生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

どんな問題も、いつも成育史における理想と現実のギャップを解明しよう!

2011年01月17日 | 第9章:人は何故、心を病むのか
適応不能障害の一番早道の対処方法は患者さんの成育史における<理想像>の把握と<現実の解釈の内容理解>が先決だと言われています。理想が高すぎると現実とのギャップが大きすぎて日々、欲求不満の塊のような人間生活をしているからです。自分の理想から人と社会を裁き、不満を言い続けます。そのギャップが高いと、どんな元気な人でもストレス曲線(不安、怒り、身体症状、鬱、錯乱の5つ>から、いつも緊張状態へと追いやられていきます。心が休まる暇もありません。環境が激変すると普通の人は必ず適応障害現象が出てきますが、新しい環境に慣れてくると自然に解消していきます。理想が高い人の場合はなかなか断念出来ないので、いつまでも、その不適応現象に苛まれることになります。その人の貴重な理想を減らすか、現実をあるがままに受容していくか、その解決はこの点にかかっています。<厳しい現実とは?:366-5>:

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