カップ酒捕物帳

カップ酒よりも旅の思い出(国内・海外)が主になってしもうたのぅ(^^;)

2021年9月 鹿児島の思い出 #13 -南九州・知覧特攻平和会館-

2022年05月26日 | 旅行 国内

知覧特攻平和会館/南九州市
今回の鹿児島旅で、開聞岳と並んで訪れたかった場所です。


特攻隊員の立像「とこしえに」




【陸軍一式戦闘機「隼」】
映画「俺は君のためにこそ死にに行く」で、撮影のために精巧に作られたものです。


では入館いたします。


海中から引き揚げられた零式艦上戦闘機。
建物内部の写真撮影が可能なのは、みやげ売り場がある玄関ホール部とこのゼロ戦まで。

広い展示スペースには、「武運長久」と墨書された日の丸、
飛行帽やゴーグル、写真やパネルなど様々な遺品・展示品が並んでいる。
出撃が決まった特攻隊員から、父母や妻子へ宛てた手紙を読んでみた。が、3通ほどで読むのをやめた。
鼻の奥がツーンと痛くなって、涙があふれて来たからだ。
どのような感情を抱き、特攻機に乗り込んだのか。
本心は本人にしか分からないが、
国を護ることは家族を守ることにつながると、戦地へ向かったのだろう。
美化し過ぎるのは良くはないが、
身命を賭して国を護った方々を貶めるのだけは許せない。


【特攻平和観音堂】


【給水塔】
周辺には、当時の航空基地の設備が残されている。


【防火水槽】


【弾薬庫】


弾薬庫には米軍機による弾痕があります。


【三角兵舎】






特攻隊の出撃地はここ知覧が有名ですが、同じ鹿児島県の「鹿屋」にも存在してました。
出撃者数はむしろ鹿屋の方が多く、現在の海上自衛隊鹿屋航空基地には歴史史料館がありますので、
機会を作ってそちらの方もいつか訪れたいと考えております。

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