生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

この世は地獄か天国か?

2011年01月29日 | 第9章:人は何故、心を病むのか
肉弾戦という戦場や殺人現場は地獄だと思います。人により終末治療の現場も地獄だ、と解釈している人もいます。天国か地獄か、という解釈は難しいのですが、結論を出さないで、しばらく思索してみましょう。愛の無い世界を地獄と定義する人もいれば、死んでしまえば、それっきりだから、生きている内が華だ、と言う人もいます。幸福曲線(平安感、友好的な感情、健康感、幸福感、統御感の5つ)は幸福感の世界ですし、この代表的な5の感情があれば、その人は幸福な領域で生きている人と言えるかもしれません。<幸福の条件>と<幸福感>は似ているようですが、まったく違う世界の話です。幸福の条件は金持ちの奥さんが欲しい、外交官の女房になりたい、豪邸に住みたい、億万長者と結婚したい、などの条件を言いますが、幸福感は病気であろうが、貧乏であろうが、感情的に幸福である事を意味しています。日本の26聖人という歴史があり、そのキリシタンの中に少年が居ました。長崎の刑場まで裸足で歩いていてもその内に天国(パライソ)に行けると信じていたので、いつも幸福感に満たされていた役人の記録があります。他人には理解できませんが厳しい現実を地獄と解釈するか、天国と解釈するかは深層心理学の世界では両方とも成立する理論ですので詳細を考えてみます。<生きる楽しみ:369-2>:

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