廣島パイレーツ・チャンネル

広島の名も無き”田舎侍”が地元プロスポーツを中心に色々と書いて行く過激なスポーツコラムや、広島の市政や街づくりについても

変わるキューバと日本

2008-02-21 22:22:22 | Weblog
HDーDVD、ブルーレイと交換します エディオン(朝日新聞) - goo ニュース

 広島のデオデオも傘下に入っているエディオンがHD-DVDプレーヤーやレコーダーを無償でブルーレイ規格の機種に交換するサービスを始めるらしいですね。 今、HD-DVDは店頭で”投げ売り状態”らしいですが、肝心のHD-DVD録画メディアが品薄で少なくて店頭でもネット販売でもものすごい値段になっているらしいですからハードだけ安くても結果的に損しますし、買わない方が良いと言われているみたいです。 でも少ないとは言え買って後悔している人はいるみたいですから交換はかなり印象的な対応ですね。 他店も交換や返品は無理だとしても高価下取りくらいならやって欲しいですけど。 高価下取りする代わりに代金は現金では無く店の買い取りポイントや商品券にすれば店内でお金が回っただけになりますからね。 尚、今から在庫処分の為に販売するのは別に問題無いかと。 買う側も分かっていて買うのですからDVDに録画しない、レンタルDVDも見ない、ハイビジョン番組をハードディスクに録画して見たらすぐ消去するだけと言う人なら今の投げ売り状態は”買い”だと思いますので。 私はレンタルで映画を見るのが好きだからいくら安くてもとても買えませんが...

         

 キューバのカストロ議長が引退なさるそうで。 まだまだカストロ氏の影響力は残ると思いますが、目まぐるしく変わる世界情勢の中、今の中国みたいに基本は社会主義ながら徐々に市場経済を取り入れてキューバも変化して行くと思います。 カストロ氏が引退するのも、自分では無く別の人にその”妥協”をやってもらう為だと私としては思っていますので。 同じ人間が過去に自分がやって成功した事の全く逆をいくら時代が変わったからと言って出来るものでは無いと思いますから。

 一方で野球ファンとしての私が気になるのはキューバの”野球市場”がアメリカに対して開放されるかと言う事です。 昔はキューバの選手が多くアメリカ大リーグに行って活躍していたのだとか。 今のキューバ選手は社会主義国の”公務員”として国内リーグと国際試合だけの活動で、大リーグでプレーする為には国を捨てて亡命するしかありませんでしたが、今後キューバが中国みたいに段階的に市場経済に移行して行くとしたら将来的に”キューバ人大リーガー”も登場するかも。 その時はかつて亡命した選手達のキューバ国籍復帰もやってくれればと思っていますが。 ”故郷”に二度と帰れないと言うのは悲しいですから...

 日本球界はキューバと何らかのパイプがあるみたいですし、キューバとアメリカ球界との関係を取り持ってはどうかと思いますけど。 キューバのトップ級選手達が大リーグに移籍する事は日本球界にも利益があるのでは? 日本球界のトップ選手達が大リーグに流出する事を恐れるのなら、キューバからも優秀な選手が行く事によって大リーグが”狭き門”となれば日本人選手を好条件で引き抜こうとする大リーグ球団も減るでしょうから。 マイナー契約からでも良いと言う”本当の大リーグ志向”のある選手がどれだけいるかによりますが...

               

 そう言えば2009年、要するに来年の春に開催予定のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)の出場国が決まったと新聞に書かれていました。 日本が優勝した前回(2006年)大会のベスト8が元々今回の出場資格を得ていたのに加え、新しく中国やオランダ、オーストラリアなど8ヶ国の出場が決まった...とありますがこれって前回と全く同じ顔触れではないかと思いますが。 その次の2013年大会からは出場国を増やすつもりらしいのですけど... まあでももしかしたら開催自体しないのではとも危ぶんでいただけに開催が決まった事だけは評価したいですが。

 大会の形式、開催国などはこの春に発表される予定だそうですが、主催者である大リーグ機構が中国への野球の普及(市場開拓)に力を入れているところを見ると、多分第2回の開催国は中国になるのではと予想しています。 そうなると日本はまたしても中国での”アウェー”の戦いを強いられる事になりますが。 今回のサッカー東アジア選手権を見ても大丈夫かなと言う思いはありますが、北京や上海とかならあそこまでは行かないと思いますけど。 それとアジアラウンドから二次リーグ、準決勝と決勝と言う前回の大会形式では韓国と3度も対戦するなどおかしな事ばかりだったのでその辺は改善するべきだと思います。 まあ”宿敵”韓国との3度の対戦で日本国内では盛り上がったのは事実ですが...


 ...以上です。