終末治療を受けている患者さんが<この世は天国だなあ、死んでしまったら木阿弥だなあ>と呟いていたのをふと思い出しました。明日をもしれない患者さんから、この言葉を聴けるとは考えてもいなかったので、この場面は生涯、忘れません。死ぬよりは生きていたい、というこの患者さんの哲学は人間の原点かもしれません。終末治療を受けている患者さんでも、このような考え方が出来るのならば、考え方を変えれば世界も変わる、という古代からの思想を基に、もう一度、この世は、ただひたすらに厳しいとか、辛いとかいう思い込みを修正する必要があるかもしれません。現実という世界を解釈する方法をいつも柔軟にしておく必要があるようです。<夢と現実のはざま:374-5>:
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