢は尊いが、現実には現実で対応しなくてはならない。

私たちは仕事と生活をどのように組み立てていったらよいか。
しばし立ち止まって一緒に考え、実践していこう。

・まずは基礎、基本からの再確認である
人が集まって都市ができ、都市と都市をつなぐ道ができ、そしてそれらがある塊をもって国家が誕生した。

日本は大陸とつながっていたが、あるときから島国として一国一文明を形成するようになり、独自文化を花咲かせた。

この歴史の流れがいつ始まったのかは神話に属するものかも知れないが、話の流れとして日本史後半の節目は、
・ 江戸幕府成立
・ 明治維新
・ 日清、日露戦争
・ 第二次世界大戦(敗戦)
とすることができる。

この期間に日本は一つの島国から世界の日本に飛躍している。
第二次大戦後は廃墟となったが、世界的競争社会の到来において技術を中心にモノ造りでは勝ってきた。
ただ、その後がクエスチョンのままだ。

その第二次大戦後は
・ 戦後の混乱~高度成長時代
・ JAPAN AS NO1 からバブル崩壊~成熟社会の到来
に分けられようか。

要はこの成熟社会でどう上手に生きていくかだが、一方で顕在化してきた社会不安にも目を向けてみよう。

・ 貧富の差。二極化
・ 正社員になれない人たち
・ ニート、フリーターの出現
・ 増税
・ 国の保険制度、年金制度崩壊の危険性
・ エリート官僚の価値下落

いろいろある。

ところが現実的な目で見ると社会不安は二つしかない。
それらをまとめて書けば一行で終わる。

「増税社会において、いかに年収を確保し将来の不安をいだかずに行く術は如何に」

実行へのヒント-241

2008年08月02日 | Weblog
伸びる過程

・ 自分の考えた仕事をする
・ 失敗する
・ 笑われる
・ くやしいから頑張る
・ でも成果が出ない
・ あるときワッと成果が出る

事業というのは右肩上がりの直線には伸びない。
尺取虫のように伸びる。

だいたい以上の過程を繰り返す。

成長には激励や称賛も一つの効果になるが、”笑われる”ことや”評価されない悔しさ”が必要である。

言いたいことは
・ マイナス評価も人間には肥しとなる
・ 努力しても正比例はしない(待機時間がある)
の2つである。

だから昨日の低い評価と悔しさも、ある時期になれば必要なことだった、と感謝をして振り返ることができるようになる。

実行へのヒント-240

2008年08月01日 | Weblog
受け応え

何かを尋ねると
・ えらい勢いで自説を喋りまくる人
・ 丁寧に、穏やかに対応してくれる人

そんな違いが如実にある。

それは本人の認識の問題だと言えば簡単だが、やはり
「相手のことを考えて話しているかどうか」
に尽きる。

・ 相手は何が困っているのだろう
・ 相手はどんな答えを望んでいるのだろう
・ 相手はどんな対応をすれば喜んでくれるだろう

いくつもの不確定要素を、想像力で補いながら対応してくれる人の嬉しさには身にしみるものがある。

またその逆もある。

今日一日どうだったろうか。
そんなところにも品性は現れる。